18年11月の書籍雑誌推定販売金額は1004億円で、前年比6.1%減。 書籍は507億円で、同1.5%減。雑誌は496億円で、同10.4%減。 雑誌の内訳は月刊誌が411億円で、同9.9%減、週刊誌は85億円で、同12.6%減。 返品率は書籍が40.3%、雑誌が42.3%。しかも月刊誌は41.9%、週刊誌は43.9%で、いうなれば、トリプルで40%を超える返品率となってしまった。 雑誌のほうは取次が送品抑制をしているし、書籍にしても同様だと推測されるので、この年末に及んでの高返品率は、さらに加速して出版物が売れなくなっていること、また書店の閉店が続いていることを告げていよう。 このような出版状況の中で、2019年を迎えることになる。 1.出版科学研究所による18年1月から11月までの出版物推定販売金額を示す。 ■2018年1月~11月 推定販売金額 月推定総販売金額書籍雑誌 (百万円)前年
![出版状況クロニクル128(2018年12月1日~12月31日) - 出版・読書メモランダム](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4a9743f60c29c22b2e0712ba8fe6da87cff5d0bb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffanyv88.com%3A443%2Fhttps%2Fcdn.image.st-hatena.com%2Fimage%2Fscale%2F7946bf8fb6389771986d7618f65c4d349d663a9c%2Fbackend%3Dimagemagick%3Bheight%3D1300%3Bversion%3D1%3Bwidth%3D1300%2Fhttps%253A%252F%252Fcdn-ak.f.st-hatena.com%252Fimages%252Ffotolife%252FO%252FOdaMitsuo%252F20181221%252F20181221105008.jpg)