PMDは「枯れた技術」だと思うしネット上にも日本語情報は多いですが、わりと古いものが多い気がするし1箇所にまとまってたほうが便利だと思うのでまとめてみます。 なお著者のスペックの都合上、SBTのようなナウでヤングなビルドツールは対象にしていませんすみません。ご存知でしたらぜひ教えてください。 PMDとは PMDはJavaコードを分析して潜在的なバグを探すツールです。コピペ検知ツールCPDを含んでいます。開発への基本的な適用方法としては以下の2パターンがあるでしょう。 ビルド手順に組み込む 潜在的なバグが見つかった段階でビルドを中断する(あるいは警告する) 常時監視によるエンバグ予防に 不定期に実行する クセや課題の確認に使う、ブラッシュアップの参考にする 潜在バグ一掃タスク、品質向上月間などに 第3者の視点で自動的にコードを確認するPMDは、スキルの異なる複数人数による開発で強力な支援ツー
Java用の独自ルール作成に引き続き、JSP用の独自ルール作成方法についてもご紹介いたします。といってもAbstractJspRuleを拡張してクラスを実装するだけというシンプルなものですので、Java用ルールを実装した方ならすぐに使えるでしょう。 Mavenプロジェクトの作成などは前回の記事を参照願います。ここではテストの作成とルールの実装についてまとめます。 テストパターンを作成する 前回同様、テストを書いてから実装を行なっていきましょう。今回はアンカータグのhref要素が//あるいはhttps://で始まっていることを確認するルールを例として実装していきます。 まずはテストに使用するJSPを用意します。今回はhref要素にhttps://、http://、mailto://、//を持つJSPをそれぞれ1つずつ用意し、src/test/resourcesに保存しました。例えばhttp
以前PMDの独自ルール実装方法をまとめましたが、今回は実装したルールをSonarで動かす方法についてまとめます。公式のドキュメントはこちらです。 Sonarはコードの品質管理に寄与するOSSです。Jenkinsプラグインが用意されているなど使い勝手も良く、コード解析を行う予定があるならまず導入を検討したいプログラムとも言えます。プラグインやAjax用で使えるAPIが用意されているのも小回りがきくので嬉しいですね。弊社ではポータルサイトにプロジェクトの状態をざっくり表示するのにも使っています。 SonarでPMDの独自ルールを動かすには、Mavenを使ってSonarのプラグインを作る必要があります。プラグインといっても独自ルールが用意できているならば、単にpomとxmlを用意して簡単なコードを書くだけでOKです。 pom.xml まずpomを用意しましょう。これはGitHubに用意されてい
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