アウトドアウェアであれば、生地同士の隙間を埋めるために取り付けられている「シームテープ」やチャック部分からの浸水を防ぐ「止水ジップ」などは特に加水分解が起こりやすい箇所で、ここが加水分解によって剥離すると、そこから水が入り込んでしまい、そうすると雨具としては致命的だ。 ゴムやポリウレタンといった素材は特に加水分解が起こりやすく、なるべく高温多湿の場所を避けて保管するのが加水分解を避けるのが原則だ。 とはいえ、自宅での保管には限界がある。 衣替えの時期にあたって、スニーカーや冬物のウェアを湿気から守りつつ保管できないものかと思っていたところ、モンベルの「ドライストレージバッグ」を見つけた。 加水分解からウェアを守る保存袋