廃棄予定の化粧品を絵の具に 障害のある作家を支援、作品をレンタルして社内に展示 日本ロレアル(新宿区)<都の企業とSDGs>
国内のチョコレート菓子メーカーが、児童労働問題の解決に取り組んでいる。有楽製菓(東京)は、幅広い年代に人気の主力商品「ブラックサンダー」に用いるすべてのカカオ原料を児童労働に頼らないものに切り替えた。一個三十五円のチョコバーに「食べる人だけでなく作る人も笑顔にしたい」との思いを込める。 (川合道子) ブラックサンダーのパッケージには、カカオ豆を挟んで二つの笑顔のイラストが添えられている。有楽製菓が取り組む「スマイルカカオプロジェクト」のロゴマーク。「一つは日本、もう一つはアフリカのガーナの子の笑顔を表しています」と河合辰信社長(40)は説明する。 同社は二〇二〇年三月、国内の大手メーカーに先駆け、二五年までにすべての自社商品に使うカカオ原料を児童労働に頼らないものに変更すると発表した。まずは売り上げの多くを占めるブラックサンダーの改善を進め、昨年九月中旬の生産分から、すべての原料を切り替え
4月28日から公開(C)2023 FANTASIA本日3月17日は「みんなで考えるSDGsの日」。2015年に国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)が目指す持続可能な社会の実現のために、映画の撮影現場でも環境保護の取り組みが行われている。名匠・阪本順治監督の最新作「せかいのおきく」の撮影現場でも、江戸の循環型社会が描かれる本作の物語と同様に、環境に配慮した取り組みが行われた。 黒木華が主演を務める本作は、声を失った武家の娘・おきく(黒木)と雨宿りで出会った中次(寛一郎)、下肥買いの矢亮(池松壮亮)の青春物語。人間と自然が共生し、経済として成り立っていた江戸の循環型社会を描いていることも本作の特徴だ。 江戸では資源が少なく、衣食住のすべてが貴重なものだという考えが浸透しており、例えば、料理で使う鍋や食器は、割れたり穴が開けば焼き接ぎでくっつけるなど修理して使い続けていた。紙屑買いが集
「味が段ボールw」「まずい」スタバに続きマクドナルドでも始まったアレが苦手な人続出!?ドトール、タリーズ、ミスド、コメダを「積極的に使おう!」に共感の声多数のワケ こんにちは。 三度の飯よりお菓子が好きな、DJ無音とMC無言です。 スターバックスに続き、マクドナルドでも提供されるようになった紙製のストロー。SDGsを掲げた取り組みの一環として、世界的に進められている流れですが、「水に弱い」という紙製ゆえのデメリットがあり、ストローの材質としてそもそも適さないのではないかという声も多く「すぐにふにゃふにゃになる」「飲み物の味が変わる」といった不満が、SNSなどでたびたび聞かれるようになりました。 さらには「なぜストローのみで、容器はプラスチックのままなのか」といった声も上がっており、ストローだけ紙が採用された点についてスケープゴートにされたのではないかといった疑問の声も上がっているようです。
私たちの生活に欠かせない理美容室。地球環境に配慮しようと、シャンプーの量り売りや、再生可能エネルギー由来の電力への切り替えなどを進める店が出てきた。持続可能な開発目標(SDGs)への意識が高まる中、業界全体で取り組みが広がりつつある。 (熊崎未奈) 東京・表参道の美容サロン「ロンド表参道店」。受付の近くに、飲み物のサーバーのような機器がある。注ぎ口にボトルをセットし、取っ手を押すと、シャンプーが出てきた。 国内外に四十三店舗を展開するロンドでは、二〇二〇年夏から一部サロンでオリジナルシャンプーの量り売りを始めた。客はボトルを持参し、好きな量を注ぐ。価格は一ミリリットル当たり七円(税抜き)で、これまでに約三百リットルを販売。三百ミリリットルのボトル入り自社製品に換算すると、千本のボトルを削減したことになる。
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