旅客機「撃墜」巡りロシア釈明 死亡機長に責任転嫁 時事通信 外信部2024年12月28日05時22分配信 アゼルバイジャン航空機の墜落現場=25日、カザフスタン西部アクタウ近郊(AFP時事) 中央アジア・カザフスタン西部で38人が死亡した旅客機墜落について、ロシア航空当局は27日、本来の目的地である同国南部チェチェン共和国の空港周辺が、ウクライナによるドローン攻撃で着陸が「非常に困難」な状況だったと釈明した。通信アプリ「テレグラム」で声明を出した。 原因は「ロシア軍の誤射」 旅客機墜落でアゼルバイジャン 声明は、航空会社があるアゼルバイジャン側が訴える「ロシア軍の防空システム誤射」には触れていない。空港周辺は濃霧が立ち込めていた上、墜落したカザフ西部への行き先変更は「機長の判断」と主張しており、責任転嫁を図る姿勢がにじみ出た。機長も副機長も死亡している。 アゼルバイジャンの航空会社は27日