東京都国立市長選は15日投開票され、無所属新顔で元国土交通省職員の浜崎真也氏(40)が、3選を目指していた無所属現職の永見理夫(かずお)氏(75)=自民党、日本維新の会、公明党、都民ファーストの会推…
東京都議会の自民党会派で政治団体の「都議会自民党」が、政治資金パーティーで販売ノルマを超えて都議が集めたパーティー券収入を、政治資金収支報告書に記載しない運用をしていたことが、関係者への取材で分かった。過去5年間で20人ほどの集金分について報告書に不記載があり、不記載額が100万円を超える都議が複数いるとみられる。自民派閥の裏金事件と似た不正の構図が、都議会にも存在していた疑いが浮上した。(井上真典、原田遼、昆野夏子) 複数の自民関係者によると、都議会自民党の政治資金パーティーでは、現職都議1人につきパーティー券50枚計100万円分の販売ノルマがあった。超過分の収入を都議会自民党に納めず、中抜きする形で都議自身が得ていた。超過分の収入は都議と都議会自民党のいずれの収支報告書にも記載せず、裏金化していた可能性がある。 自民派閥の裏金事件を受けて都議会自民党は、政治資金規正法違反(虚偽記入)の
東京都議会の定例会が始まり、小池知事は女性活躍のさらなる推進のため、来年度からフレックスタイム制を活用した週休3日を導入する働き方改革などに取り組む考えを示しました。 都議会の定例会は3日開会しました。 小池知事は所信表明で「女性活躍は我が国の積年の課題だ。女性活躍の輪を日本全体に広げるプロジェクトを大々的にスタートさせる」と述べ、出産や育児などで女性のキャリアが途切れることがないよう、柔軟な働き方を可能とする制度を来年度から導入することを盛り込むことにしています。 具体的にはフレックスタイム制を活用した週休3日や、子育てと仕事の両立のための新たな部分休暇などを導入したいとしています。 さらに、デジタル化などについては「健康づくりなどの活動に参加した都民にポイントを付与し、買い物などで活用できる新たなアプリを来年2月をめどにリリースする。将来的には都庁各局のアプリを一元化し、ワンストップ窓
東京 文京区にある自民党の猪口邦子参議院議員の自宅マンションの部屋が全焼し、2人が死亡した火事で、現場検証の結果、応接室から火が出たとみられることが、捜査関係者への取材でわかりました。 出火原因は特定できていませんが事件性はなく、電気火災の可能性もあるということです。 先月27日の夜、東京・文京区小石川のマンションの6階にある猪口邦子参議院議員の部屋が全焼した火事で、警視庁によりますと、死亡した2人は夫で、東京大学名誉教授の猪口孝さん(80)と33歳の長女と確認されたということです。 死因はいずれも焼死とみられています。 これまでの調べで、油をまかれたような跡はなく、玄関や6階につながる非常階段の鍵はかかっていて、外部から侵入された形跡もないことがわかっています。 捜査関係者によりますと、警視庁と東京消防庁が行った現場検証の結果、部屋の中央付近が激しく焼けていて、応接室から火が出たとみられ
東京ディズニーランドなどを運営する「オリエンタルランド」は2028年度に就航する予定のクルーズ船について、東京港を主要な発着拠点とすることで都と合意しました。 オリエンタルランドの高野由美子会長兼CEOは29日都庁を訪れ、クルーズ船事業に関連して、東京臨海副都心地域の賑わいづくりなどに協力して取り組む協定を都と締結しました。 会社によりますと、クルーズ船は2028年度に就航する予定で、主要な発着拠点を江東区の「東京国際クルーズターミナル」とすることでも都と合意したということです。 クルーズでは1回で最大およそ4000人の乗客が利用でき、船内でキャラクターによるショーなど、さまざまなコンテンツを体感できるということです。 小池知事は「国際観光都市として世界に選ばれる都市をめざし、クルーズ船の事業を通じて東京観光を一緒に盛り上げていきたい」と話していました。
東京都が第1子の保育料の無償化を2025年10月から始めることが関係者への取材でわかった。こども家庭庁によると、都道府県単位で第1子から無償化するのは全国初という。子育て世帯の負担をさらに減らし、少子化に歯止めをかける。都は23年度、独自に第2子の保育料を無償化していて、それに続く取り組みになる。第1子無償化の負担割合は第2子と同様に、私立は都が全額を負担し、
JOC=日本オリンピック委員会は、東京国税局の調査で収支の計上方法などについて税務上の誤りを指摘され、およそ20億円の追徴課税を受けたことへの対応について、マーケティングなどの「収益事業」を法人税の課税対象外となる「公益事業」に変更する方針を決めました。 JOCは、2022年度までの5年間のマーケティングの収支の計上方法などについて、東京国税局の調査で税務上の誤りを指摘され、合わせておよそ18億円の申告漏れがあるとして、過少申告加算税を合わせて、およそ20億円の追徴課税を受けたと、2024年3月に発表していました。 これについてJOCは、当時、「税務上の問題は無いと認識しており、東京国税局との見解には相違がある」とする一方で、修正申告を行い全額を納付しました。 対応策について検討してきたJOCは、26日の理事会で、これまで「収益事業」としてきたマーケティングや加盟する競技団体の支援について
非正規は台風でも出勤、正規職員は自宅待機…公務員の「命にかかわる格差」が全国に?当事者が調査に乗り出した
Published 2024/11/25 11:25 (JST) Updated 2024/11/25 11:41 (JST) 東京・歌舞伎町のホストが乱暴な言動で売掛金を取り立てようとした事件があり、東京都公安委員会は25日までに、ホストが勤務していたホストクラブ「SINCE YOU α」に対し、都ぼったくり防止条例に基づき営業停止処分を出した。警視庁への取材で分かった。 処分は22日付で、営業停止は29日から80日間。 警視庁保安課は2月、女性客に「親に言えないんだったらそういうところで借りるしかないんじゃない」などと言い、不当に売掛金を取り立てようとしたとして、同条例違反容疑で同店のホストを逮捕。4月に不起訴処分(起訴猶予)となっていた。
「埴輪 挂甲の武人」5体が勢ぞろい 東京国立博物館で始まった特別展「はにわ」。開幕前日の内覧会で取材しました。「埴輪 挂甲の武人」の国宝指定50周年を記念した注目展です。この埴輪と同一工房で製作された可能性が指摘されるほどよく似ていて、完全な形で復元された4体と合わせて、5体が初めて勢揃いしました。実に壮観です。 国宝「埴輪 挂甲の武人」群馬県太田市飯塚町出土 古墳時代・6世紀 東京国立博物館蔵 ノリの良いのが本展の特徴。「5体の武人」ということで、戦隊ヒーローばりにそれぞれにイメージカラーをつけました。遥かアメリカ・シアトルから里帰りした埴輪も含まれています。360°から見られる展示も嬉しいです。じっくり比較して楽しめます。 「戦う5人」といえばやはり…… 遠くアメリカから里帰りした「埴輪 挂甲の武人」もあります 後ろから見る姿も新鮮です 「踊る人々」も修理後初お目見え こちらも目玉の「
東京 杉並区で「グリーンスローモビリティ」と呼ばれる低速で走る電気自動車の本格運行が、25日から始まりました。 「グリーンスローモビリティ」は時速20キロ未満で走る電気自動車のことで、杉並区が荻窪駅の南側の地域でふだんの買い物や近くにある3つの庭園を巡る際の移動手段として活用してもらおうと、おととしから実証運行を行ってきました。 そして、25日午前9時から本格運行が始まり、早速、区民などが利用していました。 車はカート型とバス型の2種類あり、運行時間は午前9時から午後5時までで、本数は1日24便です。 料金は1回の乗車につき100円で、未就学児は無料です。 最初の便に乗車した区内に住む73歳の女性は「どんな所を回るのかなと思って、実際に乗ってみました。今までは歩くしかなかったので便利かもしれないです」と話していました。 杉並区によりますと、グリーンスローモビリティの都内での本格運行は、豊島
東京都知事選で支持を訴える安野貴博氏=東京都渋谷区で2024年6月20日午前11時5分、斎藤文太郎撮影 7月の東京都知事選に出馬したAI(人工知能)エンジニアの安野貴博氏(33)が、行政のデジタル化に取り組む都の出資団体「GovTech(ガブテック)東京」のアドバイザーに就任したことが21日、関係者への取材で判明した。13日付。小池百合子都知事と争った関係だが、小池氏が知見を「東京都でも生かしたい」と関心を寄せていた。 安野氏は東京都出身。東京大工学部でAI研究の第一人者である松尾豊教授の研究室に所属。卒業後は大手コンサルティング会社を経て、ベンチャー企業2社を創業した。 過去最多の56人が出馬した都知事選で「テクノロジーで誰も取り残さない東京へ」を主張。AIなどデジタル技術を駆使し、SNS(ネット交流サービス)に寄せられた都民の意見を公約に反映させる双方向型の選挙戦を展開し、約15万票で
公益財団法人「東京子ども図書館」(東京都中野区)は18日から、老朽化した一部設備の交換を伴う大規模な改修のため、目標金額3300万円を募るクラウドファンディング(CF)を始める。 今年1月に設立50…
リニア中央新幹線の地下トンネル工事が行われている東京都町田市の住宅の庭で10月に水と気泡が湧きだしたことから、JR東海は掘削工事を中断し調査をしています。 工事に使っている掘削機(シールドマシン)は、土を削りやすくするため、気泡剤を放出しながら動きます。住宅の庭で採取した水からは、気泡剤に含まれる界面活性剤が検出されており、工事が原因であることが濃厚です。 8月には、リニアの地下トンネル工事が進む東京都品川区の目黒川でも気泡が発生しています。 ■崩壊した安全神話 リニアと同じシールド工法による東京外郭環状道路(東京外環道)の地下トンネル工事では、2020年に東京都調布市の住宅地で陥没事故が起きました。この事故の前にも付近の川で気泡が確認されています。 JR東海は原因を徹底究明し、その結果と対策を住民に説明すべきです。 看過できないのは、これらのトンネル工事が「大深度地下使用法」に基づいて行
旧江戸城の外堀で採取した水から、東京都では明治29年(1896年)以来128年ぶりに緑藻の「ボルボックス」が見つかった。ボルボックスは「緑の宝石」の異名を取るユニークな植物プランクトン。発見した法政大学自然科学センター・法学部の植木紀子教授(細胞生理学)は「長い間、謎に包まれていた東京産ボルボックスが非常に身近な場所に生息していることがわかり、今後も継続して調査を続けたい」と話している。 単離したボルボックスの光学顕微鏡写真(法政大学植木教授提供) ボルボックスは和名をオオヒゲマワリといい、その名の通り、ヒゲのような繊毛を動かしてつくった水流で回るように泳ぐ。淡水に生息し、ゴマ粒よりちょっと小さいくらいの大きさだ。冬の間は卵と精子が受精し、殻に覆われた接合子をつくり乾燥や低温に耐えることができ、春に適切な環境条件になると減数分裂を経て無性生殖で増えるようになる。 無性生殖で増えるボルボック
16日午後、東京・町田市の住宅で、80代の女性が倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたが、意識不明の重体だということです。 現場に争ったり、物色されたりした形跡はないということで、警視庁が詳しい状況を調べています。 16日午後3時前、町田市上小山田町の住宅で80代の女性が倒れているのを親族の男性が見つけ、消防に通報しました。 女性は病院に搬送されて手当てを受けていますが、意識不明の重体だということです。 これまでの調べによりますと、女性の口や鼻は粘着テープでふさがれた状態でしたが、現場に争ったり、室内を物色されたりした形跡はないということで、警視庁が詳しい状況を調べています。 現場はJR横浜線の淵野辺駅から北に3キロほど離れた住宅街です。
米軍が、横田基地(東京都福生市など)にある在日米軍司令部を東京都心に移転させることを検討していると、米軍の準機関紙「星条旗新聞」が報じた。米国は自衛隊との指揮統制の連携強化に向け、在日米軍を再編して…
ふるさと納税による寄付で都内の自治体の税収が減少していることについて、東京都の小池知事は「受益と負担という地方税の原則をゆがめていて、官製通販になっている」と指摘し、国に抜本的な見直しを求めていく姿勢を重ねて示しました。 ふるさと納税は、個人が自治体に寄付すると金額の一部が所得税と住民税から控除される仕組みで、寄付に対する自治体からの返礼品が人気を集める一方、東京都の自治体は税収が減少しているとして反発を強めています。 これについて、小池知事は15日の記者会見で「受益と負担という地方税の原則をゆがめている。返礼品競争になっていて『寄付の精神を根づかせたい』というところからかけ離れて、官製通販のような制度になっている」と指摘しました。 そのうえで「引き続き都内の区市町村とも連携しながら、根本からきっちり見直す必要があるということを、国に申し入れを行っていく」と述べ、国に抜本的な見直しを求めて
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く