国立地球物理火山研究所が作成したカンピ・フレグレイの噴火シミュレーションより open.online 群発地震の中で過去40年で最大の地震が発生 世界には、噴火すると非常に危険だとされているスーパーボルケーノ(超巨大火山)が多くありますが、その中でも特に危険だとされている超火山があり、それは、おおむね以下のようになっています。 世界で最も危険な火山 10 1位:硫黄島(東京都) 2位:アポヤケ山(ニカラグア) 3位:カンピ・フレグレイ(イタリア) 4位:阿蘇山(熊本県) 5位:トランスメキシコ火山帯(メキシコ) 6位:アグン山(インドネシア) 7位:カメルーン山(カメルーン) 8位:タール山(フィリピン) 9位:マヨン山(フィリピン) 10位:ケルート山(インドネシア) カンピ・フレグレイは、イタリアの以下の位置にあります。周囲には、エトナ火山やストロンボリなど、わりと頻繁に噴火を繰り返し
今年の元日に能登地方を襲った大地震(マグニチュード7.6、最大震度7)は「令和6年能登半島地震」と命名された。能登半島北部を含めて北西方向に走る陸と海の活断層が、約150キロにわたって割れ動いたとされている。 その後、能登地方の地震活動は終息へと向かいつつあるように見えるが、実は今回の地震をめぐる調査や分析が進むにつれ、多くの専門家から「能登半島地震は今後に始まる大惨事の予兆にすぎないことがわかった」とする、戦慄の指摘が相次いで飛び出しているのだ。 本連載では、今後にその発生が確実視されるもののうち、専門家がとりわけ声を大にして指摘する「6つの大惨事」についてレポートしていきたい。 第1の大惨事は、能登地方を再び襲う大地震である。というのも、今回の能登半島地震では、少なくとも以下の3つの活断層が割れ残ったとされているからだ。 ①能登半島南部を南北に走る内陸活断層 ②能登半島西方沖を南北に走
昨年もありました。以下の記事にあります。 (記事)イタリアのエトナ山から規則正しい形状で噴出され続ける「奇妙な噴煙のリング」の数が史上最高数レベルに 地球の記録 2023年7月29日 2023年7月のエトナ山のリングの様子 今年はさらに激しくなっているようです。 火山からの「渦巻くリング」 Spaceweather 2024/04/11 VOLCANIC VORTEX RINGS イタリアのエトナ山で、珍しく美しいドーム現象が見られている。 「煙の輪が吹き出ている」と4月6日にこの現象を撮影したマルセラ・ジュリア・ペース氏は報告している。 「リングの継続的な噴流がクレーターの周りを踊り、空に溶けていきます。これは非常に珍しい現象です」と彼女は言う。 エトナ山は これまでも渦を発生させてきたが、今回のようなものはなかった。カターニア国立地球物理学火山研究所のボリス・ベンケ氏によると、2024
鳥島近くで海底噴火 昨年10月の津波原因か―海保 2024年04月01日14時28分配信 【図解】伊豆諸島・鳥島近海に海底火山噴火の痕跡 海上保安庁は1日までに、伊豆諸島・鳥島近くの海底火山「孀婦(そうふ)海山」で噴火が起き、新たに火口が形成されていたことが分かったと発表した。昨年10月9日に鳥島近海で発生した地震と津波の原因である可能性が極めて高いという。 海を経由した地震波で震度1~2 10月宮崎・鹿児島で観測―鳥島近海から伝わる・気象庁 同庁は今年1月に測量船「拓洋」で鳥島近海の海底地形を調査し、エネルギー・金属鉱物資源機構が2022年12月に調査したデータと比較した。その結果、鳥島南方にある孀婦海山のカルデラ内に直径約1.6キロの火口が新たに形成され、火口の北側斜面が長さ約4キロ、幅約1キロにわたって崩壊していることが判明した。 社会 台風・大雨・地震 最新情報 地震・噴火・津波
地球の気流や海流に関しては、現代科学でも原理が解明されていない事象があり、その内のひとつが「ケルビン波」と呼ばれる、赤道付近では気流や海流が必ず東に向かって移動するという事象です。ブラウン大学の物理学者であるブラッド・マーストン氏らの研究チームが、地球を「トポロジカル絶縁体」として扱うことでケルビン波を説明できるとの研究結果を示しました。 [2306.12191] Topological Signature of Stratospheric Poincare -- Gravity Waves https://arxiv.org/abs/2306.12191 How Quantum Physics Describes Earth’s Weather Patterns | Quanta Magazine https://www.quantamagazine.org/how-quantum-ph
ブログ記事の引用・転載はすべて自由です。その際、ページのリンクを示していただけると嬉しいです。以下でキーワード記事検索ができます。 3月21日のライブサイエンスより livescience.com カスケード沈み込み帯と隣接するエリアで 久しぶりに地震に関連する記事です。 今年 2024年は、日本の場合、元旦から大きな地震が発生したという年でもあり、また「何となく」のレベルでいえば、地震が増えているような実感はあります。 先日なども…特に名を秘す私の住んでいる地域で「緊急地震速報」などというものが鳴り響き、地震そのものは大したことはなかったんですが、緊急地震速報の警報音に驚いたオジイサンたちが各所で滑って転倒するという惨事が…(いいから、その話は)。 それで、科学メディアのライブサイエンスで、冒頭の記事を見たのですね。 「カナダ沖で 1日に 2,000回の地震が発生、海底が引き裂かれている
【▲図1: 全球凍結した地球の想像図。 (Image Credit: Oleg Kuznetsov) 】 地球はその歴史の中で、表面全体が氷河に覆われる「全球凍結(スノーボールアース)」が何度か起こったと推定されています。しかし、なぜ全球凍結が起きたのか、またどのように “解凍” されたのかについてのメカニズムはほとんど分かっていません。 約7億年前に起こったとされる全球凍結レベルの極端な氷河期「スターティアン氷期」の発生原因を、地質記録とシミュレーションによって調査したシドニー大学のAdriana Dutkiewicz氏などの研究チームは、火山からの二酸化炭素放出量が少なくて岩石の風化による二酸化炭素の吸収が多かったために、大気中の二酸化炭素濃度が現在の半分以下まで減少したことが原因であると推定した研究成果を発表しました。興味深いことに、この状況は遠い未来に地球で起こる状況と似ています。
昭和東南海地震(しょうわとうなんかいじしん)は、1944年(昭和19年)12月7日午後1時36分から[4]、紀伊半島東部の熊野灘、三重県尾鷲市沖約20キロメートル(北緯33度8分、東経136度6分)から浜名湖沖まで破壊が進行した(震源としては「熊野灘」)、Mj7.9(Mw8.2)のプレート境界型巨大地震。単に「東南海地震[4][5]」または「1944年東南海地震[6]」と呼ばれることがある。また当初は遠州沖大地震と呼ばれていたが[7]、東海地域の軍需工場が壊滅的な打撃を受けたことを隠匿するため、「東南海地震」に変更したとする説がある[8][9]。 1945年前後にかけて4年連続で1000名を超える死者を出した4大地震(発生順に鳥取地震、東南海地震、三河地震、南海地震)の一つである(#震源域も参照)。一般に死者・行方不明者は1223名を数えたとされる[10]。 東南海地震震源域で発生した前回
中国新疆ウイグル自治区アクス地区ウシュトゥルファン県で、地震被災者の救援活動をする人たち=23日(新華社=共同) 【北京共同】中国新疆ウイグル自治区アクス地区ウシュトゥルファン県で23日午前2時9分(日本時間同3時9分)ごろ、マグニチュード(M)7.1の地震が起きた。震源の深さは22キロ。中国地震局が発表した。国営中央テレビは、アクス地区と隣接するクズルス・キルギス自治州で3人が負傷したと報じた。住宅が倒壊しており、閉じ込められた子どもが救出されたという。 【写真】23年12月の地震で被害を受けた建物 中国甘粛省 国営通信新華社によると、ウシュトゥルファン県でも住宅が倒壊し、停電が発生。住民らは体育館などに避難した。 ウシュトゥルファン県はキルギスとの国境付近に位置する。海抜3千メートルの高地にあり、気温は氷点下10度前後の厳しい冷え込みという。中央テレビは、区都ウルムチからアクス地区に救
能登半島地震では、石川県輪島市や珠洲市の広い範囲で地盤が隆起していることが分かっています。NHKのヘリコプターで撮影した映像からも、半島の北側では海底が露出した地形が見渡すかぎり続いている様子が確認され、専門家は「今回の地震の規模の大きさを示す驚きの結果だ」と指摘しています。 専門家による「令和6年能登半島地震変動地形調査グループ」の調査によりますと、今回の地震で能登半島の北側では、東西およそ90キロの範囲で陸域がおよそ4.4平方キロメートル海側に拡大したことが分かっています。 地震活動に伴う地形の変化などを研究している産業技術総合研究所 地質調査総合センターの宍倉正展グループ長は、17日にNHKのヘリコプターが輪島市北側の海岸線を撮影した映像を分析しました。 それによりますと、輪島市渋田町や町野町付近では、ふだんは海中や海面上わずかに顔を出す大きな岩、岩礁がむき出しになっていたり、砂浜が
能登半島地震は、石川県の漁業にも大きな影響を与えています。輪島市の鹿磯(かいそ)漁港で行われた、専門家の現地調査に同行しました。 金沢大学 地域創造学類の青木賢人准教授: 「僕らもほとんど目にすることのない地殻変動量なので。白いところが元々水面だった高さ。こういう仕事をしていますけど見たことがない風景です。正直言葉がない」 今回の地震で、能登半島の北岸およそ90キロで地盤が隆起し、輪島市の鹿磯漁港では、港全体が干上がりました。 青木准教授: 「覗くだけでもすさまじい」 稲垣真一アナウンサー: 「ここは今、海の底ですよね」 青木准教授: 「はい、そうです。」 稲垣アナウンサー: 「海水がここにきていて、つまりこの陸地自体は全部上に上がっているんですよね」 青木准教授: 「はい、海底も含めて一緒に全部地面が上がってきた。なので船が干上がった、打ち上げられた状態。元々は停泊していた船なんですけど
19世紀初頭の象潟の模式図。 合歓(ねぶ)の花。 古代より象潟は、景勝地・歌枕の地として広く知られていた[6]。島々は「九十九島」、潟は「八十八潟」と称されていた。『古今和歌集』や『新古今和歌集』などに当地を詠んだ歌が収録されている。古代・中世には能因・西行といった文化人が象潟を訪れた。西行は「象潟の 桜は波にうづもれて 花の上漕ぐ あまの釣り舟」という和歌を詠んだ[7]。浄土真宗の開祖親鸞も象潟を訪れていたとする伝承があり、蚶満寺の境内に「親鸞上人腰掛の石」と称される石がある。 近世には能因・西行を偲んで、松尾芭蕉ら俳人が多数、象潟を訪れた[8]。芭蕉が著した『おくのほそ道』には以下の記述がある。 江山水陸の風光数を尽して、今象潟に方寸をせむ。酒田の湊より東北の方、山を越、礒を伝ひ、いさごをふみて其際十里、日影ややかたぶくころ、汐風真砂を吹あげ、雨朦朧として鳥海の山かくる。闇中に莫作(も
産業技術総合研究所(産総研)は1月11日、2024年能登半島地震に伴う海岸の地殻変動の調査結果を発表した。調査した場所は、石川県輪島市門前町鹿磯周辺。国土地理院の観測データによると、この場所では最大4mの隆起の報告が上がっており、実地調査をしたところほぼ報告通りの隆起を確認できたという。 産総研が鹿磯漁港を調べたところ、防潮堤壁面に付いたカキなどの生物が隆起によって水面から離れている様子が見られた。壁面に付いた生物の高度から地震前のおおよその海面を予測できるため、これと地震後の海面を比較。複数地点で調べた結果、その差は3.8~3.9mでほぼ報告通りの隆起を確認したとしている。
能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市では、防潮堤や海沿いの岩礁がおよそ4メートル隆起したことが専門家の現地調査で確認されました。能登半島の北側では過去に大規模な地震が繰り返してできたとみられる階段状の地形があることから、専門家は「4メートルもの隆起はめったにないことで、数千年に1回の現象だ」と指摘しています。 目次 調査グループ 鹿磯漁港周辺でおよそ4メートル隆起を確認 【ドローン映像】輪島 門前町黒島町付近 今回の地震で石川県の能登半島の北側では海底が露出するほど地盤が隆起している地点が確認され、専門家による「令和6年能登半島地震 変動地形調査グループ」の調査では東西およそ90キロの範囲で陸域がおよそ4.4平方キロメートル海側に拡大したことが分かっています。 産業技術総合研究所地質調査総合センターの宍倉正展グループ長は、地盤の隆起が確認された輪島市門前町の鹿磯漁港周辺で調査を行い
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