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節制(せっせい、希: σωφροσύνη, 羅: temperantia, 英: temperance)とは、古代ギリシア以来の西洋における重要な徳目の1つ。「枢要徳」(四元徳)の1つにも数えられる。
ギリシア語で節制を意味する「ソープロシュネー」(希: σωφροσύνη)は、「ソー」(健全な)と「プロシュネー」(思慮)の合成語であり、語義通りには、「思慮の健全さ」を意味する[1]。
プラトンは、初期の対話篇『カルミデス』にて、これを主題的に扱っている。