農水省職員の旦那から聞いた話。
口蹄疫の件で宮崎県に農水省職員がたくさん派遣されているのだけれど、消毒なんて初めてという人も少なからずいて、中には消毒用の苛性ソーダで濡れたまま半日作業をしてしまってひどい炎症を起こした方がおられるそうな(また働けるようになるまでひと月くらいだそうです。ずっと入院してないといけないのかどうかは不明)。防護服の正しい着用法とか、苛性ソーダの危険性なんかの説明が足りてなかったみたい。
鳥インフルエンザのときも同じように「とりあえず人手を」ってことで集めてこられて、がんばって農家のみなさんのお手伝いをしたのだけど、農家の人なら当然知っているであろう作業手順(鶏の死骸の正しい箱詰めの方法とか)がわからないまま進めてしまって、結局作業のやりなおしになったりしてたいへんだったとも言ってました。