いじめ・自殺撲滅へ 国民運動を始めましょう! いじめ・自殺防止国民運動本部/NPO法人「再チャレンジ東京」 理事長/事務局長 平林 朋紀 子供たちの「いじめ・自殺」問題はとても深刻な状況にあります。もう、ほうっておけないレベルにきているのです。昨年文科省は、2018年度のいじめ認知件数が全国で54万件に上ると発表しています。しかし、これは文字通り認知した件数で、私たちの調べたところでは「いじめ」に遭遇している子供たちは4人に1人の25%に及んでいます。 さらに、わたくしたちの行っているいじめ・自殺防止作文コンクールでは160件の応募がありました。この中で「いじめ」を自殺に結び付けて書いてある作文が65例(全体の40.6%)もありました。このままでは日本の全国民が防止・撲滅に取り組まなければ、大変な事態を引き起こすでしょう。東京都の調査では、10代から30代の死亡率のトップは自殺です。 私た