【阿部彰芳】牛の生肉や生レバーを原因とする腸管出血性大腸菌O(オー)157について、厚生労働省が生レバーなどの提供を規制した前後で、感染した患者が4分の1に減っていたことが国立感染症研究所の調査で分かった。発症が多かった子どもや若者で大幅に減っており、規制の効果が表れたとみられるという。 規制前の2007〜10年と、生肉は表面を加熱後に切り取るよう求めた11年、生レバーの提供自体を禁止した12年を比較した。診断した医師が原因に生肉か生レバーを挙げていた事例について、集団発生を除いて分析すると、07〜10年は200人前後だったのに対し、11年は100人、12年は55人だった。 10年から12年の変化を年齢別にみると、10歳未満は55人が5人に、10代は40人が9人に、20代は55人が20人に減少。以前から報告数が少なかった中高年に比べて減り方が大きかった。 続きを読むこの記事の続きをお読
Y Tambe @y_tambe しかし、EHECとの関わりから考えても、赤痢菌と、赤痢菌の持つファージの持つ意味というのは大きいのだよなぁ。 2012-06-14 22:28:44 Y Tambe @y_tambe そもそもファージが発見されたのも、赤痢菌を溶かす現象からだったはずだし。あと、性線毛による薬剤耐性の伝播だって赤痢菌あたりで研究された。そういう面でも、研究史のいろいろなところに赤痢菌は絡んでくる。 2012-06-14 22:31:35 Y Tambe @y_tambe 大まかな歴史でいうと、まずヒトの世界には赤痢菌による「細菌性赤痢」があった(赤痢にはこの他、アメーバ赤痢がある)。イギリス王ジョンの死因が赤痢だと言われているので、13世紀初めにはヨーロッパに既に存在していた可能性がある。 http://t.co/Sx79kEF4 2012-06-14 22:46:36
□京都大学東南アジア研究所教授・西渕光昭 ■途上国にO157感染者ほとんどいない 今月から飲食店で牛レバー(肝臓)の生食の提供が法令で全面禁止された。レバ刺しファンの中には「昔から食べているけど食中毒になったことがない。なぜ禁止するんだ」と思っている方もいるだろう。牛レバーに限らず、生食には常に食中毒のリスクがつきまとう。リスクの正体を探る-。(文・平沢裕子) ◇ --レバ刺し禁止を決めた厚生労働省審議会の委員だが、レバ刺しは好きか? 西渕 生レバーは食べたことがない。ユッケはある。大学院生のころ、朝3時ぐらいまで研究をして、アパートに帰る途中、焼き肉屋さんにちょっと寄って1杯。ユッケを食べるとすごく元気が出た。肉やレバーの生食がものすごい栄養補給になることは体験として分かる。 --禁止の根拠となったレバー内部のO(オー)157の菌数はかなり少ないが
5人が死亡した焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、運営会社「フーズ・フォーラス」(金沢市、特別清算中)が8月、生肉の卸元の食肉加工卸業者「大和屋商店」(東京都板橋区)と、大和屋が肉を仕入れたと畜場の運営会社「川口食肉荷受」(埼玉県川口市)に対し、それぞれ3億円の損害賠償を求めて提訴することがわかった。フォーラス社は、食中毒被害者に、原告団に参加するよう呼びかけており、被害者の大和屋に対する請求額を上乗せする方針。 同社代理人などによると、7月末まで原告団への参加を受け付け、早ければ8月10日に提訴する。 同社は、富山県の中間報告などから、食中毒の原因は、大和屋が納入したユッケ用生肉に付いていた腸管出血性大腸菌O(オー)111で、菌は大和屋か、と畜場で付着した可能性があると主張。 大和屋に対しては、売買契約を結んだフォーラス社の財産上の利益などを守る注意義務を怠ったとして、同
新着悩み相談(Q&A)一覧 ED治療薬のことで相談です。ザイデナという薬を試してみたいのですが抗真菌薬が禁忌という事に引っ掛かっています。いくつかネットの情報を漁ってみたところ服用タイプの抗真菌薬が禁忌にあたるそうです。この場合塗り薬の抗真菌薬は問題がないのでしょうか? 投稿者 はじめ(男性・50代) 2023/12/14 左首凝りが酷く詰まった感じがします。左頭の1箇所が押された感じ?で痛くなります。それと生理前から後まで血圧が上がります。その時に首こり頭痛が酷くなります。 投稿者 あ(女性・40代) 2023/09/29 足の甲を犬に噛まれたのですが、傷?っぽいものは少しあるが出血はしてません。内出血はしてるんですが、病院を受診すべきでしょうか? 投稿者 く(男性・30代) 2023/09/09 ミノキシジルの副作用として、白血球減少とあります。どのような影響がありますか? 投稿者 た
印刷 生食用食肉による食中毒発生件数 牛の肝臓(レバー)の内部に食中毒の原因となる腸管出血性大腸菌がいることが、厚生労働省の調査でわかった。初めての確認となる。O(オー)157など腸管出血性大腸菌は毒性が強く、死亡する危険もあり、生レバーの提供は禁止となる可能性が高まった。 厚労省は20日に開かれる審議会に結果を報告する。委員の意見がまとまり次第、生レバーの提供を禁止するかどうか決める。禁止になれば、食品衛生法で罰則つきの規制をすることになる。 牛の肝臓内には食中毒を起こす細菌のカンピロバクターがいることはわかっていたが、より重症化のおそれのある腸管出血性大腸菌は確認されていなかった。 調査は、厚労省が東京都や大阪市など16自治体の食肉衛生検査所などに依頼し、品川邦汎(くにひろ)岩手大学名誉教授がまとめている。 8月から9月までに食肉処理された計約150頭の牛の肝臓を調べたところ
3日前に広報コンプライアンスの視点から雑感を述べておりましたが、あれからまたFF社運営にかかる系列店でユッケを食された方の犠牲者が増え、相当深刻な事態となっております。予想通りマスコミの報道は混迷を極めており、なにゆえここまで大きな事件となってしまったのか、その責任や原因が特定できないため、加害者としてのターゲットが見つからない状況が続いております。FF社の代表者は犠牲者が出た時点で直ちに、ご遺族のもとへ謝罪に出向き(お父様は謝罪を拒絶されましたが)、4人目の犠牲者が出た時点の記者会見では土下座をして今後の精一杯の補償を誓いました。 事後規制としての「業務上過失致死」の立件ですが、誰のどのような行為によって今回の痛ましい事件が発生したのか、食中毒事件の証拠はあっという間に散逸してしまって因果関係の立証が困難になりますので、当局としては強制捜査(身柄というよりも証拠確保のため)に乗り出す可能
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