大学修学能力試験のため韓国・ソウル(Seoul)の高校に入る受験生たち(2010年11月18日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/JUNG YEON-JE 【9月28日 AFP】韓国・ソウル(Seoul)の家庭裁判所は28日、試験の成績が悪かった息子を虐待した主婦の離婚訴訟で、1000万ウォン(約65万5000円)の慰謝料を妻が夫に支払うよう命じた。 韓国の聯合ニュース(Yonhap News)によると、この夫婦は1992年に結婚したが、妻が娘と息子に試験で良い成績をとらせることにあまりに懸命なことをめぐって口論することが多かった。裁判では妻の「過度の執着」と表現された。 特に妻は、成績が良い姉のほうを可愛がり、息子の成績に満足できないときは息子に暴言を浴びせたり、たたいたりした。息子に対する手ひどい扱いから夫婦の溝は修復できないほど深まり、妻と夫は2008年から、同じ家に住みな