長野県警上田署は7日、同県上田市の北陸新幹線で5日に走行中の車両にはねられて死亡したのは同市の男性(34)と発表した。同署は男性が撮影目的で線路に侵入し、ひかれた可能性があるとみている。 5日午後10時20分ごろ、上田市小牧を走行中の北陸新幹線「かがやき」(東京発金沢行き)が佐久平-上田間で異音を…
大阪府吹田市が、一般公開を前提にJR西日本から無償で譲り受けた初代新幹線「0系」先頭車両を、ほぼ非公開のまま約7年にわたり放置していることが21日、分かった。明確な公開計画を立てないまま譲渡を受け、結果的に持て余したとみられる。車両は、最後まで運行した3編成のうちの1つで、歴史的価値が高いが、長期間、屋外に置かれ、一部劣化も見られる。 【地図で見る】主な0系新幹線の展示場所 ■移送を報道公開、アピールになる? 吹田市によると、車両は平成20年12月の最終運行を終え、翌年にJR西から譲渡された。博多総合車両所(福岡県)から約2700万円かけ、JR吹田操車場跡地に運び込んだ。吹田市は移送の様子を報道公開するなど大々的に宣伝し、跡地の再開発に合わせて、鉄道博物館を建設し一般公開すると明らかにしていた。 だが、跡地の整備は構想段階で、明確な鉄道博物館の建設計画はなく、その後に市長が交代するなど
JR東海が4月16日、超電導リニアの高速域走行試験で590km/hの有人走行を行ったと発表しました。これは超電導リニアではもちろん、有人走行で世界の鉄道史上最速の記録になります。 超電導リニアが世界一の記録を更新 2015年4月16日(木)の午前、JR東海は山梨リニア実験線で高速域走行試験を実施。590km/hで有人走行したと発表しました。 15mという長い「鼻」が特徴的のL0系(画像:JR東海)。 これまで超電導リニアの速度記録は、2003年に山梨リニア実験線で「MLX01」が達成した581km/hで、それが有人走行で世界の鉄道史上最速の記録でもありました。 今回、山梨リニア実験線で超電導リニア「L0系」がそれを更新、590km/hを達成したということは、超電導リニアで史上最速であるのはもちろん、有人走行で世界の鉄道史上最速の記録を更新したことを意味します。 JR東海によるとこの高速域走
2014年9月10日(水)、JR北海道は新型特急車両キハ285系の開発を中止すると発表しました。なぜそうなってしまったのか、その大きな理由としてキハ285系が「高性能すぎる新型車両」なことが挙げられます。 鉄道車両には、カーブで車体を内側に傾けることで遠心力を軽減し、乗り心地を落とすことなく高速でカーブを通過可能にする装置があります。ごく簡単に表すなら、車体を傾けてカーブを曲がるバイクがイメージに近いでしょうか。 そのように鉄道で車体を傾斜させるシステムには「振り子装置」と「車体傾斜装置」という2種類のシステムがあり、車体の傾斜が可能な車両は、そのどちらかを搭載しています。 この「車体を傾けること」において新型のキハ285系は非常に意欲的な車両で、世界で初めて「振り子装置」と「車体傾斜装置」の両方を搭載。その「複合車体傾斜システム」によって車体をより多く傾斜できるようになり、さらに高
24日に予定される日米首脳会談において、日本の超電導リニア新幹線の米国への技術導入で合意することで、日米両政府が最終調整に入ったことが12日、分かった。対象となっている区間は、ワシントン−ボルティモア間(約66キロ)。政府関係者が明らかにした。 首脳会談で安倍晋三首相は、リニア受注を実現するために、リニア技術は無償提供することを表明する。JR東海も政府と足並みをそろえている。 技術提供の場合、「ライセンス料」を受け取るのが一般的だが、短期的な資金回収よりも、リニア新幹線を米に確実に売り込むことを優先する。無償提供であっても、車両や部品の量産効果に伴うコスト削減、世界的な知名度の高まりによる販路開拓で、十分に利益を得られると見込んでいる。 首相は首脳会談で、ワシントン−ボルティモア間だけでなく、新たにワシントン−ニューヨーク間(約360キロ)にもリニア新幹線を採用するよう打診する。
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JR北海道の経営幹部と4労働組合が、安全運行の確保に向けて一堂に会して議論する合同会議の初会合が20日、札幌市の本社で開かれた。 会議では労組側から「データ改ざんは国鉄時代から行われていた」とする発言も出て、企業体質の改善が容易でないことが浮き彫りにされた。野島誠社長は、今後も3か月に1回程度で合同会議を開くことを提案し、「(労組側の)意見を会社の施策に反映させて安全な鉄道を作っていきたい」と語った。 会社側と4労組が安全問題について、意見を交わすのは同社発足以来初めて。トラブルが収束しない一因には、JR北には労組が複数あることで、社内の意思疎通が十分図れていないとの指摘がある。 4労組は、JR総連系の北海道旅客鉄道労働組合(JR北海道労組、約6000人)、JR連合系のJR北海道労働組合(JR北労組、約550人)、国鉄労働組合北海道本部(国労、約130人)、全日本建設交運一般労働組合北海道
こんにちは、ロプロス(@ropross)です。 ずいぶん間が空いてしまいましたが、9月の道南鉄道旅行記の続きです。 まもなく見学終了となる竜飛海底駅(11月10日で終了しました)を訪れたのに続いて、翌日は江差へ向かうローカル線、江差線に乗ってきました。 江差線は五稜郭駅から江差駅の間を走る全長79.9Kmの路線ですが、来年(2014年)5月12日に木古内-江差間の約42kmの区間が廃止されることが決定しています。 私の住んでいる旭川から道南は遠く、今回の旅行を逃すともう乗る機会はないかもしれないので、函館から江差を日帰りで往復することにしました。 今回はJRの普通・快速列車が7日間連続で乗り放題となる「北海道&東日本パス」を使った旅行だったので、江差線を走る普通列車にももちろん乗ることができます。 江差線の旅のスタートはここ函館駅から。 ホームに向かうと、江差行きのディーゼル車、キハ40が
車両出火やレール異常放置などが相次ぐJR北海道が8日発表した2013年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比3・7%増の882億円、最終利益は77・8%増の105億円と増収増益となった。連結決算の発表を始めた2000年度以降、いずれも過去最高。 本業の鉄道運輸収入が運休や災害による輸送障害で2億円減の340億円になったが、昨年末以来の円安で経営安定基金の運用益が前年同期比で62億円増の182億円となったことが影響した。 14年3月期の最終利益の連結業績予想は当初50億円としていたが、60億円に上方修正した。 決算発表に当たり、体調不良で入院中の野島誠社長は「冬の安全・安定輸送を確保するため、安全性の向上に必要な対策を早急に講じる」との談話を発表した。
JR四国では、予土線の利用促進を図るために、沿線地域との連携により各種取り組みを実施してまいりましたが、予土線の全線開通40周年並びに宇和島~近永間開通100周年に合わせて、既存気動車を改造した観光列車を運行することとなりました。車両外観は0系新幹線をイメージした鉄道に親しみを感じていただけるデザインとし、車内にショーケースを設置し、鉄道模型を展示する予定です。
JR北海道が、今月19日に函館線で起きた脱線事故の現場のレールを、事故が起きるまで補修せずに放置していた問題で、22日夜、JR北海道の野島誠社長が記者会見し、レールの幅や高低差などが社内の基準に収まらずに、補修されていなかった不具合が合わせて97か所で見つかったことを明らかにしました。 この問題は、JR北海道が、今月19日に函館線で起きた貨物列車の脱線事故の現場付近を含む9か所で、レールの幅が社内の基準を上回る値だったにもかかわらず、補修を行わずに放置し続けていたものです。 これに関してJR北海道は、先ほど午後6時から野島誠社長らが会見を開きました。 それによりますと、国土交通省の指示を受けて緊急の点検を行った結果、レールの幅や左右のレールの高低差などで、これまでに社内の基準を上回る不具合が確認されたのが、特急列車が走る本線で49か所、それ以外の、使用頻度が比較的少ない「副本線」で48か所
19日、北海道七飯町のJR函館線で貨物列車が脱線した事故でJR北海道はおよそ1年前の定期検査で現場付近のレールの幅が社内の基準を超えて広がっていたにもかかわらず、脱線事故が起きるまで補修せず放置し続けていたことを明らかにしました。 JR北海道は事故の原因となった可能性が否定できないとして詳しい経緯を調べています。 今回の脱線事故を受けてJR北海道は21日会見し、去年10月に行われた定期検査で脱線現場付近のレールの幅が通常のレール幅より20ミリ広がっていたほか、ことし6月の検査でも25ミリとさらに広がり、いずれも社内の基準を上回る値だったことを明らかにしました。 社内の規程では基準を超えた場合15日以内に補修することになっていますが、担当する保線所は補修を行わず、およそ1年間にわたって放置し続けていたということです。 この保線所では脱線事故の前日の巡回でも「異常なし」と報告していたということ
今月初め、JR北海道で、特急列車に設置してあるATS=自動列車停止装置が壊れているのが見つかり、調査の結果、列車の運転士が自分の操作ミスを隠すためにハンマーでたたいて壊したことが分かりました。JRは、この運転士の処分を検討しています。 JR北海道によりますと、今月7日、札幌発上野行きの寝台特急「北斗星」の車両に設置してあるATS=自動列車停止装置の2つが壊れているのが、途中の車両基地での点検で見つかりました。 この装置は、線路と車両に取り付け、スピードの出し過ぎなどを防ぐもので、このうち、車両には複数設置してあり、ほかの装置に異常がなかったため、北斗星はおよそ200人の客を乗せて、上野まで運行したということです。 しかし、その後、JRが調べたところ、今月11日になって、札幌市手稲区のJRの運転所で、この列車の32歳の男性運転士がATSをハンマーでたたいたり、蹴ったりして壊していたことを認め
東京モノレールは9月10日、新型車両の10000形を2014年7月に導入すると発表した。同社が新型車両を導入するのは1997年に導入された2000形以来、17年ぶり。 東京モノレールは現在、1989年から1996年にかけて導入した1000形96両(6両編成16本)と、1997年から2002年にかけて導入した2000形24両(6両編成4本)で列車を運転している。このうち1000形の老朽化が進んでいることから、置き換え用として10000形を導入することになった。 10000形は2000形をベースとし、「スマートモノレール」をコンセプトに新たに設計した。編成構成は2000形と同じモーター付き4両、モーターなし2両の合計6両。最大寸法も2000形と同じで、先頭車は長さ1万6400mm、幅3038mm、高さ4362mm、中間車は1万5200mm、幅3038mm、高さ4362mmとする。また、モノレー
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