■「社長の時間術」 プレジデント編集部編 社長の時間術―彼らは「多忙」を言い訳にしない (PRESIDENT BOOKS) (PRESIDENT BOOKS) 作者: プレジデント編集部 出版社/メーカー: プレジデント社 発売日: 2007/12/04 メディア: 単行本 P11 「一人の人間にとって使える「時間」は高が知れている。しかし、一人ひとりの時間を合計すれば大きな時間になる」:自分が10人いれば12時間は120時間になる。100人いれば、1200時間。1200時間x100日なら12万時間@100人いれば一人でやる1年分が約3日で、約30年分が100日でできる。 P28 社長は上司を説得しなくていい唯一の職業。社長の責任はマージャンでいえば「上がってなんぼ」。どんなに高い手でも上がれなければ意味がない:決断して数字を上げる。 P34 スケジュールの単位は30分。ひとつの仕事にかけ
(1) 時代観――無限の選択肢のある時代 僕が大学を出たのは今から25年前の1983年です。1983年に大学を卒業する人と、2008年に大学を卒業する人とでは、全く違う人生が広がります。おそらく、さらに25年後に大学を卒業する、みなさんの息子や娘の世代も、まったく違う環境のなかに生きることになります。みなさんは、だいたい二十代、つまり1977年生まれから87年生まれくらいだと思いますが、そのくらいの時期に生まれたということが、人生を大きく規定しています。そのときに使えるリソース、その時点で可能になっていることがある。1960年生まれの僕とは全く違う可能性をみなさんはもっています。それがまず第一にうらやましい。なぜならば、圧倒的に自由度が大きいから。1980年代の前半というのは、それほどカジュアルに海外に行くという時代ではなかったし、日本はもっと貧しかったし、海外に留学する敷居の高さも、今と
「仕事時間を賢く楽に節約する10の方法」というエントリーを読んで、書かれていることはもっともなのだが、これは自分を厳しく律することができ、高い集中力をもって全力投入できるタイプの人向きのノウハウばかりで、どちらかというとムラがある自分にはなかなか適応できないと感じた(そういえば、小学1年生の通信簿にも、「よくできますが、ムラがあります」と書かれていた。人間、なかなか変わらないものです。) 代わりというわけではないが、ムラのある自分の仕事のスタイルを振り返ってみた: 1. 思いついたら、すぐやる。その場でやる。 友人から「あの人を紹介してほしい」という依頼の電話がかかってくる。電話を切った直後、3分以内には紹介メールを発信する。あるいは、会食の日時を確定する返信が来たら、もらった直後に目当ての店に電話をし、予約を確定させ、すぐに返信する。実際、「え?もうやったの?」と言われることがよくある
「中央公論」編集部の田中正敏さんからメールが届いた。「『ウェブ時代をゆく』を語る」をまとめてくださった田中さんである。 「グーグルに淘汰されない知的生産術」ですが、『読売新聞』書評同様、もしよろしければ販売期間終了後(5月9日)を目処にブログにて公開していただいても、と思います。非常に充実したお話でしたので、より多くの方の目に触れればと思う次第です。 ありがたい申し出をいただいたので、ここに全文を公開することにします。 「中央公論」五月号の「特集・知的整理法革命」(野口悠紀雄、梅田望夫、外山滋比古、佐藤優、勝間和代、茂木健一郎)という文脈で、田中さんの取材を受け、勉強や仕事の仕方について僕が二時間ほど話をした内容をもとに、彼が文章にまとめてくれたものです。 さすがにこのテーマだとほぼすべての人が、それぞれの観点からグーグルを論じていて面白かったです。 どうぞお楽しみください。 旧来の整理法
面会を依頼されたときに、それを断るというのは、けっこう骨の折れる意志決定である。 そもそも、誰かが自分に会いたいと言ってくれることは、大変ありがたいことである。自分みたいな人間に興味を持っていただけて、とても嬉しい。 何より、はるばるアメリカまで来て、何かのついでとはいえ、ぎっしり詰まった旅程のなか、わざわざ日本人である自分に会いに行きたいといってくれるのだから、光栄なことである。 しかるに、それを忙しいからといって断るのは、どこか気が進まない。 そもそも、私の現在のワークスタイルでは、拘束時間的・物理的に忙しいということはまったくない。起きたいときに起き、寝たいときに寝て、働きたいときに働き、遊びたいときには存分に遊んでいるのである。 だから第三者が見れば、どこをどう見ても私を忙しいほうの種類の人間と分類することはないだろう。 しかし、実際には精神面では極度に張り詰めているのである。 東
「五年以内に十二カ月から十八カ月の『サバティカル』を絶対にとる」 と一年三カ月前に書いた。サバティカルとは「研究のための長期休暇」の意味だが、この四月より、まずは「モノを書くこと」に関するサバティカルに入ることにした。本業の経営コンサルティングの一環で書く仕事を除き、本の執筆や雑誌への寄稿をしばらくすべて休止する。 足掛け十三年にわたって休むことなく続けてきた本連載も、今号と次号で終了する。連載開始時には三十五歳だった私も四十七歳になった。人生でいちばん大切な期間を本誌とともに過ごしたという思いが強く、本連載には深い愛着を持って取り組んできた。しかし、もっとも大切なことをやめないと新しい展開は拓けない。そんな私の決意を、本誌編集部にご理解いただけたことを感謝している。 仕事の何から何までをすべてやめる「サバティカル理想主義」を追求すると、永久にサバティカルなど取れまいとあるとき悟り、
人が何かしらを生産する際のベースとなる”時間”とは、中々単純なようで複雑なものです。 時間がなければ、何も生産することが出来ません。では時間があれば何か生産できるかというと、必ずしもそうではありません。しかし思うのですが、やはり時間を確保することが、何かを生産するためには肝要です。 時間は有限です。一日は24時間と決まっています。命も必ず有限です。ですから先ずは無駄なこと-と云うと語弊があるかも知れませんが-、その時に”生産したい”と思っていることと関係ないことに、どれだけ時間を割かないかがとても重要だと思います。案外色々なことに、人は時間を費やしているもので、先ずはそれらをカットする訳です。 では目的のために使える時間を増やしたからと云って、それだけで生産が増える訳ではありません。しかしこれは誤解を避けるために敢えて云っておきますが、基本は目的のために使う絶対的な時間量を増やすことが、生
≪1からすべて命令してほしいなら、海兵隊にいけばいい≫ これはCEO(最高経営責任者)エリック・シュミットの言葉だが、グーグルが徹底的に重視するのは、自発性に導かれて使われる「時間」の価値だ。グーグルは、飛び切り優秀で積極的な人材を世界中からひたすら集め、自由度の高い仕事環境を用意する。これは、リナックスをはじめとするオープンソースの世界の成功から強く影響を受けた経営思想である。 オープンソースとは、ソフトウエアのソースコード(人が記述したプログラムそのもの)をネット上に無償公開して、世界中の不特定多数の開発者が自由に参加できる環境を用意し、そのソフトウエアをさらに開発していく方式のことだ。 オープンソースの世界では、経済的な取引という概念も、雇用関係を基盤とする組織的指示命令系統も存在しない。つまり他者に何かを強制する道具立てがまったくないのだ。にもかかわらず、参加者の自発性だけに委ねら
1週間(1日ではない)に4時間しか働かない会社社長が、効率的な仕事のしかたの指南をしている講演があった。3月にテキサス州でおこなわれたSouth by Southwestというメディア関係のイベントの中でおこなわれた「The 4-Hour Workweek: Secrets of Doing More with Less in a Digital World」と題する講演である。以下で講演のMP3ファイルが入手できる。 また、このほかの講演・パネル討論の音声はここで入手できる。 講演の概要は以下のとおりである。 講演者 私の名前はティム・フェリス(Tim Ferriss)。プリンストン大学で非常勤講師をし、ハイテク分野での起業にについて教えている。そして、スポーツ飲料・食品の企画・製造をおこなう会社を経営している。世界15ヶ国に製品を卸している。 起業から現在まで 私は2000年に起業し、
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