て、わた し発行人と詩 日本の詩と世界の詩を紹介する雑誌 て、わた しの発行人が、現代の詩・詩に関連するもろもろを紹介していきます ブログネタ:最近読んだ本の話! に参加中! あの悲しい童謡、ドナドナの作詞者だと考えられていた人がいます。 ユダヤ人の詩人、イツハク・カツェルネソン。 彼はホロコーストで殺された詩人です。 『滅ぼされたユダヤの民の歌 』はその虐殺の中で書かれた詩集です。 ポーランドの首都ワルシャワで、ユダヤ人がナチスに対して戦いを挑み、壊滅した<あと、ナチスに捕らえられた彼がアウシュヴィッツで殺されるまでの間に書かれました。 この900行の詩はナチスに追い込まれたワルシャワのユダヤ人が、飢えと強制収容所への移送で追い込まれ、滅ぼされるさまを描いた叙事詩です。 叙事詩という形は無理に言えば時代遅れの文学です。 アキレスやヘクトル、オデュッセイアのような英雄が歌われなくなったあと