ギリシャ・テッサロニキで極右団体のメンバーとみられる男(右)に襲われる同市市長のヤニス・ブタリス氏(中央、2018年5月19日撮影)。(c)AFP PHOTO / Eurokinissi 【5月21日 AFP】ギリシャ第2の都市、テッサロニキ(Thessaloniki)で19日、式典に出席していたヤニス・ブタリス(Yiannis Boutaris)市長(75)が極右団体のメンバーとみられる集団に襲われ、翌20日に病院へ搬送された。 ブタリス市長は19日、第1次世界大戦(World War I)の戦中・戦後にトルコの黒海(Black Sea)沿岸で虐殺されたギリシャ系住民の追悼式典に出席していたが、これに怒った群衆が暴徒化し、市長を襲撃。 式典の映像によると市長は当初やじを飛ばされていたが、会場を後にする際に物を投げつけられ、地面に転倒するなどした。さらに暴行に加わった群衆の一部は市長の車を