「金継ぎ(金繕い)」という、 日本ならではの、割れた器の修理法があることを 初めて知った。 料理好きのみなこさんのおうちにお邪魔したときに、 欠けた湯のみの金継ぎを見せてくれた。 渕の欠けたところが、 ぽちっと金で埋めてある。 なんだか、かわいいですっ。 むしろ、ポイントになっている! 興味が湧き、ネットで少し調べてみる。 普通、欠けている器でお客様をもてなすことは当然失礼なのだが、 欠けを金継ぎで繕ってあれば「その器は欠けてないとみなす」という 決まり事が日本にはあり、再びおもてなしにも使えるそうだ。 世界的にもあまり例がないのではないかと思われる、 日本の伝統的な修復技術だという。 確かに。だって、 そのままでは、実用的にも、視覚的にもマイナス要因でしかない器の傷を、 逆に強烈に目立たせることにより、 かえって独特の風情をかもしだすのだ! すごいすごいすごい!! かっこいい! 大量生産