オプテージのMVNOサービス「mineo」が2024年6月3日に10周年を迎えた。コンシューマ事業推進本部でモバイル事業戦略部長を務める松田守弘氏や、モバイル事業戦略部の田村慎吾氏らが「mineo渋谷」に姿を見せ、これまでに重視してきたことや、今後の事業戦略を説明した。記事内の価格は特記事項を除き全て税込みとする。
オプテージのMVNOサービス「mineo」が2024年6月3日に10周年を迎えた。コンシューマ事業推進本部でモバイル事業戦略部長を務める松田守弘氏や、モバイル事業戦略部の田村慎吾氏らが「mineo渋谷」に姿を見せ、これまでに重視してきたことや、今後の事業戦略を説明した。記事内の価格は特記事項を除き全て税込みとする。
日本通信とNTTドコモが2月13日、音声通信網とSMS網の相互接続で合意した。日本通信が翌14日に発表した。これにより、MVNOである日本通信と、そのユーザーがどのような恩恵を受けられるのか。同日の会見で、代表取締役会長の三田聖二氏と、代表取締役社長の福田尚久氏が説明した。 →日本通信、ドコモと音声相互接続で合意 2026年5月に新サービス提供へ これまでのMVNOで実現できていないこと 日本通信はドコモの設備の一部を借り受けてサービスを提供している。中容量プランの中では頭1つ抜けて安価な「合理的30GBプラン」を打ち出すも、月額料金はそれまで提供していた「合理的20GBプラン」と同じ2178円(税込み、以下同)のままだ。 2007年の総務大臣裁定により、データ通信網の相互接続は実現しているが、音声通話はMNOからの卸サービスとして提供されており、相互接続はできていなかった。加えて、「音声
オプテージのMVNOサービス「mineo」が2024年6月に10周年を迎える。これに先駆け、同社は1月30日にオンラインで会見を開催した。2024年の展望とともに、通信品質の改善に向けた取り組みや、長期利用特典の見直しなどを発表した。 コンシューマ事業推進本部でモバイル事業戦略部長を務める松田守弘氏と、モバイル事業戦略部の田村慎吾氏が登壇し、サービスのアップデートを説明した。記事内の価格は全て税込み。 オンライン会見に登壇した、コンシューマ事業推進本部でモバイル事業戦略部長を務める松田守弘氏(画像=左)と、モバイル事業戦略部の田村慎吾氏(画像=右) mineoは2023年12月末で126万回線に 使い放題のマイそくが人気 会の冒頭、松田氏は「この先も長く愛されるmineoを目指し、サービスのアップデートを行う」と宣言。 mineoがファンから選ばれ、使い続けてもらえるサービスであり続ける、
日本通信が“安すぎる”30GBプラン提供に踏み切った背景 福田社長「反響すごかった」:MVNOに聞く(1/3 ページ) MVNOの老舗、日本通信は11月27日に「合理的30GBプラン」を提供開始した。30GBのデータ容量と1カ月間合計で70分間の無料通話をセットにしたプランで、1回5分の音声通話定額を選択することも可能。月額料金は2178円(税込み、以下同)と、無料通話を加味すると、中容量プランの中では頭1つ抜けて安い。同社は、2021年2月に「合理的20GBプラン」を導入していたが、合理的30GBプランはこのデータ容量を10GB増量したもの。新料金プランの追加ではなく、料金プランの改定という位置付けだ。 料金を据え置きにしたこともあり、既存のユーザーも自動で合理的30GBプランにアップグレードされる。日本通信では、データ容量が1GBで290円の「合理的シンプル290プラン」や、平均的なユ
月額1390円で10GB+5分かけ放題 日本通信が“激安プラン”を提供できる理由――福田社長に聞く:MVNOに聞く(1/3 ページ) 1GBがわずか290円(税込み、以下同)という衝撃価格で話題を集めた日本通信の「日本通信SIM」だが、この料金プランはライトユーザーや予備回線需要が主なターゲット。どちらかといえば、同社にとって本命ともいえるのは「合理的みんなのプラン」だ。これは、6GBのデータ容量に70分の無料通話を付けたパッケージ型の料金。登場時は、日本人のデータ容量や音声通話の6割以上をカバーできるとうたわれていた。料金は1390円と安く、他のMVNOと比べても競争力のあるプランに仕上がっているのが特徴だ。 そんな合理的みんなのプランが、4月に改定された。料金はそのままの1390円だが、データ容量が6GBから10GBへと大幅にアップ。音声通話も、70分の無料通話だけでなく、5分間の通話
日本通信は、5月25日にAndroid/iOS「日本通信アプリ」でMNPワンストップの申込受付を開始した。 日本通信アプリからマイナンバーカードの電子証明書を使って申し込みすれば、数秒で本人確認が完了。申し込みの流れの中で転出手続きを終えられ、ユーザーはより簡単に日本通信SIMへ乗り換えられるようになる。 eSIMなら申し込み手続き開始からダウンロードし、使い始められるようになるまで最短10分で完了するという。 関連記事 「予約番号」なしでも乗り換えOK! 大手キャリアと一部MVNOが「MNPワンストップ方式」に対応 5月24日からオンライン限定で 総務省が主導する形で導入されることになった「MNPワンストップ方式」。その運用開始日が5月24日に決まった。開始当初は、大手キャリアと日本通信のWebを使ったMNP契約において利用できる。 「MNPワンストップ方式」がモバイル業界に与える影響
総務省は5月19日、携帯電話番号ポータビリティ(MNP)の「ワンストップ手続き(MNPワンストップ方式)」の運用を5月24日8時30分から順次開始することを発表した。現時点ではシステムの準備が整っている携帯電話事業者(MNO/MVNO)のオンライン(Web)手続きでのみ利用可能で、非対応事業者に関わる転出/転入手続きや店頭での手続きは引き続き「MNP予約番号」の取得が必要な従来方式(ツーストップ方式)となる。 MNPワンストップ方式の概要 従来のMNP手続き(ツーストップ方式)は、以下の手順で行われる。 ユーザーが現在契約している携帯電話事業者(転出元)から「MNP予約番号」を取得 ユーザーが「MNP予約番号」を持参して新しい携帯電話事業者(転入先)で新規契約 しかし、ユーザーが予約番号を取得する“手間”がMNPの障壁になってるという指摘があった他、転出元キャリアが「引き留め」が行うケース
“250円で32kbps”のmineo「マイそくスーパーライト」は誰向け? オプテージ福留氏に聞く:MVNOに聞く(1/3 ページ) スマートフォンの料金プランは、データ容量別が一般的だ。毎月、どの程度データ通信するかの総量で金額が決まる。これは、大手キャリアだけでなく、そのサブブランドやMVNOも同じだ。ドコモの「ギガライト」や楽天モバイルの「UN-LIMIT VII」も、その変種といえる。こうした状況に対し、速度別の料金プラン「マイそく」を打ち出したのが、オプテージのmineoだ。 マイそくは、2022年3月にスタートした料金プラン。開始当初は、1.5Mbpsの「スタンダード」と3Mbpsの「プレミアム」の2択だったが、同年8月に300kbpsに速度を抑え、料金を990円に設定した「ライト」を導入した。正午から午後1時の間は速度が32kbpsに絞られる制約はあるものの、データ容量に上限
10分通話パックは、月額110円(税込み、以下同)で最大10分の通話が利用できるオプションサービス。mineoの通話料金(専用アプリなし)は30秒あたり22円なので、440円分の通話料金が含まれている。通常の通話料金は2分30秒で110円なので、2分31秒通話する人は、10分通話パックの方がお得になる。 さらに、余った通話料金は最大10分間翌月に繰り越すこともできる。 mineoでは月額550円の「10分かけ放題」、月額1210円の「時間無制限かけ放題」を提供している。10分通話パックは、これらのかけ放題を利用する層よりも、通話の頻度が低いユーザーをターゲットにしている。 通信速度が32kbpsで月額250円の「マイそく スーパーライト」と組み合わせると、月額360円で利用できる。 関連記事 月額250円で32kbps、mineoに新プラン「マイそく スーパーライト」 音声専用やサブ回線用
オプテージのMVNOサービス「mineo」は、3月1日から料金プラン「マイピタ」で「広告フリー」機能を提供開始する。 本機能はトビラシステムズ協力のもと、デジタル広告で消費される通信量のカウントをフリーにする。利用料金は無料で、適用には申し込みが必要だ。なお、このサービスではユーザーの通信内容の一部(IPアドレス)を機械的および自動的に識別する必要があるため、申し込みの際に同意が必須となる。 実際に使用した通信量のうち、広告フリーで節約された通信量を確認できる機能も順次追加。マイページは3月1日、mineoアプリは3月下旬に対応する予定。 なお、同社が管理する広告IPアドレスリストへの通信量をフリーとするため、YouTubeやSNSの広告など仕様上通信量を削減できない場合もある。 関連記事 mineo、月額110円の「10分通話パック」を2月1日から提供 余った通話の繰り越しも可能 オプテ
オプテージが1月31日、MVNOサービス「mineo」向けの新料金プランとして「マイそく スーパーライト」を発表。2023年2月22日から提供する。 マイそくスーパーライトでは、月額250円(税込み、以下同)で32kbpsのデータ通信と音声通話が利用できる。通信速度は24時間365日、32kbpsで変わらないが、1回330円の「24時間データ使い放題」を利用することで、通常速度に切り替えられる。 これまで、マイそくでは平日昼間(12~13時)の通信速度を32kbpsに抑える代わりに、一定の速度で使い放題となるプランを提供してきた。その内容は、3Mbpsで月額2200円の「プレミアム」、1.5Mbpsで月額990円の「スタンダード」、300kbpsで月額600円の「ライト」。 今回加わったスーパーライトでは、これまでのマイそくの制限速度である32kbpsが通常速度になる代わりに、安価に回線を
データ通信使い放題になるmineoのパケット放題 Plus。ここに気づいているインターネットユーザーは少ないですよね。 格安SIMや格安スマホがブームでも、具体的にどのサービスがいいのか語ることのできるユーザーは多くいません。 どうしてもahamoとか楽天モバイルとか、大手キャリアが仕掛けて話題性を作るサービスにユーザーの関心が傾いてしまうんですよね。これは仕方ないこと。 そのような状況で、mineoのパケット放題 Plusが気になったあなたはパケット放題 Plusに何を期待していますか。 「めっちゃ安くてデータ使い放題だけど速度が遅いんじゃな…」 「結局安かろう悪かろうだろ。MVNOだし」 もしかしたらそんな風に考えているユーザーもいるかもしれません。 今回はmineoのパケット放題 Plusの速度は遅いのか速いのか考察します。実際に検証した結果を元に、そもそもインターネットの速度が速い
日本通信は6月10日、NTTドコモの音声通信網と日本通信の音声通信網との相互接続について、NTTドコモに申し入れたと発表した。 日本通信は2007年の総務大臣裁定により、データ通信網との相互接続は実現しているが、携帯電話番号に関する規制の問題があり、音声通信網との接続は実現できていなかった。 これまで国内外全てのMVNOは携帯キャリアが技術的あるいは契約的に制約する範囲でしかサービスを提供できず、MVNOと携帯キャリアが同じ土俵で戦えないとしている。 しかし、2021年12月開催の総務省情報通信審議会で、MVNOに直接携帯電話番号を付与する旨の方針が示された。そのため、MVNOはこれまで実現できなかったさまざまなサービスを開発し提供できるという。 昨今、ローカル5Gをはじめとしたローカル局の誕生、携帯基地局の複数携帯キャリアによる共有化、eSIMの普及やさらなるSIM技術の進化、フルIP化
楽天モバイル“0円撤廃”で業界に波紋 常識を覆す新プランは受け入れられるのか:石野純也のMobile Eye(1/3 ページ) 楽天モバイルが、7月に新料金プランの「UN-LIMIT VII」を導入する。これまで、「UN-LIMIT」「UN-LIMIT 2.0」「UN-LIMIT V」「UN-LIMIT VI」と立て続けに料金プランを改定してきた楽天モバイルだが、いずれも基本的には好意的に受け止められていた。特に、UN-LIMIT VIは1GB以下が0円になる衝撃的な価格設定で、大きな話題を集めた。料金プランは、楽天モバイルが急成長する原動力になっていたといえる。 ところが、新たに発表したUN-LIMIT VIIへの反響は、これまでとは様相が異なっている。ネットでは「改悪」との声が多く、料金プランが自動移行されることに対しても批判が集まっている。悪い意味で“常識を覆す”モットーを実行してし
IIJmio「ギガプラン」の反響と値下げの狙い 音声対応eSIMは「準備が整いつつある」:MVNOに聞く(1/3 ページ) IIJは、2021年4月に導入したIIJmioの新料金プラン「ギガプラン」を、4月1日に値下げした。新料金は既存契約者にも自動で適用される。消費税の総額表示に対応した際の端数をなくすための色合いが濃いわずかな値下げだが、その額は一律ではない。例えば、「2ギガプラン」は8円の値下げなのに対し、「4ギガプラン」は88円と、その額が大きい。4ギガプランは同社の主力なだけに、あえて競争力を強化したことがうかがえる。 2021年12月には音声定額オプションを改定。3分と10分の2つだった選択肢を広げ、5分、10分、完全定額の3本柱にラインアップを刷新している。ギガプラン導入以降、IIJmioはかつての勢いを徐々に取り戻している。契約者数は純増基調に戻り、流動性が高まる中、利用者
「0円プラン」や「iPhone投げ売り」が与える影響は? MVNO復活に必要なこと(後編)(1/3 ページ) テレコムサービス協会 MVNO委員会が3月18日に開催した「モバイルフォーラム2022」では、「リベンジ・今こそMVNOに乗り換える~GoTo MVNO2.0~」をテーマに基調講演やパネルディスカッションで議論が行われた。ここではパネルディスカッションの後半をレポートする。 パネルディスカッションは、「激動が続くモバイル市場 MVNOが復活を果たすために必要なことは?」と題し議論を進めた。前半では2021年の携帯電話業界を振り返った後、総務省が進めている4つの乗り換え促進施策について議論。後半では、「MVNOの主なトピックから見える光明と課題」「MVNOに影響を及ぼすMNOの動き」の2テーマを議論した。 →総務省の施策で本当に“乗り換え”は進むのか? MVNO復活に必要なこと(前編
老舗MVNOで常に最新技術、料金体系を取り続けている、日本通信SIM。私は大ファンで4回線を契約しています。妻、こども、おばあちゃんとそれぞれの生活スタイルにあったプランを選択しています。 今回はどのプランを契約すればいいのか?我が家の家族のパターンを例にご紹介します。また、このプランは契約しない方がいいよ!というものもご紹介します。 日本通信SIMを契約しようとされている方の一助になれば幸いです。 https://www.nihontsushin.com/index.html 日本通信SIM のプランは? 日本通信SIM の料金プランは大きく「合理的プラン」と「Wスマートプラン」の2つのブランドがあり、合理的プランにはさらにニーズにあわせたプランが準備されています。 一見、ややこしそうですが、プランが誕生した経緯を知れば自ずと選ぶべきプランも見えてくると思います。 かけほプランは「シンプ
通話がメインなら、もしかして大手キャリアよりMVNO? ガラケーユーザー狙うHISモバイル:房野麻子の「モバイルチェック」(1/2 ページ) つい最近まで、MVNOーーいわゆる格安SIM・格安スマホのサービスを利用するユーザーは、主にデータ通信料金を下げるために契約している人が大半だった。MVNOの音声通話サービスについては、ほとんど気にしていない、もしくは利用しない人すらいるのではないか。 かつて、MVNOの通話料は大手キャリアの基本料金20円/30秒と同じで、かけ放題のオプション料金は高め。IP電話サービス、もしくは別会社の中継電話サービスを経由することで安価な通話を提供しているMVNOも存在するが、IP電話は通話品質が劣り、中継電話サービスを経由する場合は、プレフィックス番号(電話番号の前に入力する番号)を付与するために、専用アプリを使わなくてはいけなかった。 こうしたアプリは便利な
総務省の施策で本当に“乗り換え”は進むのか? MVNO復活に必要なこと(前編):モバイルフォーラム2022(1/3 ページ) テレコムサービス協会 MVNO委員会は3月18日、「モバイルフォーラム2022」をオンラインで開催した。MNO各社において新たな料金プランの導入が発表された中、MVNOの果たすべき役割とあるべき競争環境の姿などについて、「リベンジ・今こそMVNOに乗り換える~GoTo MVNO2.0~」をテーマに基調講演やパネルディスカッションで議論が行われた。ここではパネルディスカッションの前半をレポートする。 パネルディスカッションは、「激動が続くモバイル市場 MVNOが復活を果たすために必要なことは?」と題し議論を進めた。パネリストは、野村総合研究所パートナーの北俊一氏、スマートフォン/ケータイジャーナリストの石川温氏、スマートフォン/ケータイジャーナリストの石野純也氏、テレ
MVNOと「+メッセージ」の関係 当初は3キャリア限定→MVNO開放の背景は?:MVNOの深イイ話(1/2 ページ) 皆さんは「+メッセージ」をお使いでしょうか? NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社から提供されているスマートフォン向けアプリで、SMSのように相手先の電話番号を指定してメッセージを送ることができます。送信文字数も2730文字までとSMSより大きく、さらには画像や音声も送ることができ、相手先(受信側)が「+メッセージ」アプリを使っている場合は無料で送信、受信側が「+メッセージ」アプリを使っていない場合は自動的にSMSで送信できる(Android版のみ。その場合は文字のみ送信可能で、かつSMS送信料金が発生)という便利なメッセージングアプリです。 2018年5月に「+メッセージ」がMNO3社から提供開始になった際には、同年6月に開かれた世界的な携帯電話業界の展示会「Mob
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