1996年に日米で合意した普天間飛行場の返還は、基地があることによる負担と危険を減らすためだった。 住宅や学校に囲まれた飛行場の危険さは、変わっていない。そこに安全性で論争が続くオスプレイを持ち込むことを、地元の人たちは受け入れられない。 「沖縄の青い空は私たち県民のもの」という大会での声は、その思いを伝える。県民らは、米軍基地をめぐって構造的な差別があると感じている。 たとえば、米国はすべての軍飛行場のまわりに、発着の安全確保のため、建築物を一切建ててはならない「クリアゾーン」をおくと義務づけている。 ところが、普天間飛行場では危険なクリアゾーンが外にはみ出し、そこに普天間第二小学校など18施設があり、約800戸に3600人がくらす。 本国では運用できない基地を沖縄では使い、新たにオスプレイ配備も進める米国の姿勢は、命を軽視する二重基準や差別であると、県民には映る。 これはそのとおりで、
復帰40周年を迎えた沖縄では、民主党政権が対沖縄政策で繰り返した稚拙な対応の影響が今なお尾を引いている。 1996年に日米で合意された米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設も実現していない。野党時代から安全保障政策を軽視してきたツケが重くのしかかっている。 民主党の鳩山元首相は15日、宜野湾市内で講演し、普天間飛行場移設について、「『最低でも県外』という気持ちを果たさなければ、皆さんの気持ちを十分理解したと言えない」と述べ、県外・国外移設論に再び言及した。 同党OBの上原康助元沖縄開発庁長官も同市で開かれた復帰40周年の記念式典会場でのあいさつで、野田首相に対して「沖縄に、新しい米軍基地を陸にも海にもつくることはおやめ下さい」と求めた。 消費税率引き上げや環太平洋経済連携協定(TPP)と同様に、民主党代表である首相の意向に公然と異論を唱えるおなじみの光景だ。 特に、安保政策をめぐる意見対立
2010年11月01日13:04 カテゴリ環境学 サンゴの天敵、オニヒトデの駆除には酢酸の注射が効果的 サンゴの天敵、オニヒトデの駆除に、酢酸の注射が効果的だとの研究結果を、岡山理科大(岡山市)と高知県大月町の「黒潮生物研究財団」が31日までにまとめた。 オニヒトデは水中で捕獲し、陸上に揚げて処分するのが一般的だが、効率が悪く、費用もかかるなど課題があった。酢酸の注射は水中でできる上コストも低く、各地でオニヒトデによるサンゴの食害が深刻化する中、岡山理科大の大塚隆尚教授(天然物化学)は「非常に効率的に駆除できる方法だ」と話している。 大塚教授によると、オニヒトデに濃度10~15%程度の酢酸10ccを注射すると、2日でほとんどが死ぬことを水槽実験で確認した。酢酸に増粘剤を加えるとさらに効果が高まった。サンゴなど周囲の生物に影響がないことも確かめた。 潜水して注射器を使って次々と注入する
96年1月に発足した橋本政権は、前村山政権から困難な課題を二つ、引き継いでいた。一つは「住専問題」、そして、もう一つが、この「沖縄問題」だった。95年秋に起こった海兵隊員による少女暴行事件。それに端を発する沖縄県民の怒り、基地負担軽減、海兵隊の削減等を要求する声は頂点に達していた。 こうした声を受けて、橋本首相は、政権発足早々から、一人、この沖縄問題を真剣に考えていたのである。元々橋本氏は、政治家として昔から沖縄との接点が多い方だったが、夜、公邸に帰ってからも関係書物や資料を読みふけったり、専門家の意見を聞き、思い悩んでいた。 そんな時、旧知の諸井虔氏(元日経連副会長・秩父セメント会長)から私に、「知事を囲む沖縄懇話会というのをやっている。大田氏とは知事に出る時以来の付き合いだから本音の話もできる。知事からも官僚ルートを通さず総理に本音を伝えたいとの希望がある」との話があり、早速、このルー
普天間基地の返還は決まったものの、その移設先については、96年夏頃まで「嘉手納案」と「キャンプシュワブ案」で日米交渉がデッドロックに乗り上げていた。移設先が決まらなければ返還も不可能となる。 そうした中でまず「嘉手納案」は米国と地元の反対で潰えた。米国は、嘉手納(空軍のジェット機)と普天間(海兵隊のヘリ)では離発着時に機体が輻輳し管制が困難であることや、一カ所に枢要な軍事機能を集約することによる安全保障上のリスク、空軍と海兵隊の関係等あげて反対したが、やはり最終的には嘉手納地元の強硬な反対が決定的だった。 それはそうだろう。嘉手納の地元住民にとっては、そうでなくても既存の基地問題で苦悩しているのに、「なぜ、加えて普天間を嘉手納に押し付けられるのか」という気持ちがある。また、嘉手納基地が3市町村にまたがっているという事情も交渉では大きかった。 もちろん、県外移設に越したことはないが、受け入れ
『一体、彼等は何が不満なのでしょうか。「嘉手納に即時F-22ラプターを配備しろ!」という事なのでしょうか』 こんな事を書いてから一ヶ月。 うわぁ・・・本当に来たナリよ・・・ 米空軍、沖縄に最新鋭ステルス機を12機配備へ [1/10 読売新聞]AP通信は9日、米空軍が最新鋭ステルス戦闘機「F22ラプター」12機を2月中に沖縄県嘉手納基地に配備すると報じた。 ラプターの国外配備は初めてで、朝鮮半島や台湾海峡などでの有事に備えた配備とみられる。 ラプターはF15戦闘機の後継機で、レーダーで発見されにくいステルス機能や、超音速の巡航能力を有する。 とはいえ同時期に韓国にはステルス機F-117ナイトホークが配備されることを併せて見れば、北朝鮮対策であることは見て取れます。最近、二度目の核実験を準備している兆候が察知されていますから、その対策or牽制。 米ステルス戦闘機飛行編隊、韓国に4カ月配備 [1
沖縄・石垣島の白保竿根田原洞穴遺跡で昨年7月に行われた調査=沖縄県提供 日本最古の約2万年前の旧石器人の骨が見つかった沖縄県・石垣島の洞穴で、化石を含む堆積(たいせき)層の大部分が壊されてしまっていると、最初に発見した人たちが訴えている。県は2年前、地上から重機で掘り起こしたが、現在は再調査がかなり難しい状態だという。洞穴は新石垣空港の建設予定地内にあり、空港建設を急ぐあまり、ずさんな調査を行ったという疑念が浮かんでいる。 人骨が見つかったのは白保竿根田原洞穴。2007年12月、元日本洞窟(どうくつ)学会副会長でNPO法人沖縄鍾乳洞協会の山内平三郎理事長(62)らが化石を含む層を確認した。08年5月にはイノシシの骨と5点の人骨が出土。同年7月にはイノシシの骨が炭素年代測定によって約1万4千年前のものと推定された。 山内さんらは化石の層の保護と再調査の必要性を繰り返し訴えた。これを受け
ここはネット上のチラ裏話をひたすら載せていくブログ、というかただ単に自分用のメモ帳代わりに使ってるニダ。某掲示板からのチラ裏やらムーやら雑談やらを転載。チラ裏は噂話としてハイハイワロスワロスで流すことをオススメ。基本姿勢はDon't trust me!で。 不定期更新中。 ■各府省へ一括メル凸できるフォーム https://www.e-gov.go.jp/policy/servlet/Propose 口蹄疫募金へのご協力ありがとうございました。m(_ _)m ► 2011 (2) ► 1月 (2) ► 1月 04 (1) ► 1月 01 (1) ▼ 2010 (1109) ► 12月 (2) ► 12月 24 (1) ► 12月 13 (1) ► 11月 (2) ► 11月 11 (2) ► 10月 (3) ► 10月 20 (1) ► 10月 17 (1) ► 10月 16 (1) ►
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