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2019年1月4日のブックマーク (3件)

  • 競技格闘技におけるバグ 那須川天心vsメイウェザー

    「那須川天心vsメイウェザー」は興行格闘技で意図的に発生させたバグだ。しかも大晦日のTVで見ているうえで、ほとんどの人間がバグだと気づかないように出来あがってしまった。いま(選手の競技能力の上では)厳密なシステムで運営されている格闘技にプロモーションがチート行為を行うことで、見た目にはおもしろいバグを生み出し、表向きは多くの人々が喜ぶ結果になったのである。 スポーツとはルールの上で、勝ち負けを競い合うことで成り立つものだ。しかし興行格闘技では簡単にいかない。ジャンルの性質上、たとえばポイント制のように完全なルールで決着できるものにすれば、勝ち負けの判定に不純物はほとんどなくなる。だけど、興行としての魅力はなくなってしまう。結局のところ、どちらが強いかという決闘の部分を見たいから成立している。 だけど選手ふたりを闘わせるなかでバグはどこかで紛れ込む。どちらが勝ちかを判定するなかで、どうにも観

    競技格闘技におけるバグ 那須川天心vsメイウェザー
  • 全国100局、飽和する「ラジオ」は生き残れるか

    「フジロックに勝ってるの?!」 お笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀さんはラジオ番組の中で、相方の設楽統さんが明かした“ある数字”に思わず驚いた。その数字とは、11月初旬に2日間行われたTBSラジオのイベント「ラジフェス」の来場者数だ。その数は16.1万人に上り、昨年の9.4万人から約1.7倍にまで増えた。 ラジフェスではTBSラジオで放送されているレギュラー番組の公開収録や、人気パーソナリティによるトークイベントなどが行われた。一方、日を代表する音楽フェスティバルの1つ「フジロックフェスティバル」の来場者数は、前夜祭を含めた4日間で12.5万人とラジフェスの圧勝だった。 強者TBSラジオで起きた2つの変化 TBSラジオは、約17年もの間、首都圏聴取率首位を守り続ける業界の圧倒的王者だ。同社の門田庄司編成部長は自局の風土を「個性のぶつかりあい」と表現する。同部の野上知弘氏は、「番組それぞれ

    全国100局、飽和する「ラジオ」は生き残れるか
  • 出版状況クロニクル128(2018年12月1日~12月31日) - 出版・読書メモランダム

    18年11月の書籍雑誌推定販売金額は1004億円で、前年比6.1%減。 書籍は507億円で、同1.5%減。雑誌は496億円で、同10.4%減。 雑誌の内訳は月刊誌が411億円で、同9.9%減、週刊誌は85億円で、同12.6%減。 返品率は書籍が40.3%、雑誌が42.3%。しかも月刊誌は41.9%、週刊誌は43.9%で、いうなれば、トリプルで40%を超える返品率となってしまった。 雑誌のほうは取次が送品抑制をしているし、書籍にしても同様だと推測されるので、この年末に及んでの高返品率は、さらに加速して出版物が売れなくなっていること、また書店の閉店が続いていることを告げていよう。 このような出版状況の中で、2019年を迎えることになる。 1.出版科学研究所による18年1月から11月までの出版物推定販売金額を示す。 ■2018年1月~11月 推定販売金額 月推定総販売金額書籍雑誌 (百万円)前年

    出版状況クロニクル128(2018年12月1日~12月31日) - 出版・読書メモランダム