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参院選挙の争点は消費税のようである。筆者は消費税率を現在の5%から引き上げることを支持してきた。しかし、それは法人税の大幅減税、所得税の累進性の緩和、将来的には所得税のフラット化を実現するためであって、トータルで見ればむしろ減税するためである。それが強欲な政府は消費税を引き上げ、その上に所得税の引き上げ、特に高額所得者への累進性の強化を考えているようだ。また、法人税の減税も遅々として進まず、目標も10%台が標準である他のアジア諸国からは程遠い水準であるらしい。現在、日本の財政は危機的な状況にあるが、それでも筆者は増税するべきではないと考えている。以下、そのことについて様々な反対意見を想定しながら論じる。 所得税の累進性緩和、法人税減税、消費税増税は金持ち優遇でさらに格差が広がるのではないか イエス。そのとおり。しかし、だから何だというのだ。グローバル化の進んだ世界では、クリエイティブな個人
誰がなんと言おうとナベツネは新自由主義者である。 1984年から1999年までの間にナベツネが書いた論説を集めた本『反ポピュリズム宣言』を読んだ私は、そのことをよく知っている。 ナベツネは旧来自民党の政策の支持者などではない。旧来自民党、というか「保守本流」は「所得の再分配」にそれなりに重きを置いた政治勢力だったが、「小さな政府」を目指した「保守傍流」中曽根康弘の無二の親友であるナベツネは、旧来自民党の政策をずっと批判し続けてきた。 何よりナベツネは、消費税の増税を求め、消費税が導入されると税率の引き上げを求める一方、所得税の最高税率引き下げをずっと要求し続けていた。 所得税の最高税率引き上げに反対する昨日の読売新聞社説の主張は、そんなナベツネの年来の主張に沿ったものだ。ナベツネ本人が書いたのではないかと私は疑っている。 http://www.yomiuri.co.jp/editorial
「dongfang99の日記」というブログに、こういう犀利な分析が書かれていることに気づきました。 http://d.hatena.ne.jp/dongfang99/20100523/1274575282(日本の新自由主義は集団主義的) 「Baatarism」さんのエントリを引きながら、 >私が「新自由主義」と呼ばれるものが嫌いなのは、その社会観や経済理論そのものではない。むしろ、規制緩和や市場競争の強化を呼号する人たちのなかに、例外なく官僚・公務員から高齢正社員にいたるまでの「既得権益者」へのルサンチマンが蔓延している(少なくともそれを利用して自説を正当化する)ことにある。そこには例外がなくと言ってよいほど、「あいつらだけずるい」という集団主義的な感情が語られている。 高橋洋一氏が典型的だが、経済に関する説明ではそれなりに説得的なのに、肝心なところで中二病としか言いようのない官僚への既得
堀江貴文オフィシャルブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」 一般的には、ホリエモンとか堀江とか呼ばれています。コメントはリアルタイムには反映されません。私にコンタクトを取りたいときは、[email protected]へメールでご相談ください。 一泊で北陸方面に出張して帰ってきた。飛行機の機内ではあまりやる事がないので雑誌を読む時間にしている。その中で石原慎太郎都知事が私と小泉元首相を批判しながら、与謝野馨氏と平沼赳夫氏が結成した新党の応援をしていた。平均年齢約70歳の新党など狂気の沙汰としか思えない。が、まあそんなことは誰かが言ってくれるだろうから、放置しておいたが、なぜかその応援団が石原慎太郎都知事ということで、彼にインタビューしていて、会った事も無い彼に私が、罵倒されていたのだからちょっと腹が立ったのでブログに書いてみる。 私が金の亡者みたいな認識でいるのだろうが、あんたに
竹中平蔵氏の提言(週刊現代) 週刊誌をめくったら竹中氏の顔があったので、「きゃー、また小泉・竹中の悪口か・・」と思ったらご本人が書いていた。ほっ 週刊現代は変な週刊誌で、以前はデンパだったが、何年も前から小泉・竹中路線の悪口が消え、改革派議員やジャーナリスト本人が寄稿することが多くなった。もちろん大橋巨泉氏らのデンパも健在だが・・・。オピニオン誌と違ってサワリだけの内容ではあるが、大づかみするには参考になる。雑誌はやはり編集長次第だね。 竹中氏が構造改革によって何を目指そうとしていたのか、一部分だけ抜粋するだけでもある程度つかむことができると思う。また竹中氏は日経サイトにも週一で連載している。 子ども手当をやめるだけでそれでも小泉改革の政策が続いていれば、消費税はアップしたとしても、10%か、それ以下で済んだはずです。 小泉政権は、将来、社会保障負担が圧倒的に増えることがわかっていたので、
菅大臣がドルレートについて望ましいという発言をしたことについて、鳩山首相、仙谷氏が批判し、話題になっている。 変動相場制に慣れきって、為替が人為的な要素がない、まったく自然な姿のように信じている人には、菅大臣の発言はイデオロギー・理念に対する冒涜に感じるのだろう。 変動相場制の移行と、さらに重ねての外国為替の自由化で、為替相場は恣意性はなくなってきた。しかし、人為性が全くないかというとそういうこともない。固定相場制の時代は、レート変更は政治的に決定されてきた。また外国為替の自由化以降、為替相場はFX取引のような実需に見合わない取引が実需の何十倍も取引されて、それらはムードで動き、為替相場が実際の貿易の不均衡を是正する役割を負っているかどうか疑わしい。 藤井前財務相の円高容認発言で、今回以上に急激に進んだ円高について、首相は何の注意も反省もしていない。内需を拡大するような財政政策を採っている
本日(といっても1月8日はすでに昨日ですが)の名言。 本ブログでもおなじみの黒川滋さん。 http://kurokawashigeru.air-nifty.com/blog/2010/01/18-bb89.html >●「三原則氏」が菅直人を社会主義者と断定。イデオロギーや希望的観測のために、レッテル貼りや事実を見ないなどの悪癖そのもの。こう見たいという願望があると、それに向けて事実を仕立て上げていく新自由主義者の行動パターンは共産主義者そっくり。原理原則に徹底しないことが、社会の発展を阻害していると考え、一切の原理原則に沿わない都合のわるい事実は、ありとあらゆるレッテルを貼ったり、陰謀をでっち上げたり、偏向者扱いをしていく。 まったくそう思います。 初等教科書の公式に合わない社会の端々の様々なディテールのひだの一つ一つにこそ、大事に大事に扱わなければならない人間の真実が潜んでいるという感
マクドナルドとごはんパックとトイレクイックル 「他者回避」とはたとえばマクドナルドですね。女性が1人で外食するのは大変らしいですね。男なら吉牛でも定食屋でもがつがつ食えばいいわけですが、世間体があるのかそうもいかない。でもマクドナルドでは女性一人は当たり前ですね。マクドナルドがある安心感。 百円のごはんパックはすごいですね。レンジでチンしてあったかご飯。またこれがうまい。へたに自分で炊くよりうまい。かまどで人が張りついて火加減調整した時代から比べたら、コンビニで百円で買ってチンですから。 あと、トイレクイックル。濡れシートで便器を拭いてそのまま捨てる。水に溶けるので。雑巾で濡らして拭いてしぼって乾拭きしての手間はいらない。最新の便器は自動で便器の蓋が開くとか。生活のすみのすみまで商品が入り込んでいる。そりゃ結婚率も下がりますね。 生存が他者との強い協力関係の上に成り立っていた時代から、近代
サブカル・ニッポンの新自由主義―既得権批判が若者を追い込む (ちくま新書) 作者: 鈴木謙介出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/10メディア: 新書購入: 11人 クリック: 185回この商品を含むブログ (99件) を見る このエントリでは『サブカル・ニッポンの新自由主義』で示された仮説の実証可能性について少し考えてみようと思う。この本の世間的評価はアマゾンの書評などをみると、評価している意見もあるが、一方で、「情報量が多いが」であったり「自分の中のもやもやをストレートに出したような本」などの否定的意見もあり、個人的にはいろいろと示唆に富む記述が多かったと思うだけに、少し残念だと思ったので、書評のような形ではない角度からこの本で示された仮説について考えてみたい。 本書では「インターネット」の話と「新自由主義」の話の2つの事が書かれており、結論部分にジモトについてなどの考察が書
前回のエントリ「谷垣禎一・安倍晋三・城内実「民主党は社会主義」の大合唱」に関連するが、このところ、私がよく見に行くブログで、「小さな政府、大きな政府」、あるいはデフレスパイラルについて論じたブログのエントリが注目を集めているようだ。 ところが、それらについた「はてなブックマーク」を見ていると、驚くほど新自由主義的な考え方をする者が多い。これは、衆院選前にはさほど目立たなかった現象で、おそらく、「政権交代熱」の冷めた人たちがネットでの政治談議にあまりかかわらなくなり、根強く存在している小泉構造改革の支持者たちの意見が浮かび上がってきたのではないだろうか。下記URLのうちいくつかを眺めてみられるとわかると思う。 http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20091023/1256302802 http://b.hatena.ne.j
『東洋経済』最新号は、左の表紙のように「崩れる既得権 膨張する利権」で、これはこれで大変興味深いものですが、ここでは、湯浅誠氏と城繁幸氏の対談がいろんな意味で大変面白く、取り上げたいと思います。 世間的には、湯浅誠氏と言えば、左翼の活動家というイメージで、城繁幸氏と言えば、大企業人事部出身の人事コンサルで、保守的とお考えかも知れませんが、そういう表面的なレベルではなく、人間性のレベルで見ると、なかなか面白い対比が浮かび上がってきます。 >横断的な労働市場を作ることは同感です。それを妨げるものとして、中途採用に消極的な企業や企業別組合、人材育成能力のない派遣業者などの問題があることも理解できます。ただ移るには環境を整えないと無理。第2のセーフティネットもうまくいきません。 >城さんの考えでは諸悪の根源は解雇規制ということになるわけだ。私もフレクシキュリティ政策は評価しますが、それは失業しても
夕方のニュースに出てたよ。しゃべることは相変わらずだが、人相悪化進行。ほんま、顔が汚なくなった。荒んどるのう。 テレ朝は朝日新聞と同系列、そのせいか報道でも、郵政に関しては小泉流民営化マンセー路線の物言いしかしない。 朝日新聞については、伊東光晴が批判していた。 伊東光晴『「経済政策」はこれでよいか』(岩波書店 1999年)は「この小著を通じて私が強く言いたいのは、事実についての追求努力なしに、既存理論やイデオロギーで政策を論じようとする「原理主義」的理論家の政策発言に対する疑問である。」というはしがきではじまるのだが、1998〜1999年頃には既に、マスコミで喧伝される経済政策は伊東氏から見るとずいぶんと偏り現実性を欠いたものばかりになっていたようだ。 今日、日本のマスコミは、とくに私は『朝日新聞』の経済の編集委員たちがこの頃ひどいと思っているが、かれらはナイトやバイナーが理想としたイギ
http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20091023/1256302802 これに賛同してる人(はてさ?)は「愛国心」と「愛政府心」の違いは区別がついてるんだろうか? 故郷の土着性・固有性を愛することと規制とかの自国政府の権限を強化する事を望むのは別問題のはず。前者は愛国心だろうけど、後者はネトウヨと大差のない愛政府心だろう。 別に規制緩和したら文化がなくなるというわけでもない。自由競争でも多くの人から好まれていればその文化は存続する。逆に政府が規制しないと維持できない文化というのは本当は好まれていないということ。 政府による規制で文化を守ろうとするはてさは国旗国家を強制して愛国心を持たせたがるネトウヨとどこが違うのやらさっぱりわからん。 ついでにいうと最近話題になったヘイトスピーチやら構造的暴力についても外国人差別に反対する左翼は当然ネオリベのように保護貿易や移
希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学、池田信夫 池田先生が本を出しました。 この本は氏がブログで主張してきた内容をまとめたものです。 日本経済の問題点がとても分かりやすく網羅されています。 僕も池田先生や城氏と同様に、日本の終身雇用と年功序列の硬直しきった雇用慣行が日本の経済成長を阻んでいると思っています。 池田さんはNHKで、城さんは富士通で、そのダメな仕組みをまざまざと見てきたわけですが、僕も日本の大学の腐りきった人事をいろいろと見てきました。 しかし、現在の民主党政権はこの雇用慣行をさらに硬直的にすることはあっても、よりよい方向に改善することは絶対にありえません。 なぜなら民主党の支持母体は労働組合だからです。 民主党は、岡田外務大臣が記者クラブをぶっこわしたり、前原国交大臣が無駄な大型公共事業を地方の政治家や住民の反対を無視して強引にストップしたり暗黙の約束をいきなり反故にして羽田
鳩山政権の政策「社会主義的」=自民・谷垣氏(時事通信) 自民党の谷垣禎一総裁は14日、党本部で就任後初の定例記者会見を行い、子ども手当創設など鳩山政権が掲げる政策について「困っているところがあると補助を入れようという議論が非常に多い。かなり社会主義的な政策体系で、大いに対決する必要がある」と述べ、臨時国会で論戦を挑む考えを強調した。 自民党新総裁の谷垣氏が、なにやら不可解なことを口にしています。曰く「困っているところがあると補助を入れようという議論が非常に多い。かなり社会主義的な政策体系」だとか。困っているところに補助を出すのは政治の役割として当たり前のことで、一時期までの自民党政府だって多少なりとも実践してきたことのはずですが、なかなか奇抜な発想です。まぁガチガチの小さな政府論者、新自由主義者連中にしてみれば「社会保障」=「社会主義」のようですから、小泉内閣の重鎮だった谷垣氏にしてみれば
当ブログの更新頻度を落としてしばらく経つが、メリットとデメリットがある。デメリットとしては、もちろんブログのアクセス数が伸びないことだ。ブログにカウンタを取り付けている人間なら誰でも、ブログのアクセス数が気になると思うが、そうそうブログばかり書いていられない時もある。私の場合は、引用記事の紹介やメモ書きが主の『kojitakenの日記』は更新できても、こちらのメインブログはそう毎日毎日は更新できないようになったというべきか、頻繁に更新する気にならなくなったというべきか、とにかく頻度を落とした方が良いと判断したわけだ。 しばらく同じエントリがブログのトップページに居座っているメリットとして、コメント欄での議論が活発になることが挙げられる。1つのエントリに数十件のコメントがつくことも珍しくなくなった。私自身は、必ずしもコメント欄での論戦に参加するとは限らないし、コメント欄で受けた質問にも答えな
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