米ワシントンのヒューマン・ライツ・ウオッチのオフィスで、机の上に置かれた対人地雷のレプリカ(2024年11月20日撮影)。(c)Bastien INZAURRALDE/AFP 【11月29日 AFP】フィンランド国防省は28日、現在国際法で禁止されている対人地雷を防衛兵器として再導入することを検討しているとAFPに明らかにした。 地面に埋められた対人地雷を踏めば、即死はしなくても手足を失うことが多く、被害者の援助団体は市民への長期的な影響を非難している。 フィンランドは2012年に対人地雷の使用、備蓄、生産、移転を禁止する対人地雷禁止条約(オタワ条約)に加入。対人地雷を放棄した。 しかし、フィンランドの地雷再導入支持派は、ロシアのウクライナ侵攻で国の安全保障環境が変化したと主張。オタワ条約への取り組みを再評価するよう当局に促している。 国防省はAFPに対し、夏から軍が対人地雷の再導入が必要