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日記に関するDelete_Allのブックマーク (398)

  • おどうぐばこ、1981年、夏。 - Everything you've ever Dreamed

    僕は神奈川県の海と山に挟まれた小さな街で暮らしている。僕が通っていた小学校では、「おどうぐばこ」と呼ばれるロッカーに入れて使う大きな箱を各自持たされていた。夏休み前にはそれを持って帰る。苦行だった。「おどうぐばこ」に、机の引き出しとその中身、絵具やピアニカといった道具を全部入れるのでめちゃくちゃ重いのだ。小学2年の夏休み前。もう40年以上昔(1981年)になるが、僕は同級生で仲の良い栄ちゃんと一学期最後の日、クソ重い「おどうぐばこ」を持って一緒に帰った。とても暑い日だった。太陽の光が強すぎて太陽がどこにあるかもわからないくらいだ。木や建物の影を選んで僕らは歩いた。「おどうぐばこ」を運んでいると重さで手がパンパンになってしまうから休む必要があった。夏休みに入るからという理由で、いつもとは違う道で帰ることになった。 小さな神社で休憩をした。神社は階段の上にあった。信心も賽銭もないので入口の鳥居

    おどうぐばこ、1981年、夏。 - Everything you've ever Dreamed
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    Delete_All 2025/07/24
    子供の頃、悪気なくつい出てしまった心ない言葉が相手を傷つけてしまった…そんな苦い記憶が長い時間を経て思わぬ形に変化していることって誰でもあるよね。苦ければ苦いほど爽やかさが増すんだよなー。
  • 楽ありゃ苦もあるさ【森博嗣】新連載「道草の道標」第1回 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

    森博嗣先生が日々巡らせておられる思索の数々。できるだけ取りこぼさず、言葉の結晶として残したい。森先生のエッセィを読み続けたい。なぜなら、自分の内から湧き上がる力を感じられるから。どれだけ道に迷い込み、彷徨ったとしても、諦めず前に進んでいけることができるから。珠玉の連載エッセィ第4弾「道草の道標」。奇跡のスタートです! 第1回は「楽ありゃ苦もあるさ」 第1回 楽ありゃ苦もあるさ 【見舞われたトラブル3つ】 『日常のフローチャート』の連載が終わり、今年(2025年)になって、文章を書く仕事がない生活を満喫していたのだが、3月頃からいろいろアクシデントに見舞われることになった。書かないでいるとネタが自然に溜まるの法則。 連載分に加え、年末に執筆した書下ろし分を併せて4月に単行が発行となり、また、昨年に上梓した『静かに生きて考える』の文庫化がもうすぐなので、そろそろゲラを見なければならないな、と

    楽ありゃ苦もあるさ【森博嗣】新連載「道草の道標」第1回 |BEST TiMES(ベストタイムズ)
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    Delete_All 2025/07/21
    森博嗣先生の新連載、楽しみに待っていた。
  • コーヒーゼリー、1996年、夏。 - Everything you've ever Dreamed

    約30年間、営業職として働いてきた。よくぞここまでやってこられたと思う。営業職に就いた当初は、「この仕事を続けられるのはせいぜい半年くらいが限界じゃないか」と絶望していたからだ。あの頃を思い出すと、煙草の香りのする真夏の喫茶店でごちそうになったコーヒーゼリーの味が鮮やかによみがえる。 平成8年(1996年)、大学を卒業した僕は東京で営業マンになった。営業部は、30代後半以上の個性豊かなオッサンばかりが在籍していた。20代後半から30代前半の人材が欠けていたのは、仕事がキツくて離脱者が相次いだからだと後で知った。研修で「電話の応対」や「名刺交換のルール」は教わったけれど、案件の見つけ方、商談の進め方、といった営業の仕事は誰も教えてくれなかった。今ならネットや動画で調べられるが、そういうものはまだなかった。ネットに接続できない携帯電話がようやく普及しはじめた、そういう時代だ。 夏になった。僕は

    コーヒーゼリー、1996年、夏。 - Everything you've ever Dreamed
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    Delete_All 2025/07/17
    僕が新人の頃は飲み会ゴルフ釣りなどの接待で仕事を取る昭和の営業がまだ主力だった。先輩たちの多くがそこから抜け出せなかったのが悲しい。今の方が効率的に仕事が出来ているけど、あの頃の方が個は強かったね。
  • 「墓じまい」に失敗しそうです。 - Everything you've ever Dreamed

    もともと墓じまいをするつもりだった。時期は会社を定年退職をして毎日サンデー状態になり暇を持て余してから、とぼんやり考えていた。しかし予定を早めたいと考えている。母親の僕への態度がその原因だ。 先週、母親から「体調はどうですか?」というメールが届いた。僕の体調を気づかうメールをよこして誘い出し、3万くれーつって金の無心をするのが母の手である。もうダマされない。僕にも学習機能は搭載されている。僕は「特に問題はない」と返信して放置した。通常であればジャパンマネーの獲得という目的のために僕が誘いに乗るまで母は執拗にメールを飛ばしてくるのだが、今回は、まったく反応がなかった。一週間経過。酷暑が続いている。自宅で倒れているのではないか。腐乱しているかもしれない。心配になった。心配したのは母の状態ではなく、近くに住んでいるのに母をゾンビにした無慈悲な長男と責められる我が身、世間体であった。母さん、無事で

    「墓じまい」に失敗しそうです。 - Everything you've ever Dreamed
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    Delete_All 2025/07/11
    現代の家庭における一大イベント「墓じまい」に取り掛かっているが、お墓に対する個々の想いの違いから我が家では難航している。必要なのは強引さと根回しですね。
  • もしかして「負の遺産」って氷河期世代のことですか? - Everything you've ever Dreamed

    参議院選挙が近い。どの政治団体の政治家も多少の差異はあっても「次の世代に負の遺産を残さない」的なことを仰っている。僕はそれを聞くたびに「僕ら(就職)氷河期世代のことを指しているよね」と思う。被害妄想が強すぎるのか、あるいは、意識過剰かもしれない。しかし、ここ最近、これまで見捨てられてきた氷河期世代を手のひらクルクルーで、氷河期世代支援の重要性が唱えられており、それは言いかえれば、氷河期世代が社会のお荷物というか、負債であることの裏返しだ。それがやたら目立ち、かつ、わざとらしいからムカつくのだ。 僕は氷河期世代だ。バブル期の恩恵を受けることはなく、バブルの残光すら浴びることはなかった。いざ社会に出るときは、就職状況は「風雲たけし城」や「SASUKE」のトラップ級の厳しさ。100社エントリーシートを手書き(!)して、最終選考まで進めたのは数社。無理ゲーだった。同じ世代は、やむをえず、しかたなく

    もしかして「負の遺産」って氷河期世代のことですか? - Everything you've ever Dreamed
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    Delete_All 2025/07/09
    国は氷河期世代を本気で救うつもりはないし手遅れ。今頃「氷河期世代が高齢になったら大変…」と言われても「ですよねー」としか返しようがない。氷河期世代保護を訴える政党(氷河の党)が出来たら支持するよ。
  • 文科省の「就職氷河期世代」教員採用がダメなのは「今さら何言ってんだ感」に加えて「支援になっていない」から。 - Everything you've ever Dreamed

    こんな記事があった。求む、バブル崩壊で教員を断念した40~50歳代…文科省が「就職氷河期世代」の積極採用通知へ(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース読んでもらえばわかるが、今さら何言ってんだ感がひどい。最近、就職氷河期世代支援が話題になることが多いのは、40代から50代になった氷河期世代が、社会が背負えないレベルの重荷になることが判明したからだ。公による支援策の多くは就業支援だ。はっきりいって手遅れ。15年遅い。僕は「体力と気力の衰え著しいアラフィフをブラック環境の職場に放り込むつもりなのか、雑に使うなー」と冷ややかに見ている。冷ややかなのは、気でやっているようには見えなかったからだ。「氷河期世代見捨ててません!」というポーズに見えたからだ。それに、政治や行政は手を打っている、それに乗るかどうかはあなた次第!といういつもの自己責任に持ち込むやり方には耐性が出来てしまった。 今回

    文科省の「就職氷河期世代」教員採用がダメなのは「今さら何言ってんだ感」に加えて「支援になっていない」から。 - Everything you've ever Dreamed
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    Delete_All 2025/06/26
    なぜ被害者サイドの氷河期世代がこれまで積み上げてきたものを犠牲にして文科省の失策の穴埋めをしなくちゃいけないのか意味不明だし、そもそもそれは新たな負担を強いているだけで支援になっていないと思うよ。
  • 友人と僕のインターネットの可能性が亡くなって7年経った。 - Everything you've ever Dreamed

    雨の夜、「はてな村」という星座を思い出す - シロクマの屑籠 シロクマさんの「はてな村」についての懐古記事を、ほぼ同じ世代でほぼ同じ時代をインターネットで過ごした者として興味深く読んだ。僕は25年くらいインターネット上に文章をアップしているけれども、「はてな」も含めてインターネットのコミュニティに属したことがないと認識している。現在でも、キャラクターを認識できるアカウントは数えるほどしかない。付き合いのあるアカウントも少ない。そんな中途半端な立ち位置にある僕でも、ネットの片隅に存在していたコミュニティーがなくなりつつある状況はすこし寂しい。「写真でしか知らない、遠い国の森林に生息するとある生物が滅亡に向かっている」というニュースを聞いたときの感覚に近い。直接関係ないし何かしようと思わないけれど、なくなると寂しい、みたいな感じだ。ブログやブックマークのような古いネットのサービス(コミュニティ

    友人と僕のインターネットの可能性が亡くなって7年経った。 - Everything you've ever Dreamed
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    Delete_All 2025/06/24
    本日は友人のHagex君の命日です。7年経った。事件のこととか最近のネットについて思うところはあるけど、僕は相変わらずブログを書き続けている。続けてこられたのは1人きりだったからだと思う。
  • 母がボケたかもしれない。 - Everything you've ever Dreamed

    実家の紫陽花を眺めるのが好きだ。毎年微妙に色が違うので楽しい。そろそろ咲きはじめている頃だが、まだ、見ていない。実家で暮らす母とプチ断絶状態にあるからだ。何かあれば駆けつけられる距離にいるが日常的に接触をしない今のやり方が、ベターだと僕は考えている。理由については前に書いたとおりだ。子供が親の面倒を見るのが当たり前という彼女の考え方が気に入らなかったというのもあるが、顔を合わせるたびに金を求められるのがストレスになっていたからだ。 1ヶ月前、母からメールが送られてきた。題名はなく、文面は「元気ですか?」だけ。珍しい。通常、僕の体調や仕事を気にかけるフリすら見せず、「(金額)を貸してください。至急」と目的のみを告げてくる母が「元気ですか?」である。無視を決め込もうとしたけど無視できなかった。どうしても気になってしまった。その日は父の命日だったからだ。父の命日に、これまで僕の体調など心配したこ

    母がボケたかもしれない。 - Everything you've ever Dreamed
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    Delete_All 2025/06/19
    ごくごく一部の記憶が完全に抜け落ちているのは認知症の前兆なのか、ただの物忘れなのか。後期高齢者の親を持つと判断が難しい。診断を受けさせようとしても「ちがう。大丈夫」つって逃げるから参るよ。
  • 家族を捨てました。 - Everything you've ever Dreamed

    母を捨てた。家族と呼べるのは奥様をのぞけば、母と弟の二人になるけれども、実家で暮らす母とは昨春から元旦に十五分くらい顔をあわせたきりであり、弟とは三年近く電話もしていない。母と弟が何をしているのか知らない。弟は勝手に生きていくはず。問題は後期高齢者の母である。母は小さな問題を起こしては後始末を僕に押し付けてくる人だった。弟やその他親族から面倒を見るのは長男の僕の役目と言われ、社会的な枠組みも長男が親の面倒をみるのが当然とされているので、仕方なくその役を引き受けてきた。 だが、僕は母を捨てた。僕が抱えている三大ストレス「家族」「こづかい月一万九千円」「ヤクルトスワローズの戦績」のうちひとつがなくなったのだ。ブラボー!「捨てる」は姨捨山への放棄ではなく、「会わない」「連絡取らない」「気にしない」である。日常生活から親を切り捨てるという意味だ。昨春から続けている。「たまに電話を寄こしなさい。あん

    家族を捨てました。 - Everything you've ever Dreamed
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    Delete_All 2025/05/06
    家族というだけで近い距離にいるよりは、相応の距離感をもって付き合った方がうまくいくことに今さら気づいた。それが出来るのも恵まれているからなんだけどね。
  • 氷河期世代支援はいらない。 - Everything you've ever Dreamed

    最近、氷河期世代支援という言葉をニュースで見る機会が増えた。「時代に見捨てられてきた氷河期世代を救おう!」キャンペーンである。1973年(生まれは1974年2月)の僕は就職氷河期世代であると同時に団塊ジュニア世代で、当該世代は人数が多い。30年近く放置しておいて、定年が視野に入ってきたこの期に及んで、各政党が選挙を見据えて氷河期世代支援策を訴えている。バカにしているとしか思えない。「待ったなしの状況」とか「学び直し(リスキリング)の支援も行っていきたい」とか言っちゃっている政治家の先生こそ学びなおした方がよろしいのではないか。 何が悲しくて50をこえてから学び直さなきゃいけないのだ。それこそ「氷河期世代は何も学んでいない」「空っぽの世代」と言っているようなものだ。かつて基礎化粧品SK-IIのCMで桃井かおりさんが「30代まではいいのよー」と仰っていたのは正しい。40代後半以降になって「今か

    氷河期世代支援はいらない。 - Everything you've ever Dreamed
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    Delete_All 2025/04/25
    「支援やってますというアリバイつくりの氷河期世代支援ならいらない……」とヒゲガンダム(氷河期世代)が言っている。
  • 現場で働いたら「年収の壁」と同時発生した「動く壁」のヤバさに気付いた。 - Everything you've ever Dreamed

    僕は品会社で働く営業部長だ。人不足により、ヘルプで現場に赴く機会が増えている。昨日は、ウチの会社がマネジメントを任されている飲店のヘルプだった。仕事自体は周囲の声を聞いて、決められたとおり、ちゃっちゃっちゃっと働くだけなので楽勝。運営部門の担当者からマネジメント業務も任されていた。そこで働いていただいているパートスタッフの労働契約更新に係るヒアリングだ。「基的には皆さん継続と聞いています。問題ありません」と事前に聞かされていた。 出勤している6名のパートさんから話を聞いた。全員が現在の働き方を継続したいという希望を持っていた。予算作成のためには労務費をある程度確定させる必要がある。僕はそれぞれのパートさんにどれくらい働きたいのか訊ねた。全員が「年収の壁ギリギリまで働きたい」意向。年収の壁を越えて、たくさん働きたいという人はいなかった。メインは旦那の収入。「では年間で103万円を切るよ

    現場で働いたら「年収の壁」と同時発生した「動く壁」のヤバさに気付いた。 - Everything you've ever Dreamed
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    Delete_All 2025/02/05
    「年収の壁」がいくらになるかで政治家の先生方が討論しておりますけれど、額よりも「いつ決まるか」が現場レベルでは問題になっているのだよね。報道やニュースも金額の話ばかりでわかっていない。
  • 「会社愛」はいらない。 - Everything you've ever Dreamed

    フジテレビの社員向け説明会が紛糾していた。会社や上層部への不満が爆発したようだ。会社愛の強い人が多いようだ。微笑ましいが、外から見ていると会社や上層部を信用しすぎではなかったの?と心配になる。かつて僕が勤めていた会社がそうだったように、上役の関与した成功体験が大きく、現在の企業の礎になっていると、それが現代に通用しているのかをチェックすることなく、盲信してしまうものだ。「信用するな」ということではなく、「信用しすぎるのもどうなの?」という話だ。 普段から疑いの目を持ち続けることの大切さを、フジテレビのような一流企業に勤めている人なら理屈では分かっているはずだ。だが、人間は実際に経験したことからしか学ばないという面もある。僕は、会社や上層部を信頼・信用しすぎてはいけないということを実体験で学んだ。当時はムカついたけれども、疑いの目を持つことができて、今は感謝している。20数年前、新卒で入社し

    「会社愛」はいらない。 - Everything you've ever Dreamed
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    Delete_All 2025/01/27
    会社や経営陣が正しい判断や決定をするとはかぎらないので、あまり信用しすぎない方がいいと思う。過去の成功体験が大きくて批判できないような空気がある企業は特に。フジテレビさんもそんな感じなのでは?
  • 80年代、真冬の想い出 - Everything you've ever Dreamed

    両親と僕と弟の家族四人で撮った写真は一枚しかない。1980年(昭和55年)に油壷マリンパークのフォトスポットでカメラマンに撮ってもらったものだ。写真は今も実家の母の寝室に飾ってある。カメラと家族が壊れていたわけではない。スマホやデジカメはなかった。今のように気軽に写真を撮る時代ではなかったのだ。1980年代、父は仕事が忙しかった。平日は朝早く出て行って夜遅くまで働いていたので、顔を合わせることはめったになかった。今も思い出すのは、夜、布団のなかでうとうとしながら聞いた父の運転する日産サニーカリフォルニアの「ぷすぷすぷす」というエンジン音。家族で泊まりの旅行に出かけたのは三回。1980年代前半に伊豆方面に二回、90年代、父が亡くなる直前の京都旅行旅行の写真が残っている。父はカメラを持ち歩いていたが、風景写真が多く、家族の写真はあっても四人一緒に撮影したものはなかった。父は生前デザイナーとし

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    Delete_All 2024/12/19
    スマホ(ケータイ)やデジカメが普及して写真を大量に撮るようになったり技術で誰でも綺麗な写真を撮れるようになったりしたけど、そのかわり「消費」しているようにも思えるんだよね。
  • ASUS16インチノートパソコンを発注したら翌日届いたので開梱&アクティベートした - 🍉しいたげられたしいたけ

    ということで、返品したノーパソがAmazonに届いたことを確認して、さっそく別のノーパソを発注した。こんなの。 【Amazon.co.jp限定】 ASUS ノートパソコン Vivobook 16 X1605VA 16インチ 第12世代 Core i5-1235U メモリ16GB SSD512GB Windows11 バッテリー駆動7.1時間 重量1.88kg インディーブラック X1605ZA-MB429W ASUS Amazon ディスプレイ15.4インチ以上、メモリ16GB、SSD512GB、MS-Office非プリインストールという希望スペックを満たす商品を検索したら、Amazonではほぼこれ一択になった。 タイムセール15%OFFで8万円台と、返品したノーパソの倍近い価格だったが、それでも実店舗やメーカー直販と比較すると割安だった。 「安物買いのなんとやら」という警句が耳元でチラチ

    ASUS16インチノートパソコンを発注したら翌日届いたので開梱&アクティベートした - 🍉しいたげられたしいたけ
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    Delete_All 2024/12/18
    パソコンを買うたびに「もうちょっとサクっと始められるといいのに」と思う。しかも準備の時間が体感で長くなっている気もする。なぜだ。
  • 取引先で「私と値上げ一色の世界に一石を投じてみないか?」と言われました。 - Everything you've ever Dreamed

    僕はフミコフミオ品会社の営業部長だ。年末のこの時期は歳末商戦セールスの終盤で大忙しなのだけれども、今年は少し様子が違っている。クライアントへの物価高騰対応のための値上げ申請が加わって追われている。ほぼすべての原材料のコストが上がっているので、たとえば原価が高い商品の生産を調整して他のコストのかからない商品をあてるといった企業努力ができず、クライアントにお願いをしているのである。申し入れに対して「企業努力でなんとかしてください」「他の会社さんに切り替えますよ」という冷血な企業は圧倒的に少なくて助かっている。だいたいが「仕方ないっすねー」みたいな感じで値上げ幅を少なくする着地点妥協点を話し合いで見つける流れになる。助かっている。結論からいえば日人は気分とムードなのだ。仕方ないっすねーがついつい口をついて出てしまうほど、メディアが連日値上げを連呼してくれているから、「値上げヤバい」な気分と

    取引先で「私と値上げ一色の世界に一石を投じてみないか?」と言われました。 - Everything you've ever Dreamed
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    Delete_All 2024/12/07
    値上げムードのなかで値下げを持ち出されると動揺するけど、少し前までは「もう少し下げられない?」「これ以上はちょっと…」という攻防戦が普通だったんだよね。世の中が変わりすぎた。
  • 初代死霊騎士団長就任と役職手当8千円の謎 - Everything you've ever Dreamed

    体調不良で休職していた東海営業所の責任者が退職することになった。東海営業所は新設された拠点のため軌道に乗っていない。会社上層部が立てた対前年売上400%という無謀な目標の達成は絶望的である。このように課題は山積みなうえ、後任の目途は立っていない。後任は、上役にあたる担当役員が代行すればいいのだが、金融機関からやってきて定年を待つだけの無気力な人間がわざわざ火中の栗を拾うはずがなく、アチアチの栗を水面下で僕に投げつけたきたのは数週間前のことである。「まず君の顔が浮かんだ」「君しかいない」「他の人には断られている」「誰もやりたがらない」「君なら難局を乗り越えられる」「営業部長は楽な仕事で物足りないだろ」「やりがいが欲しくないか」数々の矛盾した言葉、人の気持ちを逆なでする言葉で、僕の心を揺さぶろうとした。パンチを喰らったボクサーのように脳が揺れていたのは担当役員の方であった。僕は生活のために仕事

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    Delete_All 2024/11/21
    役職手当の額に意を唱えた男の戦いの記録です…というか兼務の場合の役職手当の規定がないため滅茶苦茶なことになっているという中小企業の悲哀についてです。
  • 君ははじめて見たブラのことを覚えているかい? - Everything you've ever Dreamed

    25年前、僕は二十代の若者で、仕事に追われる日々を送っていた。誇張抜きに実家と職場を往復するだけの毎日。自宅の近くに幼稚園バスが送迎にやってくる場所があって、僕は毎朝、バスを待つ親子と目を合わさないようにして通り過ぎていた。ある日、バスを待つ親子のなかに男の子と一緒にいるマユミちゃんの姿を見つけた。彼女は幼馴染で、小学校最後の二年間は同じクラスだった。草野球やドッジボールも一緒にやった仲のいい友達のひとりだ。男の子は彼女の子供らしい。1985年、小学六年の夏、僕は彼女と幻の湖をさがす旅に出た。僕らが暮らす町は山と海に囲まれていて、あの山の向こうに誰も知らない湖がある、というマユミちゃんの言葉を信じて、僕と彼女とその他二人(誰だか忘れた)はお菓子と水筒を入れたリュックサックを背負って湖を目指した。マユミちゃんは小さい頃からいつも僕より前を歩こうとしていた。僕はそれが気に入らなくて、いつも彼女

    君ははじめて見たブラのことを覚えているかい? - Everything you've ever Dreamed
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    Delete_All 2024/11/11
    進学のたびに友達の層が変わって少し寂しくなることないですかね。あと、僕は子供がいないけど同じ世代の人たちは孫を持ちはじめているのは不思議で、感慨深い。そんなことです。
  • パートさんと現場で働いたら「年収の壁」より厄介な「圧力」の存在に気づいた。 - Everything you've ever Dreamed

    僕は品会社(中小企業)の営業部長、相変わらず現場の人手不足は深刻で、僕もシフトの穴を埋めるためにパートさんと混じって惣菜工場で働いている。今月末までは週2日、年末になると週5日は惣菜工場で稲荷ずしをつくることになりそうだ。営業部長なのに…。なぜこんなことになったのか。理由は二つ。ひとつは、人手不足状況下で人材確保のためにパートスタッフの時給を上げたこともあって、早期に「年収の壁」に達するパートスタッフが増えたからだ。彼らが出勤日数と勤務時間を抑制しはじめたため、シフトが埋まらなくなったからだ。(パートさんの代わりに現場で働いたら「壁」の存在に気付いた。 - Everything you've ever Dreamed) もうひとつは、年末の壁が近づいてきたから。これまでは背に腹は変えられず、パートさん達に頼み込んで無理に出勤してもらっていたが、年末に向けて、勤務日数と時間を抑制するシフト

    パートさんと現場で働いたら「年収の壁」より厄介な「圧力」の存在に気づいた。 - Everything you've ever Dreamed
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    Delete_All 2024/11/06
    「年収の壁」は労働者側の働ける働けない問題という単純な話ではなく、労使の関係をおかしくして労働者中小企業の労働力集約型の現場を壊滅させつつあるよという話。なお連日の現場ヘルプで僕の肩痛が悪化しました。
  • パートさんと現場で働いたら「年収の壁」よりヤバい「第二の壁」の存在に気づいた。 - Everything you've ever Dreamed

    僕は品会社の営業部長。会社の規模は中小企業だ。新規開発営業が僕の仕事だが、人不足のためときどき品工場(惣菜工場)に入って、パートさんと一緒に働いている。実際にパパートさん(全員が主婦である)と働いていると、103万や130万といった「年収の壁」が話題にあがる。「年収の壁」とはその額をこえると税金がかかる、社会保険に加入になるという限度額のことだ。1円でも超えたら手取りが減ってしまうから、パートさんたちは年収が壁の手前で抑えるのだ。 現場の声をきいてわかったのは、「壁があるから働けない」という人より、「できることなら働きたくない」と考えている人の多さだ。「旦那の稼ぎの不足分を補いたいだけ」「昼間空いている時間を有効活用している」という声だ。言いかえれば、壁を働かない理由にしているのだ。だから、政治家が年収の壁の撤廃を主張していても半分の人の指示しか得られないだろう。慢性的な人不足に悩まさ

    パートさんと現場で働いたら「年収の壁」よりヤバい「第二の壁」の存在に気づいた。 - Everything you've ever Dreamed
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    Delete_All 2024/10/21
    年収の壁を理由に働くのをセーブしてしまうパートスタッフの穴を正社員で埋めるの、本当にその場しのぎの悪手だよね。とはいえ穴を埋めないと現場が回らないから仕方ないという感じ。年収の壁はマジで厄介だよ。
  • 私たちは「指示待ち人間」とどう向き合えばいいのか? - Everything you've ever Dreamed

    上司が部下の面倒を見るのは仕事だ。だからたいていの事は仕事と割り切ればいい。しかしながら、部下が「面倒をみてもらった」という自覚をまったくもたないモンスターだと虚しさに襲われ心身に負荷がかかる。どうやら僕はそのようなモンスターを部下に持ってしまったらしく、ストレスで血便ダラダラである。死ぬ。僕が尻から流血している原因は社内抗争にある。人材不足の我が営業部は、会社上層部からの推薦で他部署から有望な人材を受け入れた。前々から知っている人物でひとつひとつ仕事を丁寧に進めていくので「一歩」というあだ名で呼ばれていた。数か月の付き合いだが、仕事ぶりはよくも悪くも目立たないが、真面目にやってくれている。まさかこの一歩氏が会社上層部から送り込まれた刺客だったとはね。 先週金曜日、「O社から内定をいただきました」と一歩君から報告を受けた。一歩君を担当に進めてきた案件だった。吉報を受けて、上層部の前期高齢者

    私たちは「指示待ち人間」とどう向き合えばいいのか? - Everything you've ever Dreamed
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    Delete_All 2024/10/17
    「ひとつひとつの仕事を丁寧にこなす」という評価で異動を決めた人の実態が「ひとつひとつ指示しないと動かない」だったとき起こりうる悲劇とストレスについてです。これが世に言う指示待ち人間なのだろうか。