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インテグバーナーイメージ

プリムスから4年ぶりの新作!火力も使い心地も安定した最強バーナー登場

数々の名作バーナーを販売してきたプリムスから、4年ぶりの新作「インテグストーブ」が2024年10月に登場!低温下でも安定した火力、風に強い新設計のバーナーヘッドなど、多くの進化を遂げたとの噂ですが、その実力はいかに?

プリムスブランドの他モデルであるウルトラバーナーやフェムトストーブ IIとの違いも踏まえつつ、実際の使用感をチェックします!

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目次

アイキャッチ撮影:筆者

風や寒さで火力が安定しない……そんな困りごとを解消する新作が登場!

インテグバーナー写真

撮影:筆者

「バーナーの火が風に流される……」 「寒さでなかなか火がつかない……」 「お湯が全然沸かない……」

風や寒さが厳しい環境では、さすがのアウトドア仕様のバーナーとはいえ、火力が不安定になりがちです。

そんな悩みを解決してくれるとの噂なのが、プリムスの新作「インテグストーブ」。果たしてその実力はどれほどなのか?詳しく見ていきましょう!

何が進化した?インテグストーブの注目ポイント

インテグストーブの注目ポイントを4つの観点からご紹介していきます。

①レギュレーター初搭載!高山や寒冷地でも火力が安定

インテグバーナー燃焼中

撮影:筆者

インテグストーブの大きな魅力は、外気温に左右されずに安定して使えるというポイント。

これまでの一般的なバーナーでは、寒いと火力が弱くなったり、火がつきにくくなったりする「ドロップダウン現象」が起きがちでした。

これは、気温が低いとガスがうまく気化できず、ガスの供給が不十分になることで火力が落ちてしまうため。

インテグバーナーレギュレーター

撮影:筆者

そんな問題を解決してくれるのが、今回プリムスのシングルバーナーで初めて搭載された「レギュレーター」です。

レギュレーターにより、気化熱による出力の低下を抑えてくれるため、寒い環境でも火力が安定するんです。

出典:イワタニ・プリムス インテグストーブ 公式HP

温かい季節はもちろん、寒冷地でも安定して使えるというのは、これまでのモデルにはなかった大きな進化ポイント。これまで以上に幅広いシーズンで使い倒していくことができそうです。

②すり鉢状バーナーヘッドで風に強く、熱効率もアップ!

インテグバーナー バーナーヘッドアップ

撮影:筆者

バーナーヘッドは真ん中が凹んだ「すり鉢状」の形が採用されています。この形が風よけのような役割を果たし、横風の影響を受けにくくすることで、炎が流れてしまうのを防いでくれるのが特徴です。

イワタニプリムスバーナーヘッド比較

撮影:筆者

他のモデルと比べても、その違いは一目瞭然。インテグストーブは特に深めに凹んだすり鉢形状になっており、風に対する強さを見た目からもしっかり感じられます。

イワタニプリムス燃焼比較

撮影:筆者

バーナーヘッドの形によって、炎の広がり方にも違いが出ます。ウルトラバーナーは炎がやや横方向に広がるのに対し、フェムトストーブ IIとインテグストーブは中央に向かって集まるような燃焼パターン。

その中でもインテグストーブはバーナーヘッドが大きく、広い面で燃焼しているのがわかります

インテグバーナー燃焼中イメージ

撮影:筆者

クッカーを乗せてみると、炎が鍋底全体に均一に広がるのが確認できます。これも炎の向きやゴトクの高さが綿密に計算されているからこそ。

炎がクッカーの底に最も効率よく当たるため、少ない燃料で短時間でお湯を沸かすことが可能になっているんです。

③100gの軽量&コンパクト設計

インテグバーナー 収納イメージ

撮影:筆者

収納時は五徳をパタパタと折りたたんで、付属の収納袋にサッとしまうだけでOK。収納袋は少しゆとりがある作りなので、出し入れもスムーズ。袋自体も薄手のためかさばることもありません。

撮影:筆者

本体重量は実計測で101g(公式だと100g)。同社の軽量モデル「フェムトストーブⅡ」(実計測68g、公式64g)には及ばないものの、火力や安定性とのバランスを考えると十分に軽量な部類。

荷物を軽くしたいけど、安定性や使い勝手も妥協したくない人にぴったりのモデルと言えそうです。

収納サイズには注意

インテグバーナー収納方法

撮影:筆者

インテグストーブは十分コンパクトであるものの、ソロユースに特化した直径10cm×高さ12cmの縦長タイプのクッカー(110gのOD缶がぴったり収まるサイズ)に収納しようとしたところ、OD缶と一緒に入れると少しはみ出してしまいました。ちなみに、フェムトストーブ IIであれば、このサイズのクッカーにOD缶+バーナーをぴったり収納可能なサイズ感。

そのため、インテグストーブをクッカー内に収めたい場合は、もう少し大きめのクッカーがおすすめ。たとえば、250gのOD缶がぴったり収まるサイズ感のプリムス「イージークックNS・ソロセットM」であれば、バーナーと一緒に無理なく収納することができます。

④4本ゴトクの大きめゴトクで高い安定性

インテグバーナーゴトクアップ

撮影:筆者

ゴトクは4本で長めの設計になっているため、安定感もたっぷり。

直径18㎝程度までのクッカーやフライパンはもちろん、メスティンのような縦長のクッカーでも手を添えずに安定して置けるので、加熱中も安心感があります。

イワタニプリムスゴトクサイズ比較

撮影:筆者

他のモデルとゴトクの形状を比べてみても、インテグストーブのゴトクは大きめです。

フェムトストーブ IIは軽量性を優先した3本ゴトクで、直径もコンパクトな設計。一方、インテグストーブとウルトラバーナーはともに4本ゴトクで直径も同じサイズとなっており、大きめのクッカーでも安心して使える安定感のある作りになっています。

    プリムス インテグストーブ

    出力3.3kW / 2,840kcal/h(IP-250T使用時)
    ガス消費量220g/h(IP-250T使用時)
    燃焼時間約62分(IP-250T使用時)
    ゴトク径148mm
    収納サイズ7.3×10.1×4.7cm
    本体重量100g

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