ヨルダン・アンマンの首相府前でモアズ・カサスベ中尉の写真を手に、サジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を要求する同中尉の親族ら(2015年1月27日撮影)。(c)AFP/KHALIL MAZRAAWI 【2月4日 AFP】(写真追加)イスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」は3日、拘束中のヨルダン軍パイロットを生きたまま火をつけて殺害したとする動画を公開した。同組織による外国人人質の殺害の中でも、最も残虐な「処刑」を世界に見せ付けた形となった。 高度に編集されインターネット上に公開された約22分間の動画には、昨年12月に拘束されたモアズ・カサスベ(Maaz al-Kassasbeh)中尉(26)とされる男性が、金属製のおりの中で炎に飲み込まれる様子が映っている。 ヨルダン政府は、動画の信ぴょう性については確認中だとしながらも、カサスベ中尉の死亡