10月25日より、無料も含めると5万冊以上の品揃え、ホールセールでのディスカウント価格や自費出版サービスKDP(Kindle Direct Publishing)の同時スタートでサービスを開始したアマゾンのKindle。11月19日には電子書籍専用端末のKindle Paperwhiteが発売され、さらに15日には音楽配信サービス「アマゾン クラウド プレーヤー」もスタートするなど、立て続けに新しいサービスを市場投入している。 【画像あり】元記事はこちら そんなアマゾンが最も大切にしているのは「顧客第一」というポリシー。ユーザーからするとありがたい話ではあるが、出版社や既存の流通にとって、それをどう捉えるべきか意見が分かれるところ。例えば、「日本の多様な出版文化を支えてきたのは、中小の出版社や印刷会社である」といった主張もあれば、「紙の書籍はデジタル版よりも低い印税設定だが、それによっ