『終わりなし』のみ鑑賞 80年代初頭のポーランド、 戒厳令を敷かれた社会派情勢や、 それまでの歴史の流れを踏まえた上で 観ないと、理解や感情移入が難しい。 『ふたりのベロニカ』と同じように 憂い… >>続きを読む
坂本龍一氏が自ら選曲した20曲による、最後のピアノ・ソロ演奏を記録したコンサートドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto | Opus』。静謐な同作により、坂本龍一氏の芸術は、映画として永遠に生き続けている。同作の監督は、空音央(そら ねお)。まだ国内では多くを知られていない、若き才能だった。そんな空音央監督が、自身初の長編劇映画を撮った。それが2024年10月4日公開の『HAPPYEND』である。この鮮烈で特異な青春映画は、第81回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門に選出され、彼の名を轟かせている。 社会を前進させる情報発信を行う「あしたメディア」では、注目の映画『HAPPYEND』の公開にあわせ、空音央監督へのインタビューを、映画解説者・中井圭との対談形式でお届けする。 <本文中に一部結末に触れる箇所がありますので、鑑賞前の方はご注意ください> 『HAPPYEND』 排
現代を映し出す衝撃作。 − IGN 傑作だ。心臓は常に高鳴り続け、 最終幕には顎が床についた。 −Fangoria まるで戦場にいるような没入感。 −Indiewire 今や世界を席巻するA24が、史上最高の製作費を投じ、アメリカで起きる内戦を描く『シビル・ウォー アメリカ最後の日』。メガホンをとったのは、『28日後...』で脚本を担当し、長編デビュー作『エクス・マキナ』で 第88回アカデミー賞®️視覚効果賞を受賞する快挙を果たしたアレックス・ガーランド。世界71の国と地域で(7/18時点)公開を迎えた本作は、2週連続で全米第1位を獲得した。11月に大統領選挙を控えるアメリカ国内では、本作の内容が物議を醸しており、バイデン大統領・ハリス副大統領も鑑賞を希望しているという。 連邦政府から19もの州が離脱したアメリカ。テキサスとカリフォルニアの同盟からなる“西部勢力”と政府軍の間で内戦が勃発し
ヴィム・ヴェンダース監督の最新作『PERFECT DAYS』が12月22日(金)より公開となる。東京を舞台に、清掃員の男性の日常を描いた本作は、主演の役所広司が『カンヌ国際映画祭』で最優秀男優賞を受賞するなど、すでに高い評価を集めている。 ヴェンダース作品における音楽の使われ方に、以前から並々ならぬ思いを持っていたという音楽ディレクター / 評論家の柴崎祐二が、本作の魅力を解説する。連載「その選曲が、映画をつくる」、第9回。 ※本記事には映画本編の内容に関する記述が含まれます。あらかじめご了承下さい。 ヴィム・ヴェンダース作品における音楽 ある時期まで、私にとってヴィム・ヴェンダースの映画を観るという行為は、「ヴィム・ヴェンダースが選び、采配した珠玉の音楽を聴く」という体験を併せ持つものとして、大きな意味を持っていた。その初期作品、たとえば『ゴールキーパーの不安』『都会のアリス』『アメリカ
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