日産自動車が基礎研究分野で社内外から研究職を公募する制度を導入したことが6日、分かった。3年間を嘱託扱いの契約社員として雇用し、成果を上げれば高額な成功報酬を支払う。腕に自信のある研究者を広く集め、革新的な新素材などの開発力強化につなげる。「シニア・イノベーション・リサーチ(SIR)」と呼ぶ制度を始めた。第1弾として社内公募を実施し、3人をSIRの対象者として任命した。将来のバッテリー技術や未
日産自動車が基礎研究分野で社内外から研究職を公募する制度を導入したことが6日、分かった。3年間を嘱託扱いの契約社員として雇用し、成果を上げれば高額な成功報酬を支払う。腕に自信のある研究者を広く集め、革新的な新素材などの開発力強化につなげる。「シニア・イノベーション・リサーチ(SIR)」と呼ぶ制度を始めた。第1弾として社内公募を実施し、3人をSIRの対象者として任命した。将来のバッテリー技術や未
「大手でもダメだったんだから、ウチでは無理」これ、企業の研究ではよくある話だと思うのです。他社における失敗の要因はいろいろあると思うのですが、時に「まだいけるだろ、ウチでやる余地あるだろ」ってテーマがトップダウン的判断で潰れます。そんなの会社だからしょうがないじゃん、ってのも勿論ありますが、時に、不屈の精神と根性でもって、下からのディシジョンメイキングで復活する、そんな例もあるようです。日陰の活動が報われると。 そういう経験をした人は、(特に社内的な) conflict への対処に非常に優れているように思います。そんな人がリーダーであれば、自分がなんとかしなきゃ、って思いをメンバーが共有できると思うし、筋肉質なチームになっていく気がします。同時に、偉い人のいうことをハイハイそうですねと聞いてるだけの人は研究に向いてないだろうなーとも思います。「山は動くものではなく動かすもの」ということを忘
a depressed and fragile mechanical engineerうつ病患者として、機械技術者として生きる小市民が、仕事や治療の日常生活、裏話、ウンチク、経験談、失敗談を綴ります。それと並行して読書で出合った本の紹介と論考を披露します。 こんばんは、機械技術者「おだぐ」です。 昨日の記事「本物の学者と学問の将来」はこちら! 昨日書いた学問を巡る私の批判と覚悟に関する拙文は思いのほか反響があり、改めて考えさせられるメッセージも幾つか受け取りました。ツイッター上でもアカデミアの方と熱い議論を交わすことができました。 今の私の力では上手く纏め上げることのできない問題群が存在するのですが、可能な限り論点を整理したいと思います。 【論点1】死んだ学問は蘇らない。 「一度死んだ技術は蘇らない。」この言葉は私が師事したある工学系の教授のものです。若いころは技術は発展する一方のものだと
id:matasaburo"その割には論文と、特許の本数が本人の実績にそのまま跳ね返るし"←特許は分かるような気がしますが、論文を評価ポイントにすることの企業側のメリットはなんなんでしょうか?特許ってのは、id:pollyannaさんのほうが詳しい、んじゃなかろーか、私の理解としては基本的に自分とこで培った技術、アイデアと、そこから生まれるはずの将来の会社の儲けを防御するものです。とゆーことで、儲かる技術を特許にできるかどうかで、本人の実績を測る尺度として使うことができます。ただ言い方を悪くすると、特許には、「ウチの会社はこういうこと思いついたんだからオマエラ使うなよ」という側面があります。一方論文ですが、企業ではたいがいその技術を特許化したあと、製品が出荷されたあと、もうこの技術のおかげでシェアを確保したよ、儲かってるよ、という状態で論文を書くことが多いです。そういう意味では、社内の人間
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企業のブランド戦略立案などを行うインターブランドジャパンは2月18日、国際展開する日本発のブランドの価値ランキング「Japan's Best Global Brands 2009」のトップ30を発表した。1位は「TOYOTA」、2位以下は「HONDA」「SONY」「Canon」「Nintendo」「Panasonic」「LEXUS」と続く。 国内企業が生んだコーポレートブランドを対象に、(1)ブランドの収益予想(財務)、(2)ブランドが消費者の購買意志決定に与える影響力(ブランド役割)、(3)消費者の需要を維持するブランドの能力(ブランド力)──の3点を分析し、ブランド価値を金額に換算して算出した。対象企業が株式上場していることや、海外売上高比率が30%以上あることなどが条件。 上位7ブランドは、昨年9月に発表した世界のブランド価値ランキング「Best Global Brands 2008
NTTとNHKの改革が話題になる中で,その両社が抱える研究所のあり方が注目されている。竹中平蔵総務相の私的諮問機関「通信・放送の在り方に関する懇談会」でも,NTTやNHKの研究所について「研究開発は外部に出すべきだ」という意見が出た。これに対して,NHKの橋本元一会長は「放送に利用する技術は,制作現場とつながっているからこそ開発のパワーが出てくる」と分離に反対している。 しかし世界的に見ると,NTTやNHKの研究所はかなり特異である。NTTは持株会社の中に12も研究所を持ち,約2800人のスタッフがいる。これは通信会社(コモンキャリア)の研究所としては世界最大である。NHKにも放送技術研究所があるが,放送局の研究所というのは世界に例を見ないものだ。こうした研究所があるのは,NTT法や放送法で「研究義務」が課されているからだが,メーカーが世界でもトップクラスの技術を持つ日本で,NTTやNHK
今回言語処理学会の年次大会には筆頭著者で書く論文はないのだが、shimpei-m くんが筆頭著者の論文に共著者として入っているので、年末くらいから論文のやりとり(こちらで PDF にコメントつけて送り返したりとか、メールでコメントしたりとか)をしていた。提出〆切は12日なのだが、そもそも12日も祝日ということで、企業人の彼は休日出勤になってしまうので、少しずれ込んでしまって心苦しかったが、なんとか提出したようである。お疲れさまでした。 特に年明けは他の業務も忙しかったようで、負荷をかけてしまって悪いなぁと思いつつ、内容はそれなりになるようにけっこう細かいところまでコメントしてしまった気がする。 結局1日1往復くらいで数えてみたら13往復しているのだが、コメントするほうもこれくらいコメントするとなかなか満足感があってよい。shimpei-m くんの話では「こんなにコメントついた PDF 初め
実家に帰ってきての更新です。XPとVista,使い勝手はそんなにかわらないですね。処理速度の問題はCPUとメモリの問題でしょうか。 昨日「今年の締めくくり」みたいなエントリをしたんですが,実はまだ書ける環境にあったため,少々書いてみます。 今年の年末,ある出来事があって上司に「どないなってんねん。何のつもりやねん」と詰め寄ったことがありました。実際はこんなに汚い言葉遣いではなかったのですが,趣旨はそのまんまです。 どこの会社であっても報告書はあると思います。下っ端であるktatchyは,実験もしつつ,報告書も書きつつ,実験に必要な書類作成もしています。それぞれにかけるウェイト(密度)は当然同時並行する仕事量に比例して薄くなります。時間と自分の容量が限られている以上,それはやむをえないことでしょう。オーバーワークをして全てが破綻したら元も子もない。「効率的な業務遂行」はどこの社会でも当然の話
エス・ピー・エス・エスのテキストマイニングの新製品「SPSS Text Analysis for Surveys 3.0」の出足が好調である。11月13日に発表し、先行予約キャンペーンを実施したが、12月中旬までの1カ月間で500本以上を出荷したという。当初は12月中旬までだったキャンペーン期間を12月末まで延長した。 同製品は、アンケート調査の自由意見欄などに記入された文章内容を解析し、動向などを探るためのもの。最大の特徴は、人間の「感性」の視点で内容を解析する機能を備えている点。「うれしいのか悲しいのか」「肯定的か否定的か」といったカテゴリーで自動的に分類するなど、回答者の思考や行動をより深く分析することが簡単にできるという。 米国で開発したソフトを基盤に、日本語処理では言語理解研究所が開発してNTTデータがOEMで提供する「なずきエモーションアナライザ ライブラリ」を活用した。ODB
経営やITマネジメントの分野で「見える化」が注目され始めて,もう2~3年経つ。いまだに大きな関心を集めているようだ。 先週,「見える化」「現場力を鍛える」などの著書で知られる遠藤功氏(早稲田大学ビジネススクール教授,ローランド・ベルガー日本法人会長)の講演を聞きに出かけた。400人ほど収容できる会場は満杯。現場力や見える化をテーマにした講演に,参加者が熱心に耳を傾けていたのが印象的だった。 講演で興味深かったのは,「間違った見える化」として取り上げられた,あるソフトウエア会社の事例である。このソフトウエア会社では社長が旗振り役となり,熱心に見える化に取り組んだという。最初に手掛けたのは,個人の負荷状況の見える化だ。ある人が仕事を抱え込んでパンクしそうになっているのを,タイムリーに助けてあげるための仕組み作りである。ここで大きな成果を上げ,この会社は見える化の取り組みを広げていった。 ところ
「nessy(ネッシー)」は、企業データを検索、管理するサービスです。クラウドマップはここで企業マップを提供しました。 今回は”実験的な”プロジェクトで、色々な技術を試せる場となりました。特に技術開発では、javascriptでどこまでできるか、をテーマとしました。 これまで、クラウドマップのインターフェースはflashで作られていたのですが、少し重い(約300kb)というのと、どうしても使えないブラウザ機能などがありました。 例えば、リンクをホイールクリック等で開けない、リンクの訪問済み表示ができない、ブラウザの右クリックメニューが使えない、右クリックが(基本的には)使えない、ホイール操作がフォーカスしてからでないと効かない、などの問題点が挙がっていました。 この問題を解決するにはjavascriptで開発するしかないのですが、もともとはjavascritpとflash(flex)を比べ
導入前の課題 ファシリテーター(促進役)による意図的な情報発信でナレッジポータルが運営されていたため、経営環境の変化で急速に利用率が低下しシステム存続の危機へ。 社内の知識を総動員する仕組み 19世紀後半、殺菌済み外科用包帯の開発で近代医療への道を開いた米ジョンソン・エンド・ジョンソンは、1886年の創業から現在まで、世界57カ国に250以上のグループ企業に、総従業員数約12万人を擁する世界最大のトータルヘルスケア企業となった。 日本では1961年に事業を開始し、各領域に特化した複数の企業体によってグループを構成する「分社分権経営」を実践している。その1社、日本法人のジョンソン・エンド・ジョンソンでは、医療機器を中心に扱う「メディカルカンンパニー」、バンドエイドなどの消費者向け製品を扱う「コンシューマーカンパニー」、コンタクトレンズを扱う「ビジョンケアカンパニー」といった3つの社内カンパニ
以前の投稿した「Enterprise2.0(企業内ブログ)成功例--情報の4S<整理編>」のお客様の推進リーダー(取締役)にSNS成功の秘訣を聞いた。 社内向けに提供している「15か条の御誓文」に成功の秘訣が隠されているそうだ。 全てを紹介したいところだが、本ブログへの記載を許された7つのうち、コミュニティ関連の第1条、2条を、まず紹介する。(私のメモと記憶の範囲での記載だが) 1.コミュニティ(クローズド)の作成 部門やオフィシャルなコミュニティ(委員会、会社のクラブ、プロジェクト、顧客単位のチーム)以外は原則作らせいない。 許可条件は、 ・定期的なオフサイト・オフラインMeeting活動が含まれていること(遠隔地の社員も含め例外なし)。 ・業務改善、社員の精神的な支援を目的とし、明確な数値目標(参加者の満足度、プロセススピード改善係数など)を設定し、達成できない場合は自発的に閉鎖するこ
Casual Thoughts - 一流企業の一流社員に求められる泥臭い馬力 このエントリに書かれている一流企業の実態は、細かいニュアンスも含めて私が見聞きしてきたことにとても近いと感じる。 私は幸いなことに「(本物の)一流企業の(本物の)一流社員」と仕事をする機会を頂いている。そういう方々は一流大企業の資本力、技術力などの各種のビジネスインフラと自分自身の知見、経験、スキルを卓越した思考力とハードワークによって組み合わせ、お客様、ひいては社会全体に高い価値を提供している。 バックオフィス部門の中には筋金入りのぶら下がり社員が多く、また性質が悪いことにそれを自覚していない人が多い。 大企業というのは一流の仕事をやり抜くためにはプラスアルファでタイヤを10個くらい引っ張って猛進する「泥臭い馬力」が求められるもの 私も多くの一流企業の一流社員と仕事をさせていただいた。そして、彼らが「タイヤを1
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