この画像を大きなサイズで見る SF映画や小説でおなじみの『無限増殖するAI』が現実になるかもしれない。これはAIが重大な一線を越えたことを意味する。 中国の研究チームが、既存の2つの大規模言語モデル(LLM)がすでに人間の支援なしに、自分のクローンを複製できることを確認したという。 無限に自己複製を繰り返し、もはや誰にも止められなくなった「AIの暴走」は悪夢のシナリオだが、人間はそれを制御することが可能なのか? AIの危険な初期兆候「自己複製」 このほど中国、復旦大学のチームはMeta社およびAlibaba社のLLMを用いて、彼らが人間の力なしに自己複製できることを確認した。 人間の道具として作られたAIが、人間の利益に反して行動することを「AIの暴走」という。AIの性能の爆発的な進展ともいえるその状況を、多くの専門家が懸念している。 この危険な状況の初期の兆候と言えるのが、AIの自己複製