■5日焼身のパクモ・サムドゥプ死亡確認 焼身に厳しい連座制で答える当局■ *ゾゲ県人民政府が発行した16項目に及ぶ焼身に関する規定通知書(チベット語版)。 RFAによると、2月5日にアムド地方ツェコク県ドカルモ郷で焼身したパクモ・サムドゥプ(29)の死亡が確認された。パクモ・サムドゥプは焼身当日に死亡。当局により火葬された翌日、家族に遺灰が渡されたという。当局は家族に遺灰をマチュ川に流すよう命令した。 パクモ・サムドゥプの焼身から8日後の2月13日には、ンガバでドルジェが焼身した。連続の焼身抗議は半年ぶりとなる。3月10日はチベット民族蜂起記念日。その前後には毎年緊張が高まる。今後さらなる焼身抗議が続くことが懸念される。 中国政府は焼身抗議を強圧的に抑止しようと、「連座制」を導入している。焼身者がでると、家族や村、僧院に罰を与えるという内容だ。その通告書の内容がチベット亡命政府に伝えられた