コンビニエンスストア大手ローソンの竹増貞信社長が23日までに、産経新聞のインタビューに応じた。業界トップのセブン&アイ・ホールディングスがカナダ企業から買収提案を受け、大きな業界再編に発展するとの観測について「ノット・マイ・ビジネス(気にしない)。自分たちのビジネスに集中する」と語った。 人口減少に伴う業界内の競争激化を巡っては、新型コロナウイルス禍を経て食品や日用品、デリバリーなど多くの事業分野に注力していることを挙げ、「コンビニを競合相手としてみていない」と強調した。主な一問一答は次の通り。 ◇ --好調な業績が続いている 「コロナ禍で社会の価値観、お客さまの生活様式などがガラッと変わり、もう一度、お客さまから何を求められているのかをよく見て、加盟店と一緒に店づくりをした結果だと思う。ただ、数字的にも、まだまだスタートラインだ」 --今後の展開は 「創業50周年の来年は大きなチャレンジ
