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スノーピーク

はじめての<スノーピーク>テント選び! ビギナーにおすすめの5モデル

デザインと機能、その品質の高さから絶大な支持を集める<スノーピーク>のテント。今回は、展開している5つのラインごとにおすすめを紹介します。人気の「アメニティドーム」や「ヴォールト」をはじめ、設営が簡単なモデルやソロキャンプにぴったりのテントなど、エントリーユーザーからベテランキャンパーまで、幅広いレベルに応じたラインナップが勢揃い!Snow Peakスタッフのおすすめコメントも参考にしてみてください。

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目次

アイキャッチ画像提供:スノーピーク

ソロもファミリーもお任せ! キャンプ熱が上がる <スノーピーク>のテント

スノーピーク

キャンパーから圧倒的な人気を集める<Snow Peak(スノーピーク)>。その理由は、計算されたデザインから生まれる「使い心地の良さ」と「安心感」にあるといえるでしょう。

特にテントに関しては、設営しやすい、広い前室スペースがある、シェルターとしても使えるなど、嬉しい特徴を多数搭載。さらに全モデルが風に対する十分な耐風性を備えるフレーム構造でデザインされているため、いかなる状況でも安心感を提供します。

知っておきたい5つのライン&特徴

スノーピーク

スノーピークのテントは5つのラインに分かれています。エントリーユーザーから、一年を通してキャンプを楽しみたい玄人向けまで、それぞれのレベルに合せた商品を開発することで多用なニーズに応えているのです。スノーピークのテントを選ぶ前に、まずは5つのラインの特徴を覚えておきましょう。

エントリーライン(Entry line)

その名の通りエントリー=入門者向けに価格を抑えた商品がラインナップされています。テント、タープ、シェルターの単体販売はもちろん、テント+タープ、テント+シェルターといったセット商品も展開しているので、キャンプの知識がなくても誰でも簡単にスノーピークらしいスタイリッシュな空間を手に入れることが可能です。

スタンダードライン(Standard line)

年間を通してキャンプを楽しみたいユーザーに向けて、タープと共に、通気性を高めるメッシュパネルと開口部を豊富にデザインしたシェルターを多く展開しています。エントリーラインとの違いで注目したいのは、生地に施されたシールド加工。これは遮光性を高める特殊な加工で、強い陽射しもしっかりと遮ることで夏でも涼しい環境を提供します。

プロライン(Pro.line)

スノーピークが展開するテントのなかで、最上位に位置するフラッグシップモデルが揃っています。シールド加工はもちろん、エントリーラインとスタンダードラインと比べると生地の耐久性や耐水圧に優れている点が特徴のひとつ。例えばボトムの耐水圧を見比べると、他のラインが1,800mmミニマムであるのに対して、プロラインは10,000mmミニマムを誇ります。

アイボリーライン(Ivory line)

スタンダードラインとプロラインの一部商品がアイボリーカラーで展開されています。高級感が漂うカラーリングでラグジュアリーなキャンプシーンを演出するとともに、日中には光を取り込むことで明るく爽やかな空間を提供。通い慣れたキャンプ場でも普段と異なるワンランク上の非日常を楽しむことができる、そんな魅力を秘めています。

プロエアライン(Pro.air line)

野外での実用性を維持しつつ、ずばり軽さを追求した商品を揃えるのがこちらのライン。キャンプのイメージが強いスノーピークのなかでも自立式軽量山岳テントを展開するほか、最小700gを実現した意欲的な非自立式のソロテントもラインナップしています。ソロキャンプを楽しむライダーなどにおすすめのラインナップといえるでしょう。

スノピデビューなら! 最強コスパの「アメニティドーム(Entry line)」

アメニティードーム

エントリーラインのなかで、不動の人気を誇るベストセラーが「アメニティドーム」です。アウトドアで十分な耐風性発揮するフレーム構造で安心感を提供しつつ、広くて使いやすい前室を標準装備。満足できる品質を手頃な価格で手に入れることができます。

特徴① 初心者に優しい自立式で簡単に設営できる

アメニティードーム

インナーテントは、フレームが交差するドーム型でペグダウンしなくても立ち上がる自立式。初心者でも簡単に設営でき、さらにスリーブ入口とそこに挿入すべきフレームの末端が同色になっているので、直感的に組み立てることが可能です。

特徴② 計算された形状で風が強い日も安心&快適

アメニティード―ム

これはスノーピークの全てのテントにいえることですが、室内の天井までの高さを必要最小限にすることで耐風性を高めているのが特徴です。さらにデザインにもカーブするパネルを多く取り入れることで、効率的に風を受け流すように設計されています。

特徴③ 入口豊富な前室は使い勝手にも優れる

アメニティードーム

前室は真正面のほかサイドからもアクセス可能。さらにフロントパネルは別売りのポールなどを利用するとタープのように跳ね上げることができます。ローチェアに腰掛けて外の空気を吸いながらコーヒーを一杯。そんな使い方もありですね。

Snow Peak 木下さん
「アメニティドーム」はこんな人におすすめ
エントリーユーザーにオススメです。3サイズ展開なのでソロからファミリーまでご使用いただけます。特徴は、広い前室を備えていること、フロアの形が正方形or長方形なので分かりやすく、室内のレイアウトがしやすい点が挙げられます。

アメニティドーム L

重量:9.8kg 収納サイズ:73×23×27(h)cm 対応人数:6名 室内高:165cm フライ耐水圧:1,800mmミニマム ボトム耐水圧:1,800mmミニマム

アメニティドームM

重量:8kg 収納サイズ:74×22×25(h)cm 対応人数:5名 室内高:150cm フライ耐水圧:1,800mmミニマム ボトム耐水圧:1,800mmミニマム

アメニティードームS

重量:5kg 収納サイズ:58×18×23(h)cm 対応人数:3名 室内高:120cm フライ耐水圧:1,800mmミニマム ボトム耐水圧:1,800mmミニマム

テント×タープを手軽にかっこよく張るなら! 「ヴォールト(Entry line)」

ヴォールト

アメニティドームとは異なり「ヴォールト」はトンネル型の非自立型テントです。アメニティドームにはなかった、シェルターとしても使用できる汎用性の高さが魅力。予算を抑えたいキャンプ入門者に嬉しい、テントとヘキサ型タープがセットになった商品も展開しています。

特徴① トンネル型は室内が広くて風にも強い

ヴォールト

トンネル型のメリットのひとつは室内空間が広いこと。側壁が立ち上がり天井部分も広くなるため、ドーム型のテントと比べると同じ4人用でも広いと感じるはずです。また、もともと耐風性に優れる形状でもあります。

特徴② インナーテントを取り外せばシェルターに大変身

ヴォールト

インナーテントが吊り下げ式になっているため、インナーを取り外せばフライだけでシェルターとして使うことも可能です。ロースタイルのファニチャーをレイアウトすれば、タープがなくても日陰で食事を楽しむことができます。

特徴③ セット商品ならお手軽にタープを手に入れられる

ヴォールト

単品の「ヴォールト」も選択肢のひとつですが、やはりおすすめは人気のヘキサ型タープがセットになった「エントリーパック TT」です。テントとタープを別々に購入するよりもお得な価格設定が、まさにエントリーラインの真骨頂といえるでしょう。

Snow Peak 木下さん
「ヴォールト」はこんな人におすすめ
こちらもエントリーユーザーにオススメです。フレーム3本の簡単な構造をペグダウンするだけなので、建て方が非常に分かりやすい点がポイントです。

さらにアメニティドームと同じく広い前室を備えているところもポイントの一つ。タープとセットになっている「エントリーパック TT」を購入いただくことで、すぐにキャンプデビューすることができます。


ヴォールト

重量:7.9kg 収納サイズ:テント / 60×23×23(h)cm 対応人数:4名 室内高:150cm フライ耐水圧:ミニマム値/1,800mm ボトム耐水圧:ミニマム値/1,800mm

エントリーパックTT

重量:テント / 7.9kg、タープ / 7.9kg 収納サイズ:テント / 66×25×25(h)cm、タープ / 80×17×19(h)cm 対応人数:4名 室内高:150cm フライ耐水圧:[テント]ミニマム値/1,800mm ボトム耐水圧:[テント]ミニマム値/1,800mm

ソロキャンプを楽しむなら!  快適空間の「ヘキサイーズ(Standard line)」

ヘキサイーズ

テント&タープの組合せでソロキャンプを楽しみたいキャンパーにおすすめしたいのがこちら。ヘキサ型タープの下にダイレクトにテントを吊り下げる方法で、設営にかかる手間を半減。さらにテントにフレームを使わないので収納サイズもコンパクトに。その上で十分な就寝スペースを作りながら、開放的で広々とした前室スペースを提供します。

特徴① インナーテントは吊り下げ式で、タープとしても使用可能

スノーピーク ヘキサイーズ

インナーテントはタープの下に吊るす”吊り下げ式”。フックをタープに取り付けてストラップでテンションを調整するだけで設営できます。もちろんインナーテントを取り外せばタープ単体としても使うことも可能です。日中はタープとして活用するなど、自由な使い方ができる懐の広さが魅力です。

特徴② ランタンを吊るすループ付きで夜の時間を優雅に演出

ヘキサイーズ

インナーテントの接続ベルトにはループがデザインされており、ここにLEDランタンなど軽量な照明器具を取り付けることができます。ヘッドライトではなく、明るい光源の下でくつろぐ夜の時間は、キャンプの醍醐味のひとつではないでしょうか。

特徴③ 後方にも靴などの小物が置けて、出入りもできる

ヘキサイーズ

タープの後ろ側はひさしようなデザインで風雨をシャットアウト。さらに靴が置けるスペースも生み出します。もちろん後方から寝室にアクセスすることも可能です。前と後をメッシュパネルにすれば風が通り抜けるので、蒸し暑い夜も快適に過ごすことができます。

Snow Peak 木下さん
「ヘキサイーズ」はこんな人におすすめ
一人の時間を贅沢に過ごす、ソロキャンパーのための快適ソロテントです。チェアやテーブルなどのキャンプギアも、ゆとりをもって配置できます。

吊り下げ式のインナーはスムーズな設営につながるだけでなく、タープだけでコットを使って昼寝などの使い方もOK。ソロキャンプをしたいけどテントとタープはどのようなものを用意すれば分からないという方にオススメです。


ワンランク上を目指すなら! ド定番の「ランドブリーズ Pro.(Pro.line)」

ランドブリーズ

1996年に誕生して以来、スタンダードラインで不動の人気を誇ってきた「ランドブリーズ」。2020年から満を持してプロラインに舞台を移し、「ランドブリーズ Pro.」として生まれ変わりました。従来から通気性が向上し、前室のフレームデザインを変更することで耐風性もアップしています。

特徴① こもった空気は天井から効率的に排出

ランドブリーズ

通気性の向上に寄与しているのが、天井に新たに加わったメッシュパネルです。さらにフライシートにも開閉できる扉をデザイン。暖められた空気は上昇するため、この天井の換気口が効率的に機能します。

特徴② 四方のメッシュパネルで風が抜ける

ランドブリーズ

さらに注目したいのが、前後左右にも配置されたメッシュパネルです。直線上に空気の通り道を確保することで風が吹き抜けて室内を快適な環境に保ちます。これで寝苦しい夜ともおさらばですね。

特徴③ 耐風性、耐久性、耐水圧が大幅アップ

ランドブリーズ

提供:スノーピーク(加工:吉澤英晃)

もっとも風の影響を受ける前室のフレームが、より強度が高いコの字状に改良されました。これによって風から受ける負荷が軽減。またフライシートもリップストップ素材に変更され、ボトムの耐水圧も10,000mmミニマムにアップしています。

Snow Peak 木下さん
「ランドブリーズ」はこんな人におすすめ
ビギナー、ベテラン関係なく、年間を通してキャンプを楽しみたい方にオススメです。通気性、耐風性、耐水圧などのあらゆる点でスペックを向上させ、快適性を追求しました。

一番のポイントは天井や前後にメッシュパネルを施したこと。テント内の空気が一直線上で流れるため、快適に過ごせます。一番大きいサイズは室内高が165cmと広く、着替えなども行いやすいサイズです。




登山でも使いたいなら! より軽量な「ファル Pro.air (Pro.air line)」

ファル

「ファル」はスノーピークが展開する本格山岳テントのひとつ。キャンプ場を飛び出して広くアウトドアのフィールドで活躍するモデルです。アウトフレーム構造で設営時間を短縮しており、もちろん耐風性も十分。3人用以上になるとテント内へのアクセス箇所が前後2ヶ所に増えるなど使い勝手も考えて開発されています。

特徴① アウトフレーム構造でスピード設営ができる

ファル

「ファル」は通常インナーテントに取り付けるフレームをフライに挿入して設営する“アウトフレーム構造”を採用しています。肝心のインナーテントはフライシートに直接吊り下げられているため、フライを立ち上げると連動してインナーテントも立ち上がる仕組みです。

特徴② インナーテントを取り外してシェルターとしても使用可能

ファル

さらに軽量化を図りたければ、フライシートからインナーテントを取り外すして、シングルウォールのシェルターとして使うこともできます。たまには地面に直接寝転んで、自然をさらに身近に感じる野営を楽しんでみるのもいいでしょう。

特徴③3・4人用は入口が複数あり出入りがスムーズ

ファル

3・4人用になると後方にも入口が加わります。前後から出入りすることができるので利便性がアップ。さらに直線上に空気の通り道も確保できるため、快適性の向上にも寄与しています。登山だけでなくキャンプシーンにも嬉しい仕様ですね。

Snow Peak 木下さん
「ファル」はこんな人におすすめ
コンパクトなソロキャンプを求める方にオススメです。スノーピークのテントの中では軽量なカテゴリなので登山での使用はもちろんですが、グループキャンプでの自分専用の就寝スペースとしてもオススメです。

ファルPro.air4

サイズ:210×210×113(h)cm 重量:2,230g(本体・フレームのみ) 収納サイズ:本体ケース/φ17×43cm、フレームケース/13×51cm 対応人数:4名 室内高:約113cm フライ耐水圧:ミニマム値/1,500mm ボトム耐水圧:ミニマム値/1,500mm

ファル Pro.air 3

サイズ:210×150×103(h)cm 重量:1,920g(本体・フレームのみ) 収納サイズ:本体ケース/φ17×35cm、フレームケース/11×51cm 対応人数:3名 室内高:約103cm フライ耐水圧:ミニマム値/1,500mm ボトム耐水圧:ミニマム値/1,500mm

ファル Pro.air 2

サイズ:210×130×100(h)cm 重量:1,710g(本体・フレームのみ) 収納サイズ:本体ケース/φ17×33cm、フレームケース/11×50cm 対応人数:2名 室内高:約100cm フライ耐水圧:ミニマム値/1,500mm ボトム耐水圧:ミニマム値/1,500mm

<スノーピーク>のテントはアフターサービスもばっちり!

スノーピーク

スノーピークが人気を集めるもうひとつの理由が、充実のアフターサービスの存在です。不具合が生じた製品は無償もしくは適正価格で修理に応じてくれるので、いつまでも大切なテントを大事に使い続けることができます(一部修理不可能な場合もあり)。

さらに嬉しいのが、濡れてしまったテントやタープ、シェルターを乾燥して、きれいに畳んで返却してくれるサービスです。大きな庭がない場合、大型テントを乾かすのは至難の業。そんなときに乾燥サービスが役立ちます。

snow peak|オンライン修理受付snow peak|テント・タープ・シェルター乾燥サービス

幅広いラインナップなら理想のモデルを見つけよう!

スノーピーク

キャンプブランドの中では高価なイメージが強い<スノーピーク>ですが、実はエントリーユーザーでも手を出しやすい製品もしっかりとラインナップしています。もちろん玄人が満足するハイエンドモデルも揃っているので、誰もが満足するクオリティーのテントを手に入れることが可能です。

これからはじまるキャンプライフをイメージしながら商品を見比べて、理想と合致するモデルを見つけましょう!