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🍔あなたに食べてほしいハンバーガー、選びました!🍔 定番から新商品まで教えちゃうハンバーガー特集 第1回

定番には定番とされるだけの魅力があるのです

やっぱり、食べると「おいしい」と唸ってしまう! ハンバーガーチェーンの“定番”バーガー4選

2025年01月22日 20時00分更新

文● モーダル小嶋(アスキーグルメ) 編集●ASCII

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 やっぱり、食べると「おいしい」と唸ってしまう。これがテーマです。

 今回はASCII.jp上でのハンバーガー特集をスタートするにあたり、みんなが知っているけれども、あらためて食べてもやっぱりおいしい、ベタなチョイスかもしれないけれども価値があると実感できるはず……というハンバーガーを4つ選びました。

 「もう知っているよ」「紹介するまでもないでしょ」と思うなかれ。定番には定番とされるだけの魅力があるのです。

直球勝負な作り込み
マクドナルド「炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ」

▲炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ 580円〜

 まずはマクドナルドです。定番中の定番である「ハンバーガー」「チーズバーガー」はもちろん、リーズナブルな「エグチ(エッグチーズバーガー)」「スパチキ(スパイシーマックチキン)」あたりをよく注文される人も多いでしょう。しかし、それ以外にも定番はあります。

 マクドナルドの新しい定番“サムライマック”シリーズから、今回は「炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ」を推したい。2枚重ねた厚みのある100%ビーフのおいしさを、香ばしい炙り醤油風のソースが引き立てるバーガー。

 ポイントは、やはりガツンとくるテイスト。ガーリックの香りもあって、より牛肉を味わせる感じなんです。だから、スライスオニオンが多めに入っているのも相性がよい。

 肉の味を重点的に考え、よりワイルドに伝えるという点で、意外と直球勝負なバーガーになっています。マクドナルドのハンバーガーに対する作り込みがよくわかる一品になっていますね。

実は、昨年リニューアルしてるんです
ロッテリア「エビバーガー」

▲エビバーガー 440円

 自分が初めて「あ、ハンバーガーって牛肉じゃなくてもいいんだ」と気付かされたのって、これだと思います。ロッテリアの「エビバーガー」。その名の通り、エビを使ったパティが最大の特徴。

 プリプリサクサク食感のエビパティに、たまごと大きめにカットしたたまねぎをマヨネーズなどと混ぜ合わせた特製タルタルソース、そしてサウザンソースを合わせ、キャベツとともにふっくらなめらかな食感のバンズで挟んでいます。

 1977年の発売以来の人気商品ですが、実は2024年2月にリニューアル。バンズは表面に切り目を入れたクープバンズを採用してふっくらなめらかに。タルタルソースは柑橘系の酸味と甘味を加えています。

 「え? リニューアルしてたの?」と思う人も多いのではないでしょうか。定番中の定番といっても、進化しているのです。その実力を味わってみては。

アボカド×満足感
バーガーキング「アボカドワッパー」

▲アボカドワッパー 790円

 バーガーキングの定番である「ワッパー」。もちろんそれを紹介してもいいのですが、ここに添えてほしいのがアボカドです。

 “グルメ系バーガー”でよく使われるアボカド。しかし、意外とバーガーチェーンではレアだったりします。直火焼きのビーフパティと合わせることで、手軽に「おっ、一味違う」と思わせてくれるのがバーガーキング「アボカドワッパー」です。

 バーガーキング自慢の直火焼きの100%ビーフパティにクリーミーなアボカドを重ね、ピクルス、フレッシュなレタス、トマト、オニオンをまろやかなマヨネーズとケチャップで仕上げた、野菜がたっぷり楽しめるワッパー。かつてバーガーキングが2021年1~6月に発売した商品の中で、売上No.1になったこともある実力派。

 ビーフの満足感にアボカドの濃厚さが加わることで、食べごたえがすごいんですよね。バーガーキングならではのパティの食感をさらに高めてくれるアボカドとの組み合わせ。このワッパー、2020年代におけるバーガー界の新たな定番になれるポテンシャルを秘めています。

“テリヤキ”の元祖を味わう
モスバーガー「ダブルテリヤキバーガー」

▲ダブルテリヤキバーガー 590円

 “テリヤキバーガー”の元祖はどこなのか。モスバーガーは、「日本のチェーン店で初めてテリヤキバーガーを開発した」と自身でうたっています(テリヤキバーガーは モス生まれ | モスの想い | モスバーガー公式サイト)。1973年なので、50年以上の歴史があることになります。

 そんな歴史を感じさせてくれるのが、モスバーガー「ダブルテリヤキバーガー」。オリジナルのテリヤキソースをパティにからめたシャキシャキレタスの和風バーガーです。

 やはり、特徴はテリヤキソース。醤油と味噌をベースにココアパウダーや黒すりごまを加えて深みのある味わいになっています。それにマヨネーズを入れただけですから、味としてはとてもシンプル。シンプルであるがゆえに、ソースの完成度がしっかり把握できる。

 モスバーガーの味へのこだわりがわかりやすく伝わるバーガー。“ダブル”にすることによる満足感もポイントでしょう。甘辛いソースですから、ダブルぐらいがちょうどよいのでは……と筆者は考えています。


 

 ハンバーガーチェーンの話題となると、どうしても「期間限定」や「新商品」が注目されることが多いもの。しかし、各チェーンの“定番”の味わいも捨てがたいですよ。これを機に、よく行くチェーンの定番バーガーにも目を向けてみてはいかがでしょう?

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