西アフリカ・セネガルからの報道によると、1月のハイチ大地震で被災したハイチ人学生163人が13日、無償教育や住居提供を申し出たセネガル政府のチャーター機で同国の首都ダカールに到着し「祖先の故郷にようこそ」と市民の歓迎を受けた。 同国のワッド大統領が地震発生後に「ハイチはセネガル出身を含む奴隷が建国した」として、土地の無償提供など被災者への救済実施の用意を表明していた。学生はホストファミリーの下などで生活することになるという。 ただ貧困に苦しむ多くの国民の間では、外国人被災者への救済策に批判も強いという。(共同)