「情報整理が得意な人になりたい!」 毎日膨大な情報に触れることが多いエンジニアや現在のビジネスパーソンなら、一種の憧れとともにそう思うことも多いのではないでしょうか? 新年に決意も新たに自分の情報アンテナの精度を向上してみようと考えている人も多いはず。 しかし少し視点を引いて考えてみましょう。あなたの周囲で「情報整理に長けた人」はどんな人でしょうか? それは何でも知っている「情報博士」のような人でしょうか? どんな話題にも付いてこれる「雑学の王様」のような人でしょうか? それはそれで飲み会やイベントでは面白い人なのかもしれませんが、むしろ「あの人は情報の目利きだ」「この件についてはあの人に聞けば知っているはず」という信頼を集めている人は、独自の視点で情報をフィルタリングしている、有能な「キュレーター」であることのほうが多いはずです。 キュレーターというと、非常に限られた人しかなることがで
前回はノートブックとタグの基本的な使い方と、様々な検索を用いて情報を引き出す方法について紹介しました。今回はこれらの方法を組み合わせて、情報を整理するための仕組みを構築してみましょう。 情報の流れと整理のタイミングを定める 情報整理の仕組みを構築するにあたって、どのような情報の流れを作り、どのタイミングで整理を行うかについて考えてみましょう。 情報の流れを作る まずはサンプルとして、筆者の考える情報の流れを書き出してみました(図1)。 図1 情報の流れを書き出してみる この図から、情報の流れにおける大きな方針は以下の2点であることがつかめます。 取り込むべき情報をInboxに集める 情報を段階に分けて管理する また、Evernote内における段階分けは以下の4つとなります。 Inbox(インプット情報はすべてInboxに集めてから整理) Active(編集中、考え中のメモ) Archi
メルマガ過去記事 有料情報 どの本も面白いと大好評。 手帳やメモの使いこなしが身に付く!厳選「文具名著42」販売中!
去る4/14、佐々木正悟さん・淺田義和さんの共著「ストレスフリーで効率アップ! EVERNOTEを便利に使う48の技」と拙著「できるポケット スマートフォンでEvernoteを使いこなす本」の共同出版イベント「Evernoteとうまくつきあうコツ」を開催致しました。 内容としては、 ・佐々木さん、淺田さん、北がそれぞれ30分ずつ位プレゼン ・三人で45分程度鼎談+会場からの質疑 のみっちり3時間。 しかしながら、3時間ご参加頂いた皆様に楽しんでいただくというのは中々に難しいわけです。最初はドキドキしながらやっていましたが、最終的には会場もそれなりに盛り上がりつつ、本質的な議論も飛びかっていたので、個人的には楽しい時間だったなと思っています。 また、僕個人としても久しぶりに大勢の方の前で喋ったのでかなり緊張していたのですが、話し出してみると割と早い段階で以前の感覚が戻ってきたので、最後まで一
一つ前のエントリーを書くために検索して見つけた記事がとても面白い。みなさま、ぜひご一読を。 Knowledge Worker:「これまでの本、これからの本」第3回 原田範行教授 私が学部生のころもそうだし、今の学部生もそうだけれども本を頭から最後まで読まなければいけない。著者の思いに沿って読まなければいけないという思い込みが強い。ちなみに、私がこの思い込みから離れられたのは博士後期課程に入ってから。 専門書や論文は、頭からお尻までを全部均等に丁寧に読むものではありません。必要な部分を必要なだけ読むものです。ですから、均等に力を割り振って読むよりは、論文の一部分に全力を尽くしましょう。 (論文の読み方より) で、面白いのは上記の記事によると、18世紀のイギリスでは「必要なところだけ自由に読む」という読み方の人が結構いたんじゃないかとのこと。21世紀に学生を指導している私が18世紀の読書法を教
「あの情報、絶対にあったはず!」とわかっていても、ネット上にもPC内にも見つからないという経験は誰にでもあるだろう。そんなヤキモキ解消テクニックを、検索ツール活用の達人に聞く。 さまざまな情報がネットにあふれるこの時代。ちょっとした調べ物で、検索エンジンにキーワードを入れてみたら、何千件もヒットしてしまい、手に負えなかったりする。逆に、どこかに必ずあるはずの情報にたどり着けなくてもどかしい思いをすることもある。 また、自分のPCの中に蓄積される情報も、増える一方。ストレージの容量は幾何級数的に伸びていき、その管理もますますややこしくなっていく。 データが少なかった昔なら、用途別にきちんとフォルダを区切り、さらにそれを階層分けして、整然としたツリー構造に……などということも可能だったかもしれない。しかし今や、そんな手法が通用しない情報の氾濫にさらされているのである。 情報管理は「分類・階層化
「気がつくと、部屋の中が物でいっぱいになっちゃって・・・」 とお悩みの方が多いのではないでしょうか。 かくいう私も、本棚に居場所のない書籍が机の上にまで浸食している状態です。あと、アナログノートもその量に少々危うさを感じるようになってきています。 人間の損失回避性を考慮に入れると、こうなってしまうのは「自然」なのかもしれません。人は損を回避したがる傾向があり、価値があるものを捨ててしまうことに抵抗感を感じてしまいます。壊れたテレビすら漬け物石としての価値があることを考えれば、部屋の中に物が増えてしまうのはごくごく当然の結果と言えるでしょう。 しかし、私の部屋を眺めると、「紙の書類」だけはスッキリと片付いていることに気がつきます。 「書類を捨てるためのシステム」が出来上がっている、というのがその理由です。 「すてるためには、すてるためのシステムをつくっておかなければならない」 と『情報の家政
2012年 07月 10日 Webサイト構築における、「情報の分類とコンテンツの理解」をECサイトで考えてみる。-IA シンキング- カテゴリ: IAシンキング Webデザイン タグ:IAシンキングWebサイト構築 Webサイトを制作していて非常に気を使う部分になる情報の分類。例えば商品やコンテンツの分類で、あまりに関係ない分類をしてしまうとユーザーはそれを見つけにくくなり、本来であればユーザーの要望にマッチしたものを提供出来るのにユーザーを逃す事になってしまいます。そうならない為にもWebサイトにおける情報やコンテンツの分類は分かりやすくする事が非常に大切な事になります。 1.情報の整理について「LATCH法」 2.分類に迷ったら 3.必要最低限のコンテンツ、必要不可欠なコンテンツ 4.情報の分類とコンテンツの理解がもたらすもの 1.情報の整理について「LATCH法」 情報の整理に置いて
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