民家に押し入って現金を奪ったなどとして、警視庁町田署は強盗致傷と住居侵入の疑いで、山梨県笛吹市石和町八田の無職、宮木誠被告(26)と弟の大輔被告(23)ら男5人=いずれも別の強盗罪などで起訴=を再逮捕した。同署によると、5人は容疑を認め「金に困ってやった」などと供述している。 同署によると、宮木容疑者らは神奈川、山梨両県の牛丼チェーン店などを狙った連続強盗に関与したとして、両県警の合同捜査本部に逮捕されていた。仲間の男が、被害品の貴金属を山梨県で転売しようとしたことから、今回の強盗事件への関与が浮上した。 逮捕容疑は3月19日正午ごろ、東京都町田市の女性(61)宅に侵入し、庭で草むしりしていた女性を殴るなどして顔の骨を折る重傷を負わせた上、粘着テープで縛り、現金5万円やダイヤモンドの指輪など約90点(計約720万円相当)を奪ったとしている。