【読売新聞】 約60年前に水俣病の原因がチッソ水俣工場が流した廃液であることを究明した実験小屋「ネコ実験の小屋」の修復作業が、25日から始まった。熊本県水俣市の「水俣病歴史考証館」に保存、展示されているもので、ネコを使った実験に関す
熊本県天草市の滝周辺で水遊びをしていた高校生など合わせて46人が、20日までに相次いでおう吐や下痢などの症状を訴えていたことがわかりました。症状はいずれも軽いということですが、県は川の水を原因とする感染症の疑いがあるとして、注意を呼びかけています。 熊本県によりますと、今月13日、天草市天草町下田北にある「轟の滝」の周辺で水遊びをした高校生7人が、その後相次いでおう吐や下痢の症状を訴え、医療機関を受診したということです。 また、周辺の医療機関では、20日午前の時点で、この7人以外にも滝周辺を訪れたという39人が同じような症状を訴えているということです。 46人はいずれも症状は軽いということですが、県は川の水を原因とする感染症の疑いがあるとして、滝の近くに看板を設置し、遊泳などを控えるよう注意を呼びかけています。 また、19日から滝周辺の水質検査を行うなどして、原因の特定を急いでいます。
Published 2024/05/07 21:48 (JST) Updated 2024/05/07 23:39 (JST) 水俣病の被害者側と伊藤信太郎環境相の懇談の場で被害者側の発言が制止された問題で、環境省は7日、団体側の発言中に持ち時間の3分を経過したため、発言者2人のマイクの音を切ったと認めた。水俣病対策を担当する特殊疾病対策室長が8日に被害者側に謝罪する方針を明らかにした。伊藤環境相から謝罪の指示があったという。 林芳正官房長官は7日の記者会見で「関係者の意見を丁寧に聞く重要な機会に、不快な気持ちにさせてしまい適切だったとは言えない」とした。 懇談の司会を担当した木内哲平室長は7日、記者団に対し、マイクの運用について事前にアナウンスする予定だったが「読み飛ばした」と説明。発言中に音を切る行為は「不信感を与え、不適切だった」と述べた。今後の懇談については「円滑な運営を検討する」
戦時中、国立ハンセン病療養所・菊池恵楓園(熊本県合志市)の入所者に対し、陸軍が「虹波」(こうは)と名付けた薬剤を投与する人体実験を行い、9人が死亡したことを示す文書群を、同園が初めて開示した。同園での人体実験で死者が出ていたことは知られているが、1次資料の全容が明らかになったのは初めて。死者や重体患者が相次いでも軍嘱託の医学者たちが投与を続けたことが記されており、専門家は「当時の医学倫理に照らしても残酷な人体実験で、文書群を検証すべき」と話している。 京都新聞社と熊本日日新聞社が情報公開請求した。虹波は写真の増感材として開発された感光色素を合成した薬剤。防衛研究所戦史研究センター(東京都)所蔵の旧陸軍資料によると、虹波の研究目的は「戦闘に必要なる人体諸機能の増進」「極寒地作戦における耐寒機能向上」などとされている。実験は機密軍事研究の一環だった。 今回開示された恵楓園の虹波関係簿冊は25点
6月30日に小学館から出版された『赤ちゃんポストの真実』を巡っては、数ヶ月間ゴタゴタしました。 きっかけは4月に著者から送られてきた手紙です。 6月に本を出版する旨の内容が書いてありました。 「こうのとりのゆりかご」関連の本は過去に何冊か出版されましたが、通常は事前に企画が説明され、取材や原稿チェックが重ねられた上に出来上がるものです。 今回はそのような過程もないまま、いきなりの出版通知でした。 しかもタイトルが『赤ちゃんポストの真実』という究極本を示唆するものだったため驚きました。 そしてムッとしました。 赤ちゃんの遺棄や殺人を防止する目的でスタートした「こうのとりのゆりかご」(俗称:赤ちゃんポスト)の世界は未だに分からないことばかりで、個人的には一生理解が及ばず結論も出せないだろうと思っています。 そもそも赤ちゃんの遺棄・殺人の防止は、古今東西、多くの人が試行錯誤を重ねてきたテーマです
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赤ちゃんポストを運用している熊本市の慈恵病院で相談員のみに身元を明かし病院で匿名で出産できる「内密出産」が行われた可能性があることがわかった。 国内初のケースとみられる。 慈恵病院は3年前、危険な孤立出産を減らすため相談員1人だけに身元を明かし匿名で出産ができる内密出産を導入した。 関係者によると今回、内密出産の可能性があるのは、西日本に住む10代の女性で名前や住所など個人情報を明かさないまま12月、仮名で出産したという。 その後、病院は赤ちゃんのために産みの親の情報を残してほしいと説得を続け、女性は病院の相談員1人だけに名前などの個人情報を明かした。 身元が確認できる書類は病院が保管し、子どもが一定の年齢になれば閲覧することができる。 一方、病院は母親と連絡を取り続け、赤ちゃんをどうするのか今後の選択肢を一緒に考えていくとしている。 ドイツで法制化されている内密出産は日本では前例がなく国
「職員がマスクをしない」方針の熊本市西区にある保育園で大規模なクラスターが発生し5日までに園児や職員など合わせて79人の感染が確認されています。保育園に、マスクの着用を何度も要望してきたという保護者の声を聞きました。 相次ぐ子供の新型コロナウイルス感染。熊本市によりますと、未就学児から高校生の感染者は第4波では1日最大6人でしたが第5波は42人と7倍に急増しています。5日までに園児65人、職員など14人の感染が確認されている西区の城山保育園では驚きの実態が…。 【島 征吾記者リポート】 「城山保育園では口元が見えないと子供の発育に影響があるとして職員はマスクをしていなかったということです」 この園に通う子供が感染した保護者の声です。 【保護者の声】 「職員がマスクをしておらず、去年から、保育園に何度も要望し市の担当課にも相談した」 去年8月、市の口頭指導を受けた保育園から保護者全員にメール
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「もしこれで有罪になってしまうと大変なことになります」 通称赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)の運営でも全国的に知られる慈恵病院(熊本市西区)の蓮田健院長(産婦人科医)が、とある裁判後の会見で強い危機感を示した。 慈恵病院では24時間のSOS相談事業などを通じて毎年6~7000件の妊娠・出産相談を受けており、相談は全国の女性やその関係者から寄せられるという。 「今回の判決は無罪でないと困ります」 「(有罪判決が逆に)犯罪を誘発してしまう可能性を心配しています」 「今回有罪になったら、私たちも(電話相談などの)対応をガラッと変えないといけないので」 会見でのこうした言葉とともに、蓮田院長が大きな懸念を示したその裁判を、私も傍聴していた。 熊本地裁 2021年6月21日月曜日。13時半からベトナム人技能実習生のレー・ティ・トゥイ・リンさんを被告人とする刑事裁判の第一回公判が開かれた。場所は
一般高齢者向けの新型コロナウイルスワクチンの接種予約や配送を巡るトラブルについて、熊本市は21日、原因調査の経過を明らかにした。ワクチン関連業務の委託業者が、個別接種を担う市内の医療機関444カ所のうち11カ所にワクチン計264人分を過剰に配送。予約受け付けのミスは86件確認され、市は日時や場所を再調整している。 市によると、ワクチンが予定より多く届いた医療機関は18カ所。11カ所264人分は市に返却され、22日までに消防職員らに接種された。7カ所は医療従事者らに接種するなどの対応をとった。 また、17~19日に予約を受け付けた第2期分では、規定数以上を発注したケースが45件、受け付け方法と予約システムの設定に食い違いがあるケースは計22件あった。多くはシステムの設定ミスが原因という。 残る第2期分の予約は、24日開始予定だった第3期分と合わせて受け付ける予定で、市は予約開始日などを改めて
パソコンやスマートフォンなどでいつでもどこでも熊本日日新聞を読める「熊日ビューアー」をスタート!画面上で紙面の拡大縮小ができ、文字や写真が見やすく便利です。 慈恵病院(熊本市西区)は10日、記者会見し、乳児の死体遺棄容疑で警視庁大井署に7日逮捕された住所職業不詳荒巻朱音容疑者(26)が、逮捕直前に病院に相談を寄せていたことを明らかにした。 病院によると、6日午後11時半ごろ、病院が設置する妊娠・出産相談窓口に、荒巻容疑者から「友人の家で死産しました。どうしたらいいですか」とのメールが届いた。「親と死別して身寄りがなく、家も仕事もない」とあり、その後電話で「出血している」と話したことなどから、一時保護を目的に同署に事情を伝えたという。 蓮田健院長は救急車の出動を要請しなかった理由を「出産を隠したい女性は、救急搬送を拒否することが多い。女性との連絡が途切れないよう、まずは警察に保護してもらおう
親が育てられない赤ちゃんを匿名で預かる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)の創設者で、熊本市西区の慈恵病院理事長兼院長の蓮田太二(はすだ・たいじ)さんが25日、心筋梗塞(こうそく)のため死去し…
赤ちゃんの命を救うのか。それとも、子捨てを助長するのか。 賛成派と反対派の意見が分かれ、法整備は進まないまま今年で13年を迎えた。熊本市の慈恵病院が運用する「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」だ。自分で赤ちゃんを育てられない人が匿名で赤ちゃんを預け入れることができる。ゆりかごの目印は病院の建物の脇の生垣に立つ小さな門だ。赤ちゃんを連れた親はこの門を通って15メートルほどの小径を進み、建物の壁にとりつけられたゆりかごの扉を開け、ベッドに赤ちゃんを横たえて扉を閉める。あとは立ち去るだけだ。事前の連絡や予約は要らない。 【写真】この記事の写真を見る(8枚) 「こうのとりのゆりかご」の今 ゆりかごを開設した当初、病院側は親との接触に積極的ではなかったが、近年は熊本市からの要請もあり、ゆりかごの扉から表に出る門までの敷地内に限っては親に声をかけている。職員の声がけを振り切るように早足で門の外へ
豪雨に見舞われた熊本県に派遣され、避難所で避難者に対応していた高松市の30代の保健師が13日、新型コロナウイルスへの感染が確認されたと香川県などが発表しました。県などは、避難者の中に濃厚接触者はいないとしています。 この保健師は12日香川県に戻り、13日PCR検査を受けたところ感染が確認されたということで、せきや発熱などの症状はないということです。 また業務中はマスクを着用し、同じ避難者と15分以上接触したことはなかったということです。 香川県や高松市は、濃厚接触者に当たるのは熊本県への派遣期間が重なっていた香川県や高松市の職員、合わせて5人で、避難者には濃厚接触者はいないとしています。 濃厚接触者のうち香川県の職員2人は、PCR検査の結果、陰性だったということで、残る3人も14日以降香川県に戻ってPCR検査を受けるということです。 記者会見で高松市の大西市長は「職員には意欲と使命感をもっ
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