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managementと切込隊長に関するkana321のブックマーク (21)

  • それぞれの社長の想い、あるいは3月決算やめようぜの巻 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    投資先や関係先の決算作業がてんてこ舞いであるこの時期、E3向けのプロトタイプの納品が重なったり某新ハードのナニがアレだったり、今年は非常にしんどい。地震もありましたからねえ。 そんなわけで、今年は例年以上にプライベートをすり潰して諸事対応を進めておるわけですけれども、全般に景気がよろしくないといいつつも好調な業界はやはり踏んだアクセルの分だけ業容は拡張しておりまして、やはり増資だ新会社だ選択と集中だ買収だといろいろ動いている状況であります。 ひとつひとつしっかりと関係先の数字を見極めて経営陣とコミュニケーションを取る――という理想とは程遠い状況になっているのは、単純に経営管理業務を他人に任せられない私の性格的な狭量に由来しております。やっぱり自分で数字見て整理して決算方針とか吟味したいんですよね。すいませんすいません。 悲喜こもごもという点では、自前のフランチャイズを用意してソーシャルアプ

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    kana321
    kana321 2013/11/27
    やまもといちろうbrog(ブログ)
  • 中川淳一郎氏が、また人の金で馬鹿サイトを立ち上げやがった - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    なんやねんこれは…。 “残業支援系サイト”「THE WORKAHOLICS」 http://hardwork.nifty.com/ いや、趣味仕事で、一日中働いていても楽しくて疲れないというのは、成果も出るし、非常に幸せなことではあるのだが。 「世界の社畜から」とか完全に一発ネタというか、出オチじゃないのか、これは。働かせる側からすると、人のやりがいを損ねないように、それでいて責任もって仕事は完遂してもらえるように、さじ加減をしようと考えるわけですけれども、利益が乏しいプロジェクトの場合、どうにか仕上げようと社員が奮励してしまうと、雇っている側も「次も奮励してくれるのであれば値引きしていいか」とか思っちゃうわけですよね。 で、結局いつまで経っても安値受注になってしまう的な。それではいけないのですけれども、パソコンの前で完結するタイプの事業は往々にして「構成員の頑張り」が内部パラメータに

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    kana321
    kana321 2013/10/14
    やまもといちろうbrog(ブログ) ブログ 考え方
  • 【御礼】UNITE JAPAN 2013 での私の講演をお聴きくださり、ありがとうございました - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    会場ではなんか見知った顔がたくさん並んでおりまして、業界セミナーというよりは炎上案件の戦没者慰霊祭みたいな状態になっておりましたが、ともあれ私のセミナールームに足を運んでくださった皆さんありがとうございました。 どちらかというと、Unityのような便利なツールが出てきて、そういう恵まれた環境でどうプロジェクト全体を見渡すか、といったところのプロジェクトマネジメント周りの話を中心にさせていただきました。45分という概論でのお話でしたので、どうしても細やかなところやツール類、コミュニケーション分析といったところまでは説明できずじまいでしたが、大変反響が良かったそうで… 篤く御礼を申し上げます。 基的には、炎上の察知、分析、そして収集といった「基動作」のところを実例つき一般論として解説した形でした。まあ、基的にリーダーであれディレクターであれ「ブレる奴はだめ」ちう話でございます。主観でも構

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    kana321
    kana321 2013/08/31
    やまもといちろうbrog(ブログ)
  • デーブ大久保報道で管理職の役割に思いを馳せてしまった件について - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    どうもデーブ大久保が暴力沙汰をやらかして、埼玉西武ライオンズが解雇をしたらしい。確かにデーブ大久保の人間性をああだこうだ言う話はあちこちで聴こえてきてはいたので、いずれはこういうこともあるのかと思ったものだ。 雄星に暴力行為あった…西武、デーブを解雇 http://news.livedoor.com/article/detail/4915585/ そのデーブを擁護するわけじゃないんだが… 体育会系管理職って「よかれ」と思ってこういうことをする傾向があったり、過剰に部下を統制しようとして暴走したり、お気に入りを選抜して派閥を作ろうとする行動原理が普遍的にあるような気がするんだよなあ。 来なら自由参加であるはずの朝練を強制にしてみたり、意に沿わない部下を殴るというのはもちろん駄目なんだろうけれども。組織にはある程度規律を保つ役割を買って出る嫌われ役の事務方というのは必要で、そういうのがいない

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  • 今年の決算はカオスだな - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    どうにもこうにも、投資先の決算書を並べてみても嬉しい誤算と見当違いが工作していて悲喜こもごもすぎる情勢にある。これはお取り潰しも幾つか考えなければならぬし、回収したい先も見えてくる。 結論から言うとこんな感じ。サンプル数せいぜい20だから、局地的なもんなんだろうけどさ。 <駄目になった会社> ・ 安値で勝負するような会社は軒並み駄目。 ・ 海外に拠点を持っているからといって、グループ力が強化されるとは限らない。 ・ 経営者と社員が仲良しな会社ほど、駄目になっている感じがする。 ・ エロコミック配信市場などもついに伸び悩みが顕著に。エロ飽和。 ・ 開発力を犠牲にして営業力を強化した会社はことごとく駄目。 ・ 大口を持っていた会社は不況に弱い。 なんという当たり前の結果なんだと驚く限りだが、実際世の中そんなもんなんだろう。良くなったところはこちら。去年より良化した会社だとこんな感じ。 <良くな

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  • 荒れてない経営会議は甘え - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    将来性のある技術を持っているのに、イマイチ羽ばたけない投資先の取締役会にあわせて紙爆弾を送る準備をしていたわけです。武器に磨きをかけるのはいいけど、武器を振るう修練もしなければ武器を試す機会も探さないのでは意味を持たないのでねえ。 仲良くやるな、ギスギスしろ、というわけではないんですが、ちょっとした利益で満足して、初心を忘れそこそこの成功で良しとするようなスタイルはあまり好きではありません。私は。株主だから、関係者だから、社外取締役だからというようなステークホルダー故のなんちゃらでもなく、「お前の部署、もう少しこうすれば、もっと結果が出るんじゃねえの」と一言言えるかどうかは「関係を壊すかもしれない」という恐れ以上に仕事人として大事なことなんじゃないのかと思うわけで。 もっとも、例えばファクトリー部門や研究部門とセールス部門は往々にして仲が悪くなりやすいし、責任の押し付け合いになりがちで、セ

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  • 景気の底だからこそ、組織の実力が問われる - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    まあ、決算なんだけど。去年とかと違いそうなことを備忘録的に。 期末大戦争 http://kirik.tea-nifty.com/diary/2009/03/post-42a3.html 貧乏だろうが、不遇だろうが、能力のある奴はちゃんと浮き上がるようになっている http://kirik.tea-nifty.com/diary/2009/03/post-dfe9.html ● 伸びてる業種なのに、業績を落とす会社とアホほど伸びてる会社とがある 当たり前のことだが… パイが大きくなっても、自社の売上に結び付けられず下請け化して埋没するところと、自社サが偉い伸びて利益率の高い自社開発が貢献、業績を上げるところとの差が開いてる。お前ら同じぐらいのタイミングで事業開始したはずなのに、何でこんなに業績に違いがあるの、というのを考えるに、単純な「経営者の能力」とか「開発した商品の当たり外れ」とかとは違

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  • 似たような企業二社に投資して出た明暗がキツすぎる件について - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    決算書が回ってくるシーズンでありまして、何とも多忙な状況になっておるわけですが。どこもベンチャー系はキツいな。一年前だと「年末には上場!」とかいう経営者がぞろぞろいたのが、まるでアリの巣コロリを置かれた巣穴のような荒涼とした世界に愕然。 先日、某氏の出版記念パーティーに出たとき、ちょうど当事者がおったもんで、少し気になっていて、その後、決算が出て書類が回ってきたのを比較したら面白かった。そのまま書くのはさすがに気が引けるので、それとなくぼかして定性的に書き綴ってみる。 基的には、通信簿見た人からの応援メッセージだと思ってもらえれば。親心。マジで。 <経緯> A社:最初は指紋認証システムの開発やアメリカ製のソフトウェアパッケージを輸入販売する会社だった。社長はいわゆる西海岸の人で、VCとかから4億円ぐらい出資を受けて00年ごろ創業。02年に創業時点での指紋認証システムがさっぱり売れずグダグ

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  • 基本的に、中小企業やベンチャー企業には微妙な人材しか集まらないんだけどね - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    大学の同窓で起業した友人が、会社設立から二年経って、久しぶりにメールをくれたのはいいが内容が愚痴だったので早く潰れろと思った。愚痴の内容が資金繰りとかなら切実な感じがするが、来た内容は「採用活動してもいい人材が来ない」とかいうへぼい話でしたので。 中小企業やベンチャー企業にはもとからピカピカの人材なんか来ませんよ。どっか問題のある、クセを持った人とか、自己アピールが下手だったり人付き合いに問題があったり、何らか課題を抱えて伸び悩んでいる人たちが仕事を失ったり行き詰ったりして、中小企業やベンチャー企業に転職してくるんです。 でも仕事なんてのは経歴でやるもんじゃない。まあコネとかはあるかもしれないけど、どこかに雇われて働こうなんてのは、持ってるコネを営業に使ってバンバンやるようなイケてる奴はなかなか来ません。そういう積極的な人間はだいたい前の会社で問題を起こしたか躁病患者が躁のとき採用された

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    kana321
    kana321 2013/06/26
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  • 切込隊長BLOG(ブログ)- 人生、踏ん張りどころを間違えなければ案外何とかなる件について

    普段から順調かつ堅実に働いて能力を発揮する人間と、「うわ、やべぇ!」という状況にならないと力が発揮できない人間といるようでありまして。まあ、「うわ、やべぇ!」という状況に陥るなというのが宮武蔵さん談ですがね。 まだ終わってないけど何となく思ったことの備忘録的まとめ。 (0 問題が起きるだろうことをあらかじめ予測しておく。天変地異を除いて、起きる問題の内容、問題を起こす人間はたいてい決まっていて予測可能なことが多い。 → 一番最初に問題に直面した人間が問題の把握に長けた人間とは限らない。可能な限り起きそうな問題を予測しておいて、保険をかけられる準備があったほうが解決は容易になるし、問題自体が露顕しないことも考えられる。 1 「何もしない」が最良の解決策であろうものと、少なくとも「何かをする」ことが「何もしない」よりも改善されるであろうものを分ける。 → 一過性の問題に無理に対応しようとして

    切込隊長BLOG(ブログ)- 人生、踏ん張りどころを間違えなければ案外何とかなる件について
    kana321
    kana321 2013/06/20
  • 金と人事と読みと裏切り - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    傭兵は「あくまでもお金を払ってくれる人が主人」ってのと「勝ち馬に乗らないと次がない」ってのと「いずれは良い主人を見つけて信頼されて最後まで仕えたい」ってのがあります。全部相反することですけど、そういうもんなんで。 昔、ソフトハウスを買ったときのこと、進駐軍のように幹部社員を送り込もうとしたら、羊のように従順だったはずの開発者が次々と辞表を出してきて、買った意味がなくなりかけたことがありました。買ったんだから、会社は私のもの、という意識は、そこで働く人の民忠を下げて一揆が起きて干上がるわけですね。教科書どおりに「1+1は2」とはならないのが仕事であり、戦力だろうと思うわけです。 では、思ったとおり動かなかった人は、私を裏切ったのか? といわれると、思うところがあります。最近では、用意と根回しと段取りが大事なんだ、資金が幾らあっても、これを仕切るだけの組織がなければうまくハンドリングできないん

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  • 弊社東京オフィスの完璧な危機管理対応について - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    このような話がtwitter上に流れておるわけです。 http://twitter.com/#!/neohawk/status/116397707832197121 [引用]今までウダウダしてて、今から帰宅指示とかいう会社は早めに止めたほうが良いよ。状況把握能力と判断力に欠ける=経営もヤバいでしょ。 弊社の場合はというと、まずシャチョーであるわたくしが運良く長期海外出張で東京に不在。取締役である伊藤さんが腰痛のため今日はお休み。同じく取締役である根津さんは日々重役出勤のため、会社にそもそも辿り着かず不在。つまり、取締役は全員会社に不在。 埼玉の僻地で暮らすもっとも遠い営業幹部は風邪のため午前半休中。若手社員は一個前のプロジェクトでアホほど溜まった代休を絶賛消化中。残りの社員はTGS明けで企画書納品や受注作業を進めている状態でありました。ということで、管理部社員が台風禍について話し合い、社と

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  • 調整事を面倒くさがる人たち - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    組織が大きかろうと個人事業主だろうと、関係者各位に必要な情報を送って事情を知っておいて貰って、そんで意志決定を求めるなり所定の方針に反対されないようにするというのは必要な根回しだと思うんですけどね。 そりゃあ大御所が「俺は聞いてない」とか言って、非合理な根拠で反対に回るのはだるいし面倒くさいのもまた事実ではありますよ。お前に喰わせる飯など当は出したくないっつーの。でも会議の席上で反対論ぶたれて、いちいち反論するのは相手の面子を潰すことにもなるし、なるだけ内々に話を通しておいたほうが、あるいは見落としがちな懸念点を洗い出してもらっていたほうが、合理的じゃないですか。 段取りとか調整って、「来の仕事じゃない」と思いたがる人が多すぎる気がしますけど、案件は着地し成立してナンボなところがあるので、それを嫌がって後回しにして、イザってところで反対されて頓挫するより、やりすぎるぐらい段取っておいた

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  • 無間処理地獄 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    ・ 楽になろうと、目の前の仕事を頑張って処理 ↓ ・ 処理が終わると別のタスクが振ってきて、頑張って処理 ↓ ・ そのタスクが終わると、前にこなした仕事の返答が返ってきて処理 ↓ ・ 処理している最中に別の仕事が振ってきてタスクリストに入る ↓ ・ 重要度を整理して重要度の高いものから処理 ↓ ・ 重要度の高い順に処理しているはずが、横から緊急度の高いタスクが入ってきて処理 ↓ ・ タスクをこなすほどに、終えたタスクの報告や新規判断が求められて、順番待ちが増える ↓ ・ ウボァー ● ありがちなこと - メールの返事を書いてるだけで二時間ぐらい潰れるけど、別に仕事が捗ったわけではない。 - 伝達事項の確認をメールや電話や打ち合わせで何度もしても、その場の判断でひっくり返す奴は必ず出る。 - 金ではなく「この仕事は俺がやった」といいたいだけで関わってくる奴が出る。 - 製品見積もりや開発見

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  • 向上心のない部下 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    もちろん、何で忙しいのかというと抱えている仕事の量が多いからなのだが、仕事をなぜ多く抱えるのかというと、いまとてもチャンスが多いのである。やりたい事業が一杯ある。うちが良くなったのではなく、他が落ちてきたので、結果として仕事がたくさん増える。それは良いことだ、というか、幸せなことだ。 前向きに仕事に取り組み続けてひとつでも多くのチャンスを成功事例に導き、関係者一同祝杯を挙げるなどして、一歩一歩前に進んで逝きたいのだが、社員が増えたり拠点があちこちにできると、どうしても「目の前の仕事をやればとりあえずOK」的な人が出てくる。それがいけないというのではないが、そういう仕事はいずれ海外に出すなどしてリプレースをかけることも多いし、日人に日レベルの給料を払って日のオフィスで働かせて交通費も日で通勤するほど払うと結構な金額がかかる。それならば、いっそのこと台湾やベトナムで日語を話せる人を雇

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  • 事業意欲が強かった社長が、燃え尽きて会社を畳むまで - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    以前、お世話になった社長さん、しばらく付き合いのないうちに会社を清算するという葉書がきてまして… 驚いて、人に電話してみたものの出ず。当時の仕事仲間と久しぶりに連絡を取ってみたら、この数年でさまざまな紆余曲折があったのですねえ。そういえば確かに、去年の暮れぐらいに金を借りに来ていたのを思い出しました。あれだけいた社員も散り散りになってしまったようで、物悲しく感じるところではありますが、とりあえずお疲れ様でした。 とはいえ、世間的には成功者の部類に入るんだろうと思います。一度は、持ち会社を上場企業に売却。その後、事業意欲を抑えきれずさらなる新会社を設立して、手金で事業に乗り出すという経緯ですから、見事なベンチャースピリッツというか、熱い起業家根性というか、まあ私が一生でついぞ持ち得なかったような温度の高さでありました。 一回まとまったお金を手にすると、生活レベルはどうしても上がってしまいま

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  • 「技術者の楽園」を作ろうとして、現実逃避するIT企業が多い気がする - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    経営者が技術者というのは、別に構わない。むしろ、納品物が技術の結晶であるとか、システムそのものであるとか、製品知識が技術と直結している、一品もののビジネスであるなら、合理的なんだろうと思う。 一応、私としては「日技術やサービスはガラパゴス化している」とか「パラダイス鎖国である」というのはあまり賛成しない。じゃあドイツは? スペインは? イタリアは? おのおのの国がおのおのの国民性のなかで社会風土の結実として経済システムを持っている以上、”世界標準”とやらと異なっていて当然だと思うからだ。 ただ、技術の独自性や革新性を求めることを社風にするまではいいけれど、採算性の絶対に取れない自己満足気味のプロジェクトや、野放図な開発計画を社員技術者に認めるだけでなく、経営者として考えるべき合理性すら棚に上げて、自分のやりたいようにグダグダな運営をするのは、正直どうなんだろう。 周辺も問題で、彼(彼女

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  • 実務能力というのは段取りのうまさなんだと思うんだ - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    取りまとめなど一人でやる仕事って、土曜日が一番はかどる。連絡をすることもされることもなく、考えることに没頭できるから。 仕事を進める上で、とりわけ多くの人が関わる事案というのは、仕切る際に結構進め方にコツのようなものがある。これが分からないと厳しいと思うのだが、実際にはあまりそういうのに無頓着で、ただ単に金が儲かればいいとか、サービスが期日どおりリリースできればいいと考えるマネージャーも多くて困る。自分のことを棚に上げていうけどさ。 でも、立場も役割も機能も違う人たちを集めて、何がしかの結果を出さなければならない仕事というのは実に多い。取りまとめる際に、利害は対立するし、共通の認識は違うし、問題に対する考え方も違う。これはしょうがないのだけれども、そこにプロジェクトがあって、人が集うからには方法論をある程度ノウハウ化しておかないと話を進められないと思うんだけどね。 ちなみに、私がそういう事

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  • 物事を深刻にしすぎる人達 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    何となく思いついて、さらさらっと企画でもプログラムでも作る人っているじゃないですか。発想をカタチにするのが生きがいみたいな人で、100個作ってみて1個大ヒットだったら良くて、それでいて「これ、俺が作ったっすよ」とか語らない人。 で、仕事が大きくなったり、社会的に成功したと持ち上げられるフェイズに入って、あれを思い返させられる時が来る。とにかく、何かニュースバリューになるものを、とインタビューをされるとか、記事にされるとか。 そういうのの前後に、たいてい会社って広報部みたいなのとか、経営企画部みたいなのとか、ライツ部みたいなのができてる。仕事仕事としてこなすプロとしての統制屋。でも、それ単体で見るとコストセンター。仕事をすればするほど、組織は窮屈になっていく。 冒頭の、何となく思いついて作ってしまう人からすると、そういう統制屋から「それをやる前に権利関係は調べましたか」とかメールが来る類の

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  • サラリーマンとビジネスマンの違い(雑感) - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    また新しく会社をひとつ立ち上げることになりました。今回は久々に東京で。半年以上ぶりでしょうか。 オフィスは新規事業への取り組みや旧事業から新事業への移行、新しい社員の受け入れなどでてんやわんやになっておりますが、採用や幹部社員などとの話し合いをしているとき、意外に忘れられがちなところに気づきましたんで、自己の備忘録的に書いておきます。酒を飲んでいるのと出張疲れがあるので乱文ご容赦。 サラリーマンとビジネスマンの違い、と書くと、サラリーマンは駄目で、ビジネスマン万歳みたいなノリになりやすいのですけど、私はどちらが上とか下とか思っていません。雇われるにあたって、やはり人によって働き方や、力の出せる環境、マネジメントに違いがあると思うのです。 教科書的なことに過ぎないものでも、それを行動様式に落とし込んだり、組織の中でハンドリングしていくには、やはり相当ブレークダウンしていかなければならず、受け

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