労働組合の中央組織、連合は来年夏の参議院選挙に臨む基本方針の素案をまとめ、自民・公明両党を改選議席の過半数割れに追い込むため、立憲民主党と国民民主党に候補者の一本化などの調整を要請するとしています。 素案では、来年夏の参議院選挙を「政権交代に向けた重大なステップ」と位置づけ、自民・公明両党を改選議席の過半数割れに追い込むことを目標に掲げています。 そして、連合が支援する立憲民主党と国民民主党が中心となって野党勢力を結集することがポイントになるとして、両党に対し ▽定員1人の1人区で候補者を一本化することや ▽定員が複数の選挙区では、情勢も踏まえて互いに利益となるような擁立のあり方を検討すること ▽どちらの候補者もいない「空白区」を作らないことを要請しています。 連合と立憲民主党、国民民主党は、近く政策責任者らによる新たな協議会を設置し、来年春までに経済や外交・安全保障、それに憲法などの分野
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