朝日新聞(東京都中央区)や読売新聞(同)の本社に脅迫文のようなものが送られていたことが21日、警視庁への取材で分かった。差出人はいずれも「赤報隊」で、警視庁は偽計業務妨害などの疑いもあるとみて調べている。 警視庁によると、脅迫文のようなものは20日に各本社に届けられた。茶封筒の裏面に「赤報隊」と書かれ、「平成23年1月より全国朝鮮人学校生徒 駆除実施」などと記載されていた。封筒内にはロケット花火や縫い針が入っていたという。 日経新聞(千代田区)の本社にも、差出人が「赤報隊」の郵便物が届いているといい、警視庁で確認を進めている。