「健康的な食事術」を見つけることを課題としてきた『医師が教える最強の間食術』(鈴木幹啓 著、アスコム)の著者は、長年にわたり研究と実践を繰り返してきた結果、「間食」に着目したのだという。 これは、少しばかり意外な話ではないだろうか? なにしろ「間食」として食べるものには、砂糖がたっぷり入っているなど、健康にいいとはいえそうもないものが少なくないからだ。 しかし、健康効果が高いものを適量食べるのであれば、「間食」は食事では摂れなかった体にいい栄養素を補給する絶好の機会になるというのである。 だとすれば気になるのは「なにを食べればいいのか」だが、機能的には「体内の老化を防ぐ効果の高いポリフェノール」がたっぷり入ったもので、なおかつ「太りにくいもの(GI値が低いもの)」が望ましい。そしてもちろん、継続して続けるためには手軽さやおいしさも欠かせないだろう。 では、具体的になにがいいのか? こうした