建築界のノーベル賞とされるプリツカー建築賞を昨年、アフリカ出身で初めて受けたディエベド・フランシス・ケレさん(58)が今秋に世界文化賞を受け、来日した。貧困や環境といった難題に伝統と先端技術を使いな…

私たちの身近にある砂は、もはや貴重な「資源」になった。コンクリートや半導体は砂なしでは作れないため、世界中で「争奪戦」が起きている。特に経済発展が目覚ましいアフリカでは、ビル建設に必要な砂への需要も大きい。新刊『砂戦争』から、砂をめぐるアフリカでの壮絶な争いついて、一部編集のうえ紹介したい。 アフリカで勃発した「砂紛争」 驚異的な人口増加が続き、都市化が進むアフリカでも、砂資源をめぐって事件が起きている。 ケーブルテレビの「ディスカバリー・チャンネル」で、サバイバルの専門家エド・スタフォードの「秘境ハンター」を観ていた。人工衛星の画像から、地上の得体のしれない地形や物体を見つけて現場を探検するという設定だ。その番組は南部アフリカのザンビア西部の草原に点在する連なった丸い大きな穴が目標だった。まるで培養器の培地の上で増殖した細菌のように見える。 私はかつてザンビアに住んでいたことがあるので、
小学校の教室。風が抜け,天井に熱気がこもらないデザインのおかげで,夏でも涼しく学ぶことができる。 photo by Siméon Douchoud 西アフリカの国,ブルキナファソ。首都ワガドゥグーから南へ200km離れた場所に,人口3,000人のガンド村がある。この村の小学校の外観で特徴的なのは大きな屋根である。地元の職人が鉄筋をのこぎりで切断して溶接し,トラスを組み立てて鋼板の屋根を載せた。トラスの下には泥レンガを積んでつくった3つの教室が並び,その間には半屋内の空間がある。鋼板の屋根は教室内や廊下に影をつくり涼しく保つ。トラスは下部の教室と上部の屋根との間に空隙を生み,熱気を逃がす役割を果たしている。このトラス部分をジャングルジムにして遊ぶ子どもたちもいる。 建築家のディエベド・フランシス・ケレは1965年にこの村で生まれた。村には小学校がなく,両親は7歳のケレを13km離れた街の小学
「天平(てんぴょう)回帰」を掲げる世界遺産・興福寺(奈良市)で、中心となる中金堂(ちゅうこんどう)が江戸時代の焼失後約300年ぶりに再建され、10月7日から落慶(らっけい)法要が営まれる。奈良時代に時の権力者、藤原不比等(ふひと)が創建した巨大な木造建造物。再建に向けては巨木の大量確保という難題に直面したが、国産材にとらわれず、外国産材を調達することで創建当初の姿によみがえった。(岩口利一) 興福寺には3つの金堂があり、中心建物の中金堂は平氏の焼き討ちや火災で7回も焼失。その度に再建されてきたが、享保2(1717)年の焼失後は姿を消し、仮堂のままだった。 再建された中金堂は、幅約37メートル、奥行き約23メートル、高さ約21メートルで、創建時と同規模。多川俊映貫首(かんす)は平成2年ごろから再建を目指し、伝統的建造物の復元などを手掛ける「瀧川寺社建築」(奈良県桜井市)に相談した。しかし、問
鉄道なんて全く分からない身でも「どうしてこうなった」と突っ込みたいところあり。エチオピア政府の仕事が杜撰なのか、それとも中国企業が手を抜いてるのか……。とりあえず開業したものの、未だに駅のホームは工事中。そう、きっとまだ工事が終わってないだけですよね。 こんにちは、自転車世界一周の周藤卓也@チャリダーマンです。インドネシアの新幹線受注をめぐって、日本と中国が熱い火花を散らしました。結局は中国に軍配が上がりましたが、それで本当に良かったのでしょうか。少なくともエチオピアで開業した路面電車は、それ相応のクオリティしか感じませんでした。 アディスアベバの地図。 ◆エチオピアとは エチオピアには特有の暦があって、西暦でいう2015年9月12日から、2008年が始まっています。棒人間が踊っているようなゲエズ文字も独特。飢餓というニュースのイメージとは一転、緑が豊かな国でもありました。道路上では牛、羊
その先は別世界…青と白で彩られたモロッコの街「シャウエン」 モロッコの街シャウエンの旧市街(メディナ)に足を踏み入れると、青と白の生活空間が目に飛び込んできます。 すぐ北にあるジブラルタル海峡を超えればスペインという位置にあり、様々な民族による移住、支配が繰り返されてきた歴史を持ちます。 かつてある民族により街が白に染められ、その後、別の民族によって青に染められたと言う、現実離れした街並みをご覧ください。 ベルベル人によって開拓されたのが街の始まりで、レコンキスタ(国土回復運動)が盛んだった時代に、スペインを追われたユダヤ教徒やイスラム教徒がこの地に住み着き、街を再建しました。その時にユダヤの装飾である青に染められたと言います。 大半のユダヤ教徒はイスラエル建国時にイスラエルへ移住していきました。ちなみにイスラエルの国旗のデザインは白地に青。 かつてフランスの保護領だったモロッコはフランス
泥で出来た世界最大の建物…マリの世界遺産ジェンネ 西アフリカに位置するマリ共和国・ジェンネには、「泥のモスク」と呼ばれる世界最大の泥の建造物があります。 ジェンネ旧市街の全域が泥塗りの建物で出来ており、1988年にユネスコの世界遺産に登録されています。 世界で最も珍しいと言われる巨大建造物をご覧ください。 「泥のモスク」は1280年ごろに、イスラムに改宗したジェンネ王コワ・コアンボロが宮殿を壊し、跡地に壮麗なモスクを建てたのが起源だそうです。(泥のモスク - Wikipedia) その後、1819年にジェンネがセク・アマドゥのマシナ帝国に屈した際に取り壊され、フランス植民地時代の1907年のときに、現在の大モスクとして再現されたそうです。 1893と記述されているので、おそらく再建前の写真と思われます。 泥の建物に埋め尽くされたジェンネ旧市街。その中でも「泥のモスク」の巨大さは異彩を放って
Canadian practice RUFproject have completed a football training centre in Soweto, South Africa, with wooden louvres wrapping the upper parts of the structure. Designed in conjunction with Nike Global Football Brand Design, the exterior walls of the rectangular building are rendered in local sandstone. The upper part of the building overhangs the lower, providing shaded areas for players between ma
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