文/山崎潤子 手塚治虫先生の関係者に話を聞き、さまざまな角度から手塚治虫の素顔を探っていこうという企画です。萩尾望都先生は、手塚治虫の『新選組』を読んで、漫画家になろうと決意されたそうです。萩尾先生には『新選組』の思い出や深堀り考察、そして手塚治虫とのエピソードなどや手塚漫画に対する思いなどをお聞きしました。 2022年8月、手塚治虫原作の『新選組』が歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」で上演されることになり、注目を集めています。 そこで、今回の「私と手塚治虫」は特別に、8月中毎週、更新していきます! お楽しみに。 PROFILE 萩尾望都(はぎお・もと) 漫画家。福岡県大牟田市生まれ。1969年のデビュー以来、繊細な絵柄と巧みな心理描写で少女漫画界に新境地を開き「少女漫画の神様」と呼ばれる。『ポーの一族』『11人いる!』で1976年に小学館漫画賞、『残酷な神が支配する』で1997年に手塚治虫文化賞