●代表作 ●「映画の理論」より69本 「カリガリ博士」より ●代表作 著書「映画の精神」1930年、 「視覚的人間 映画のドラマツルギー」1924年、 映画共同脚本「三文オペラ」G.W.パプスト 等 映画理論家、作家、詩学者、脚本家、映画監督、俳優 等で活躍したベラ・…
1.問題の所在 NHKが11月25日放送した「映像の世紀バタフライエフェクト 吉田茂 占領下のワンマン宰相」を観た。占領期に焦点を当て、内閣総理大臣吉田茂の統治を追ったものである。 テレビ番組にあまりそうしたことを言うのも詮無いことではあるが、多少この時期の日本史に関心を持つ人間として色々と疑問を抱く描写のある番組であった。細部はさておくとしても、占領期吉田政治最大のキーパーソンとして白洲次郎を描くというストーリーは、あまりにも現実離れしているのではないかと思わざるを得ない。 もちろん歴史の描き方というのは解釈が伴うため、そうした方法もあり得ないわけではない。ただし現時点で明らかになっている事実に基づいて描写を行う必要があろう。その中でも、一点わかりやすいエピソードについて看過し得ない描写が存在したので、本エントリーではそれを論じてみたい。サンフランシスコ平和条約の受諾演説が日本語で行われ
優先的に見る。実は二次情報が多いため、即時性はそこまで高くないことが多い。多くは1日から数日のラグがある。一次情報というと"BleepingComputer has learned" や404 Mediaの独自取材程度か。 正確性に関しては4としているが、全体的傾向として社会的記事についての正確性は高い一方、技術的記事に関しては誤った理解をもとに記事化されることがしばしばあるので、怪しいなと思ったら元情報源を見ながら読むようにしている。 狭義の「サイバーセキュリティ」に対する網羅性は高いが、周辺分野(サイバー政策、GRC、サイバー犯罪1等)に対する網羅性は実は高くない。とはいえ、スタートラインとしては優秀。まずはBleeping Computerからというよく聞く結論になる。 一般ニュースサイト(国際) 見出しへのリンク 即時性 正確性 網羅性 凝集性
2023年10月7日のイスラム組織ハマスの奇襲後、イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザへの攻撃を始め、これまでに4万人以上が死亡した。イスラエルが占領するヨルダン川西岸でも、軍は「対テロ作戦」と称してパレスチナ武装勢力を攻撃し市民が巻き添えに。ユダヤ人入植者によるパレスチナ人への暴力も急増している。約2000年前に世界に離散したユダヤ人は欧州で長い間迫害され、ナチス・ドイツのホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)で約600万人が殺害された。差別に苦しんできたユダヤ人が建国したイスラエルがなぜ暴力をいとわない国家になったのか。イスラエルが建国された1948年の政府や軍の公文書を分析したイスラエル人歴史家で、英エクセター大のイラン・パペ教授に話を聞いた。(共同通信ロンドン支局 伊東星華) ▽パレスチナ人が排除される論理。シオニズム運動とはなんですか ―イスラエルは、ユダヤ人の国家建設を目指すシオニズム
韓国のユン・ソンニョル大統領は12日発表した国民向けの談話の中で、「非常戒厳」の宣言を決断したことを正当化し「弾劾であれ捜査であれ、立ち向かう」と強調しました。 一方で与党の代表は、党として弾劾に賛成する必要があるという考えを示し、近く再び提出される弾劾を求める議案をめぐって与党の動向が焦点となっています。 韓国のユン・ソンニョル大統領は12日、午前9時半過ぎから国民向けの談話を発表しました。 この中でユン大統領は、国会などでのこれまでの野党の対応を批判し、「野党が国政をまひさせてきた。このような人々こそ、反国家勢力ではないか」と述べました。 そして野党側の動きなどを理由に今回「非常戒厳」の宣言を決断したと説明し「大統領の『非常戒厳』を宣言する権利の行使は司法審査の対象にならない統治行為だ」と正当化しました。 その上で「弾劾であれ、捜査であれ、私はこれに対して堂々と立ち向かう」と強調しまし
社会学者の打越正行(うちこし・まさゆき)さんが9日午後4時5分、急性骨髄性白血病のため死去した。45歳。広島県出身。告別式は15日正午から川崎市宮前区菅生4の17の2、宮前シティホールで。喪主は妻、申京姫(シン・キョンヒ)さん。 専門は沖縄、参与観察。首都大学東京(現東京都立大)で博士号を取得し、2020年から和光大で専任講師を務めた。 調査のために沖縄の暴走族のメンバーとなり、彼らが置かれた困難な状況を浮き彫りにした著書「ヤンキーと地元」が話題となった。共著に「地元を生きる」「<生活―文脈>理解のすすめ」など。
労働政策研究とEBPM 現在、JILPTでは定期的に厚生労働省と共同でEvidence-Based Policy-Making(略称EBPM)に関する勉強会を開いている。Evidenceとは客観的根拠、Policy-Makingは政策立案のことだから、EBPMとは客観的根拠にもとづく政策立案ということになる。政府全体でEBPMを推進するため「EBPM推進委員会」が開かれ、厚生労働省でも「厚生労働省のEBPM推進に関わる有識者検証会」を開いている。そうした時代の要請に応えて、JILPTもEBPMに貢献しようという話である。 そのようにいうと違和感をもつ読者がいるかもしれない。JILPTは、これまでも政策立案の根拠となる資料を厚生労働省に提供してきたからである。しかし、これまでJILPTが蓄積してきた政策研究と、EBPMのための政策研究は似て非なるところがある。どちらも客観的根拠にもとづく政策
恒例のエントリー。本稿では今年出版された書籍ではなく、前年の同エントリー以降に読んだ書籍の中から10冊を取り上げます。 以下、順不同で。 北尾早霧、砂川武貴、山田知明『定量的マクロ経済学と数値計算』 定量的マクロ経済学と数値計算 作者:北尾 早霧,砂川 武貴,山田 知明日本評論社Amazon 2024年6月刊。マクロ計量モデルによるシミュレーションを、主としてベルマン方程式と動的計画法により行う。前半は数値計算手法を整理し、後半はビューリー・モデル、世代重複モデル、NKモデル、クルセル・スミス・モデル等、実用的なテーマを取り上げる。コードは別途GitHubで提供されているが、主にJuliaとMATLABを使用。カリブレーションとコーディングに関する説明は最小限。 試みに、第3章の構造推定に関するモデル(シミュレーション部分は簡素化)と第6章の世代重複モデル(年齢構成一定)をRへ移植し動かし
元々何年も前から段階的に進んできていた被用者保険の拡大の話が、国民民主党の103万円の壁の話となぜか同期連動して106万円の壁がどうとかいう話になり、例によっていつもの3法則氏が法螺貝を吹き鳴らすという事態になっているようですが、もちろん、物事の分かっている人にはちゃんとわかっているように、この問題は、そもそも被用者保険(健康保険と厚生年金)は被用者、すなわち雇われて働いている人のための制度であり、地域保険(国民健康保険と国民年金)は被用者以外、すなわち自営業者やその家族等のための制度であるという制度の根本原則が、様々な経緯や政治的思惑のために捩じ曲げられ、ずれにずれまくってきてしまったことに、その最大の根源があるわけです。 どうかすると、社会保障のかなりの専門家ですら、パートタイマーは昔から適用除外だったと思い込んでいる向きもありますが、それは1980年の3課長内翰という「おてがみ」で導
はじめに最近、LLMへのRAGを用いた文書データの連携等を目的に海外を中心にOCRや文書画像解析技術に関連する新しいサービスが活発にリリースされています。 しかし、その多くは日本語をメインターゲットに開発されているわけではありません。日本語文書は、英数字に加えて、ひらがな、漢字、記号など数千種類の文字を識別する必要があったり、縦書きなど日本語ドキュメント特有のレイアウトに対処する必要があったりと日本語特有の難しさがあります。 ですが、今後、海外の開発者がこれらの課題に対処するため、日本のドキュメント画像解析に特化したものをリリースする可能性は低く、やはり自国の言語向けのサービスは自国のエンジニアが開発すべきだと筆者は考えています。 もちろん、Azure Document Intelligenceをはじめとした、クラウドサービスのドキュメント解析サービスはありますが、クラウドを利用できないユ
国民党の手取増・壁除去を巡る政策論議は、ますますコレジャナイものになってきた。地方税収が心配だと言って、単一税率の住民税を分離したら、ますます低所得への分配が不利になってしまう。そもそも、所得控除の引き上げでは、手取増は偏るし、壁除去には無意味だ。明確な代案が描けないから、間抜けな政策と批判することさえできていない。国民がかわいそうになってくるよ。 ……… 壁除去は、11/15に書いたように、1万円から負担を課すか、100万円を超えた1万円から課すかしかない。最低限の生計費を奪うわけにいかないから、道は後者だけだ。つまり、社会保険料に所得控除を創設するか、その代わりに給付をして相殺するかになる。こうしたやり方なら、低所得者の手取りを厚くできるし、財源も1.1兆円程で済むから、地方財政を損なって、給食無償化などの分配ができなくなるなんて話にはならない。 専業主婦攻撃もひどい。保険料免除の3号
はじめに エンジニアの皆さん、日々のお仕事や勉強お疲れ様です。 続けていると、スキルレベルや経験の差などで他人と自分を比較してしまうことは良くありますよね。 そんな時に「他者と比較するよりも昨日の自分と比較する」というのは有効なアプローチだと思います。 しかし、「それが大事なのは頭ではわかった、それでもついつい他人と比較してしまうんです」という方も少なくはないでしょう。 私も腐るほどこのテーマで悩みました(現在進行形かもしれない) こちらは、その「他者比較」に関して心理学的理論も交えながら、対処法を考えていくための記事です。 エンジニアのメンタルリスク エンジニアのメンタルヘルスは一般職の3倍と言われるほど、ハイリスクです。パーソルのリサーチによれば、ITエンジニアのキャリア不安には、他の職種に比べて「スキルの陳腐化」や「新しい技術を習得しなければならないというプレッシャー」が非常に多いこ
ご安全に。本日の溶接工あるあるは「公園で遊具の溶接欠陥を見つけたことを子供に自慢して白けさせがち」です。 退職してきた。 元はと言えば工業高校から某大手の本工から紆余曲折もあって中堅企業で電気屋として働くことになって10年以上たつ。しまいには班を抱えるに至ってた。何がMTGだ何が会議だ何がメンタルケアだKYやれKY。そんなんだからいつまで経っても・・・・・・・てな感じで、特に中間管理職としての不満があったわけではない。妻の実家の都合なので。次も溶接の仕事をするのかは全くの未定だから闇バイトを始めるかもしれない。特に、UTやMTを日常的に通さなければいけないタイプの電気屋は、つまるところ検査屋というイタコが啓示してくれる瞑想をやっているようなものだから、精神依存性がある。だからなのか電気屋やめた途端にメンブレする人は結構いる。これは、そもそも病的な傾向があったところに、今までは溶接が治療的に
週刊金曜日最新号、朴裕河現象を非難する『「慰安婦」問題の現在』の著者の一人、能川元一氏 @nogawam の訃報を掲載 朴裕河氏 @parkyuha の無罪判決については最期までコメントせず 享年58歳。Xの投稿が4/25で投稿が止まっていたから、予想はしていたが、6月に亡くなって11月まで表に出ないとは… https://t.co/PLFmYab1de pic.twitter.com/uKcHl3FHv4— tokyo111 (@tokyo11116) November 2, 2024 週刊金曜日11/1 編集長後記「哲学者で大学の非常勤講師の能川元一さんが6月に亡くなっていたことが最近わかった。享年58歳、心不全だった」 おれと同い年。そりゃそうだ。西宮市立平木中学校1年の時の同級生。@syukan_kinyobi #能川元一https://t.co/5CHIzyktEA@nogawa
国立西洋美術館長などを歴任し、美術の魅力を広く世に伝えた、美術史家・美術評論家で東京大名誉教授、文化勲章受章者の高階秀爾(たかしな・しゅうじ)さんが17日、心不全で死去した。92歳だった。葬儀は家族…
こんにちは。コグラフ株式会社データアナリティクス事業部の塩見です。 私は「カイ二乗検定」に対して、当初は納得できない部分がありました。やりたいことに対して、必要以上に複雑な手法のように感じたからです。同じような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。この記事では、私が「カイ二乗検定」を理解し納得するまでの過程をお伝えします。 結論から言いますと、一度頻度論を離れてベイズ統計の視点で考えてみたところ、実は非常に単純なことを行っていると気づきました。その後、カイ二乗検定を再び考え直すと、すんなり理解できたというお話です。 カイ二乗検定の手順まず、サイコロを何度も投げ、出た目の回数(実測値)を記録します。偏りのないサイコロでは、全ての目が均等に出るはずです。この理論的な回数を理論値と呼びます。 次に、実測値と理論値の差を計算し、その差を二乗してから理論値で割ります。この計算結果を「ズレ」と呼びま
鈴木謙次様。 ご著作『ある日本共産党地区委員長の日記(一九七七年〜一九八四年)』をご恵投いただきありがとうございました。私は鈴木さんには一度もお会いしたことはなく、この贈呈を通じてが初めての連絡であり、鈴木さんに、よほどの思いがあったのではないかと推察します。 ある日本共産党地区委員長の日記(一九七七年~一九八四年) 作者:鈴木謙次 あけび書房 Amazon そして、大変興味深く読ませていただきました。 というのも共産党参院議員渡辺武の妻で、自身も地域の有力な党員だった渡辺泰子の自伝『息子たちへ : 母の生きた八十八年』(本の泉社)や、福岡の活動家・地方議員であった吉田鹿雄の自伝メモなどを読んで、共産党員としての人生や活動を自由にふりかえった書籍には魅力があると感じていたからです。 息子たちへ 上: 母の生きた八十八年 作者:渡辺 泰子 本の泉社 Amazon 一つは、公式記録の生硬さでは
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