自閉症を離れ、ちょっとたとえ話をする。
1万人に1人くらいの難病があったとする。
で、その難病の診断ツールがあったとする。
その診断ツールの感度、つまり本当に難病である人を難病と診断する確率は95%とする。
つまり、本当にその難病である人を1000人連れてきた時に、950人はその難病であると診断される。
一方で、この診断ツールの特異性は99%とする。つまり、健常な人を1000人診断しても、1%の10人は難病と診断されてしまうということ。
では、ここで問題。あなたはこの診断ツールで難病と診断された。
本当に難病である確率はどのくらいか?
答えはだいたい1%ってところ。意外じゃない?計算してみるとわかる。
これは極端な例だけど、
自閉症を顔から診断したらというか、片っ端から診断したら、どんなに機械学習での正答率が高くたって、関係ないんだよ。
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