博多から東京に向かっていた東海道・山陽新幹線の台車に亀裂が見つかった問題で、JR東海の柘植康英社長が20日、記者会見し、新大阪駅でJR西日本から運行が切り替わった際、「運行に問題ないといった内容の話を引き継いでいた」と述べました。JRは、引き継ぎが適切に行われていたのか、詳しい経緯を調べています。 しかし、新大阪駅で運転士や車掌がJR西日本からJR東海に交代したあとも運行が続けられ、名古屋駅に到着するまで列車を止めて車両を調査することはありませんでした。 新大阪駅での引き継ぎについて、JR東海の柘植社長は20日の記者会見で、「JR西日本から運行に問題ないといった内容の話を引き継いでいた。しかし、京都駅を過ぎたところで異臭があり、車両の専門家を名古屋駅に緊急出動させて点検した。引き継ぎ後の対応は適切だったと思うが、新大阪駅で床下点検をしてほしかった」と述べました。 JR西日本の調査で、岡山駅
沖縄県宜野湾市の小学校のグラウンドにアメリカ軍普天間基地を離陸した大型ヘリコプターの窓が落下した事故で、現場の小学校などには「基地があるところに学校を造ったのに文句を言うな」といった電話がこれまでに25件あり、市の教育委員会は「アメリカ軍に土地を接収され、しかたなく建てたという事実を知ってほしい」と話しています。 電話は、「基地があるところに学校をあとから造ったのに文句を言うな」とか、「基地のおかげで稼いでいるのだからよいのではないか」といった内容だということです。 これについて、宜野湾市教育委員会は「アメリカ軍に土地を接収され、ほかに土地が無いためにしかたなく建てたのが今の場所であり、事実を知ってほしい」と話しています。 また、学校では、事故のあと児童の安全を確保するためグラウンドでの体育の授業や休み時間中の屋外での遊びを禁止するなどの対応を余儀なくされていて、相次ぐ電話は教職員の心理的
ここまでの事故でも修理はできるから諦める必要なしというメッセージ 9月10日、静岡県の富士スピードウェイで開催されたGT-R Magazine主催の「R’s Meeting 2017」。このイベントは、世界最大級の日産GT-R(スカイラインGT-Rも含む)の祭典で、通算10回、今年で8年連続で開催となる。会場となったイベント広場には、パーツメーカーやチューニングショップがブースを展開。過去最大数84コマという各ブースには、GT-Rのデモカーや注目のパーツが並べられていた。 そんな中でR32型スカイラインGT-Rの「事故車」を2台展示しているブースを発見! いったい何を目的にしているのだろうか? 2台の事故車を展示しているのは、神奈川県の板金塗装店「カナザワ ボディー リペア」。白いGT-Rは、左フロントセクションを大破。フレームが曲がってホイールも押されて後退してしまっている。さらにエンジ
乗客乗員15人が死亡した長野県軽井沢町のバス事故で、事故を起こしたバスは床下の腐食が進んで複数の穴が開き、去年、バスのメーカーが「使用は危険な状態である」と報告書で警告していたことが分かりました。事故を起こしたバス会社は警告のあとにこの車両を購入していて、国土交通省は詳しい経緯を調べています。 NHKは今回、事故を起こした車両について、事故前の去年3月にバスのメーカーが点検した際に作成した報告書を独自に入手しました。 この中で車体の床下の状態について、さびや腐食が進み穴が開いているとし、特に車輪を支える部品は腐食がひどく、強度が著しく低下していると指摘しています。そのうえで報告書では「このままの使用は危険な状態である」と警告しています。 また、添付された写真では床下にある金属製の多くの部品にさびが広がり、複数の穴が開いている様子が確認できます。 このバスは去年の点検のあと、今回事故を起こし
愛知県一宮市大和町の名神高速・一宮ジャンクション近くで観光バスが対向車線に突っ込んだ多重交通事故で、バスを運転していた男性運転手(63)が愛知県警の調べに対し、「居眠りをしていた」と話していることがわかった。男性運転手は事故の約8時間前にも約200キロ離れた長野県内で追突事故を起こしていて、大阪府の会社に戻る途中だったという。 愛知県警によると、観光バスは20日午後6時ごろ、名神高速の中央分離帯のガードレールを突き破って反対車線に進入。トラックなど9台とぶつかり、男性運転手のほか、4~62歳の男女8人がけがをした。 事故現場には目立ったブレーキ痕はなく、県警が21日午前、入院中の男性運転手から当時の状況を聞いたところ、居眠りをしていたことを明らかにしたという。 また長野県警によると、この男性運転手は20日午前10時15分ごろ、同じ観光バスを運転中、同県安曇野市豊科南穂高の市道交差点で、信号
レールの検査データの改ざんなどの問題が相次いだJR北海道に対し、国は事業改善命令と監督命令、それに安全部門トップの解任命令を出す方針を伝えました。 このうち監督命令と解任命令は、国鉄が分割民営化されJRが発足して以降初めてで、異例の厳しい処分となっています。 JR北海道を巡る一連の問題では、国の特別保安監査の結果、レールの検査データの改ざんが歴代の担当者の間で引き継がれ常態化していたことや、本社が対応を現場任せにし安全管理態勢が十分に機能していなかったことなどが明らかになりました。 このため国土交通省は抜本的な見直しが必要だとして、JR北海道に対し、鉄道事業法に基づく事業改善命令とJR会社法に基づく監督命令、それに安全部門トップの安全統括管理者の解任命令を出す方針を伝えました。 鉄道事業法は主に安全確保について、JR会社法は主に会社の経営について定めた法律で、一連の命令で、安全に関わる設備
【ソウル=中野晃】韓国の大手航空会社、アシアナ航空の副社長(安全保安室長)に、元全日空(ANA)パイロットの山村明好氏(65)が1日付で就任した。山村氏は4日、ソウルで記者会見し、「世界最高水準の安全基準にANAの安全習慣をうまく混ぜ合わせ、新しいアシアナの安全文化を構築したい」と抱負を語った。 アシアナ航空機は7月、米サンフランシスコ国際空港で着陸に失敗する事故を起こした。同社初の外国人の安全担当の最高責任者として招かれた山村氏は「事故に焦点をあてるのではなく、根本的に何が必要なのかを精査し、アシアナに合うシステムを構築したい」と述べた。 山村氏はパイロットとして、ANAが初めてボーイング767型機を導入したソウル―成田線でも操縦経験が豊富なことを紹介。アシアナ社の1988年の設立以来、ANAとは協力関係にあり、共同運航も続けているとし、「お互いの安全基準を高めるために努力したい」と語っ
このところ連続する大企業の謝罪会見を見ていて不思議に思うことがあると書きました。 日本では、企業のトップがマスコミの前で謝罪をするときに、会見する側で、あまり細かな配慮がなされていないと思うからです。 私は外国の会社に長くいました。それも航空会社です。 航空会社というのは安全運航を第一に掲げ、事故はあってはならないものとして考えられています。 ところが、そのあってはならない事故は、実はいつ起きるかわからないとも考えているわけで、いつ事故が発生してもいいように、それに対応するための準備も並行して行われています。 これが、電力会社と違うところで、電力会社は「事故は起こらないもの」として、実際に大きな事故が発生した場合の準備ができていないばかりか、事故が発生するであろうという想定すらされていなかったことが今回明らかになりましたが、航空会社では無事故・安全運航を掲げていながら、いつ事故が
ビートたけし、松本人志報道に「一発で転ぶからな…」 会見・裁判・時代の流れ・今後について語る【コメントほぼ全文】
夏休み前から連日のようにJR北海道の事故がお茶の間をお騒がせしておりますこれはひとえに、国鉄分割民営化により知識と技術の継承が途切れたからです 今から26年前、1987年に国鉄は分割民営化されましたこの時、社員を目一杯抱え込んで発足したため、JR各社は長らく新規採用をやめましたこれでは教育が途絶えざるを得ませんでした 日本と同時期に国鉄を民営化した多くの国では、技術が失われたことによる事故が続発して見直しが行われました一方日本は民営化に起因する事故も信楽高原鉄道事故しか見られず、世界でもっとも成功した国鉄民営化だと考えられてきましたしかしどうやら、国鉄マンの生き残りがJRを支え続けていたにすぎなかったようです国鉄で鍛えられた彼らがJRを去る日が来ると、JRの現場は誰も気づかないうちに静かに崩壊してしまっていましたそれゆえに、諸外国、最も典型的にはイギリスが直面したような、技術の継承が失われ
【バレーボール】パナの伊東が負傷 全治2週間 ◆バレーボール 全日本男女選抜大会(1日、大阪市・ボディメーカーコロシアム) プレミアリーグ男子のパナソニックの伊東勇樹選手(25)が試合のセット間の練習中に、コートの損傷部分が腹部に刺さって負傷した。大会実行委員会は、搬送先の病院で刺さった木片を除去する手術を受け、全治2週間の見込みと診断されたと発表した。 実行委によると、伊東選手は愛知・星城高戦のセット間のレシーブ練習で、ボールを追ってヘッドスライディングした際に、ささくれていたコートの床板で負傷した。大会側はその後、コートの損傷部分にテープを貼る応急処置を施して試合を続行。全試合終了後に点検と補修作業を行った。 実行委は「このような事故が起きるのは、知る限りでは日本の大会では初めて」としている。
【リオデジャネイロ=浜砂雅一】チリ北部コピアポ近郊サンホセ鉱山で作業員33人が69日間地下に閉じ込められた事故の発生から2年となる5日、同鉱山そばで、高さ約5メートルの十字架を主体とする記念碑が公開された。 地元メディアなどによると、除幕式には、作業員のうち約20人とピニェラ大統領、救出作戦関係者らが出席した。 作業員らは生還した当初、「英雄」ともてはやされ、招待旅行を楽しんだり、見舞金を贈られたりしたが、現在は大半が無職。50歳以上か、病気を抱え就労が困難と判断された14人には昨年8月から、月25万ペソ(約4万円)の年金が支給されているが、多くは経済的に不安定な状況にある。 不眠症など事故の後遺症に苦しむ人も少なくない。AP通信によると、救出後、建設機械を操縦する仕事についたアレックス・ベガさんは、「今も悪夢を見る。神経科の治療も受けているが、まだ事故を克服できていない」と話す。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く