苦しんできた就職氷河期世代を支えたい ひきこもり、親の高齢化、心身不調の40-50代…官民連携で支援充実
参院選比例区に候補者を擁立する「緑の党グリーンズジャパン」(須黒奈緒共同代表)が、略称を「グリーン」で届け出ることを決めた。「緑の党」も検討したが「みどりの風」(谷岡郁子代表)と名称が似ていて紛らわしいためだ。政党要件を満たすみどりの風は、すでに「みどり」を略称に決めている。 それでも、混乱は避けられそうにない。投票用紙に「みどり」と書けばみどりの風、「グリーン」と書けば緑の党となる。しかし、「緑」や「みどりの党」と書かれた場合は扱いが決まっていない。 総務省選挙課は「公示後にある程度の基準を示したい」としているが、最終的には各開票所の開票管理者の判断となる。 関連記事みどりの風、前双葉町長を擁立へ 参院選比例区6/21維新、浦添前市長を公認 参院選比例区6/13参院選比例区投票先、自民堅調45% 朝日新聞社世論調査6/11参院選比例区、自民堅調45% 朝日新聞世論調査6/11自民、ワ
夏の参院選で合流を模索していたみどりの風と政治団体・緑の党の交渉が物別れに終わったことが12日、分かった。関係者によると、公示が迫る中、党名や選挙戦の進め方などをめぐり、考えが一致しなかったという。 みどりの風の阿部知子代表代行(衆院比例南関東)は同日の会見で、「何とかして一本化できないかと努力してきたが、距離が大きかった。(参院選は)おのおのが議席を勝ち取るために全力を注ぐ」と述べた。 緑の党の漢人明子運営委員長は神奈川新聞社の取材に「党名、選挙の戦い方などで一致点を見いだせなかった。みどりの風とは、組織運営の面でも違いがあった」と説明した。みどりの風と緑の党はともに脱原発や、環太平洋連携協定(TPP)反対などを主張している。
みどりの風が政治団体の日本未来の党との合併を検討している。関係者によると、みどりの谷岡郁子、未来の阿部知子両代表らが17日に会談。みどり側は夏の参院選をにらんで、みどりを残す形での合併を打診したが、未来側は合併方法などを理由に明確な回答をしなかったという。 関連記事「小沢さん、誰も信用しなくなっている」 菅元首相(3/12)嘉田政治塾、応募は約300人 1期目の3分の1(2/21)嘉田氏「小沢さんの影響あると思う」(12/7)社民離党の阿部知子氏、日本未来の党へ合流の意向(11/27)嘉田新党、生活・みどり・脱原発と連携も 第三極二分化(11/26)みどりの風・行田氏に参院選立候補を打診 みんな(2/15)(社説余滴)脱原発3千万票の重み 前田史郎(1/10)「なんていう党でしたっけね」安倍氏〈発言録〉(12/8)
みどりの風の行田邦子参院議員(47)=埼玉選挙区選出=は十三日、国会内で会見し、同党を離党し、みんなの党に入党したことを明らかにした。行田氏は今夏の参院選で改選を迎えるが、会見に同席したみんなの渡辺喜美代表は、埼玉選挙区(改選数三)と比例代表のどちらで擁立するかは未定だとした。 行田氏は二〇〇七年の参院選に民主党から出馬し、初当選。昨年七月に民主を離党し、みどりの風に合流していた。みんな入党の理由は「正規・非正規雇用の格差解消などの分野で共通点が多い」と説明し、「六年間活動してきた埼玉選挙区で戦いたい」と述べた。 渡辺氏は、選挙区と比例代表のどちらで擁立するかは「(日本維新の会との)すみ分けなどの交渉がある」として明言しなかったが、「行田さんが今まで活躍したのは埼玉選挙区。その事実は重い」とも述べた。(増田紗苗)
生活、みどりの風、社民の3党は11日、昨年の衆院解散で廃案となった「脱原発基本法案」を参議院に提出した。みんなの党の協力を得るために、発送電分離を前文に盛り込んだ。民主党や自民党の一部にも賛同を呼びかけ、今国会での成立を目指す。 同法案は昨年9月、脱原発の法制化を目指す弁護士や作家らでつくる「脱原発法制定全国ネットワーク」の働きかけで衆議院に提案されたが、11月の解散で廃案に。今回は、野党が過半数を握る参院の方が成立の可能性が高く、参院選での争点化も狙えるとして、参院での提出となった。 発議者の一人、谷岡郁子みどりの風代表は「3月11日に提出したのは、原発事故を風化させないというメッセージだ」と語った。 関連記事発送電分離、5〜7年後に実施 政府案に明記(3/7)みんな・みどり、政策協定へ 脱原発柱に来週にも合意(3/6)発送電分離、法改正は見送り 実施時期を付則に明記へ(1/26)活
みんなの党(渡辺喜美代表)とみどりの風(谷岡郁子代表)が、脱原発を中心とする政策協定を交わす協議を進め、早ければ来週にも合意する見通しとなった。これを足がかりに夏の参院選での選挙協力もめざす考え。巨大与党に対抗しようとする野党共闘の動きの一つだ。 政策協定の項目は、電力自由化・脱原発基本法の制定▽原子力行政を監視する委員会の参院への設置▽消費増税の凍結▽「通年国会」の実施をはじめとする国会改革――など。みんなが賛成、みどりが反対と割れている環太平洋経済連携協定(TPP)は、今後の検討課題とする方向だ。 政策協定で合意できれば、夏の参院選の一部選挙区では選挙協力も探る。みどりを離れてみんなに移る検討をしている行田邦子参院議員の埼玉選挙区や、みどりが公認候補を擁立予定の愛知選挙区などが検討対象。とりわけ埼玉は行田氏の「円満移籍」をアピールする狙いもある。 関連記事みどりの風、参院選で現職2
みどりの風は28日、参院議員4人による共同代表制をやめ、谷岡郁子氏が代表に就く党役員人事を発表した。行田邦子氏が代表代行兼国対委員長、亀井亜紀子氏が幹事長、舟山康江氏が政調会長に就く。日本未来の党を離党して加わった亀井静香衆院議員は役職に就かなかった。 谷岡代表は会見で「21世紀の政党として多様な意見を反映させる真の民主主義の設立のために働きたい」と述べた。亀井氏の無役については「師匠としてご指導を頂く。小さな所帯の役職をつけることは失礼」と説明した。 関連記事みどりの風が政党に 亀井静香氏ら2議員参加(12/29)嘉田氏「小沢さんの影響あると思う」(12/7)政党替え・くら替え多発 民主大量離党や新党乱立で(12/4)10政党が全ブロックに擁立予定 比例区事前説明会(11/28)社民離党の阿部知子氏、日本未来の党へ合流の意向(11/27)未来が会派名変更届(12/21)参院の新勢力を発
やまだ・あつし/1971年朝日新聞入社。青森・千葉支局員を経て経済記者。大蔵省、外務省、自動車業界、金融証券業界など担当。ロンドン特派員として東欧の市場経済化、EC市場統合などを取材、93年から編集委員。ハーバード大学ニーマンフェロー。朝日新聞特別編集委員(経済担当)として大蔵行政や金融業界の体質を問う記事を執筆。2000年からバンコク特派員。2012年からフリージャーナリスト。CS放送「朝日ニュースター」で、「パックインジャーナル」のコメンテーターなどを務める。 山田厚史の「世界かわら版」 元朝日新聞編集員で、反骨のジャーナリスト山田厚史が、世界中で起こる政治・経済の森羅万象に鋭く切り込む。その独自の視点で、強者の論理の欺瞞や矛盾、市場原理の裏に潜む冷徹な打算を解き明かします。 バックナンバー一覧 自民圧勝の総選挙は「中道左派=リベラル」の退潮を印象付けた。米国でオバマ大統領を支えたのは
亀井静香元金融相と、新党大地の平山誠参院議員は28日、谷岡郁子参院議員ら4人が共同代表を務める参院会派「みどりの風」に合流した。 みどりの風は同日、総務相に政党設立を届け出た。届け出の代表者は谷岡氏だが、共同代表制を維持する。 亀井氏は28日、合流の理由について記者団に、「脱原発や環太平洋経済連携協定(TPP)反対など主張が同じだから」と説明した。平山氏は同日、合流に先立ち、新党大地を離党した。 みどりの風は今年11月、所属議員7人の政党として結成されたが、そのうち3人が日本未来の党に合流して衆院選に立候補したことから所属議員4人となり、「所属議員5人以上」の政党要件を満たさない政治団体となっていた。亀井、平山両氏の合流で所属議員が6人に増え、再び政党として届け出た。
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