中国の春節(旧正月、今年は2月5日)連休期間はおつきあい、スポーツ、充電のためのよい機会だと考える人は多い。SNSの微信(WeChat)は10日、2019年春節データ報告を発表した。 同データによると、大晦日にあたる4日から9日までの間に、スポーツアプリ・微信運動を利用するユーザーは合計9億6300万歩歩き、前年同期比50%増加した。1歩あたり平均50センチメートルとして計算すると、全体で地球を1周したことになり、1万歩以上歩いた人は1億3千万人いた。正月初日の国民の運動量は二極化している。1万歩以上歩いた人は最多となった一方で、100歩も歩かなかったという人も一番多く、このうち80後(1980年代生まれ)と90後(1990年代生まれ)が60.7%を占め、国慶節(建国記念日、10月1日)の連休の56%を上回った。「100歩も歩かない組」は春節には国慶節より徹底して家から出なかったことになる