アイキャッチ画像撮影:鷲尾 太輔
江戸庶民の信仰と娯楽の名残に触れる「女坂・男坂」周回コース

大山には山頂付近に霧や雲が生じることが多く「雨降(あふり)山」とも呼ばれていたことから、雨乞いや五穀豊穣を祈願して登拝されることが多かった山岳信仰の対象でした。その歴史は有史以前に遡り、山頂付近では縄文土器も発見されています。
その信仰がピークに達したのが江戸時代です。当時は同じ信仰を持つ人々が集団で活動する「講」が盛んで、山頂の磐座(いわくら=神聖な岩)が神格化された石尊大権現という大山独自の神仏習合の神を信仰する「大山講」もそのひとつでした。

「大山講」のメンバーは共同でお金を積み立て、毎年交代で代表者を大山への登拝へ送り出しました。彼らを迎え入れた宿坊は現在も山麓に数多く営業しており、各地の「大山講」が奉納した石碑が歴史を感じさせます。
大山への登拝は信仰という名目ではありましたが、手形が不要な隣国(相模国)への手軽な小旅行という娯楽的な要素もありました。その人気は凄まじく、江戸の人口が百万人だった時代に毎年二十万人が訪れたそう。山頂への登拝が許される開山期である7月27日~8月17日は、現代の富士登山以上に賑わったことが伺えます。
今回はあえて大山ケーブルを使わず、山岳信仰の名残が点在する女坂・男坂もじっくり歩くコースを紹介します。
コース概要
最高点の標高: 1243 m
最低点の標高: 332 m
累積標高(上り): 974 m
累積標高(下り): -974 m
コース概要
大山ケーブルバス停(25分)→大山ケーブル駅(25分)→大山寺(45分)→阿夫利神社下社(65分)→16丁目(40分)→25丁目(20分)→大山山頂(75分)→見晴台(30分)→二重滝(25分)→八大坊上屋敷跡(25分)→大山ケーブル駅(15分)→大山ケーブルバス停
大山ケーブルまでのアクセス情報

大山は首都圏からのアクセスが良く、公共交通機関を使っても日帰りが可能。主な登山口である大山ケーブルバス停までの最寄り駅は小田急線の伊勢原駅です。
電車とバス

伊勢原駅北口4番乗り場発、神奈川中央交通バス「大山ケーブル」行きに乗り約25分で大山ケーブルバス停です。ゴールデンウィークや紅葉シーズンはバスの乗車待ちが発生することもあるので、時間に余裕を持って伊勢原駅へアクセスしてください。
伊勢原駅4番乗り場発大山ケーブル行
大山ケーブル発伊勢原駅北口行
お得なフリーパスも
大山周辺の小田急線の鉄道駅と神奈川中央交通のバス停が乗り降り自由、大山ケーブルもセットのお得なフリーパスも発売されています。
マイカー

東京方面からは新東名を利用し伊勢原大山インターからは約10分、東名高速利用の場合は厚木インターもしくは秦野中井インターから約40分です。こま参道の最寄りは大山第2駐車場となります。
伊勢原市営 大山第2駐車場(とうふ広場)
・24時間営業
・有料
周辺には市営と民間の有料駐車場が点在しており、近い駐車場は早い時間に満車になります。また、観光シーズンや週末は周辺道路も混雑するのでこちらも時間には余裕を持って訪れましょう。
コース詳細ガイド

今回はコースを6つのセクションに分けて紹介します。
セクション①:大山ケーブルバス停〜女坂〜阿夫利神社下社(95分)
セクション②:阿夫利神社下社〜16丁目(65分)
セクション③:16丁目〜大山山頂(60分)
セクション④:大山山頂〜見晴台(75分)
セクション⑤:見晴台〜八大坊上屋敷跡(55分)
セクション⑥:八大坊上屋敷跡〜男坂〜大山ケーブルバス停(40分)
*各セクションをクリックすると、そのセクションへジャンプします
セクション①:大山ケーブルバス停〜女坂〜阿夫利神社下社(95分)

このセクションでは、こま参道を抜けて女坂を登ります。途中には弘法の七不思議や大山寺など、山岳信仰にまつわるスポットが多く、飽きることがありません。

大山ケーブルバス停から舗装路を歩くと、ほどなくこま参道の入口へ。362段のゆるやかな階段の両側に、土産物店やとうふ料理を賞味できる茶店・宿坊が軒を連ねています。

こま参道の踊り場には、こまの模様が描かれたタイルが埋め込まれています。描かれたこまの数の合計が何ヶ所目の踊り場かを示しており、例えば写真の踊り場は7ヶ所目となります。

土産物店や茶店を両側に見ながら、いくつかのアーケードをくぐっていきます。

こま参道を抜けると、大山を源流とする鈴川を橋で渡ります。その先を右手に進むと、大山ケーブル駅があります。

大山ケーブル駅を右に見ながら直進すると、男坂と女坂の分岐があります。女坂は正面の階段を登っていきます。

鈴川の支流を木製の橋で渡ります。

大山の女坂は、例えば高尾山の女坂などと違い、基本的にはこのような階段が続きます。

大山寺を開山した初代住職は奈良・東大寺の初代別当(住職)もつとめた良弁(ろうべん)僧正ですが、三代目住職が弘法大師空海であったといわれています。
この由来から女坂の沿道には弘法の七不思議と呼ばれるスポットがあり、参詣者を楽しませています。その一は「弘法の水」、弘法大師が杖を突いた岩から水が湧いたという場所です。

弘法の七不思議その二は「子育て地蔵」。最初はは普通のお地蔵様として安置されましたたが、いつの間にかその顔が童子(わらべ)に変わっていたそう。このお地蔵様に祈ると、子供が健康に成長するといわれています。

すぐ先にあるのが弘法の七不思議その三「爪彫り地蔵」。弘法大師が道具を用いることなく、一夜のうちに手の爪で彫刻したというお地蔵様です。

弘法の七不思議その四は「逆さ菩提樹」。幹の上が太く下が細いため、逆さに生えているように見えるそうです。現在の「逆さ菩提樹」は二代目、初代の樹形はよりこの伝承に近い姿だったのかも知れません。

大山寺本堂前の参道を登ります。秋には頭上が紅葉のトンネルとなる場所です。

登り切った場所あるのが大山寺本堂です。左手の崖では「かわらけ投げ」という厄除けの儀式を体験することができます。

大山寺の裏手へ進みトイレを過ぎた先にあるのが、弘法の七不思議その五「無明(むみょう)橋」。話をしながら渡ると、端から下に落ちたり忘れ物や落とし物をするという少し怖い伝承がある場所です。参詣者を楽しませるだけでなく、気を引き締めるスポットもあるのが登拝らしいところです。

すぐに弘法の七不思議その六「潮音洞(ちょうおんどう)」があります。祠に近づいて心を鎮め耳を澄ませると遠い潮騒の音が聞こえるという、不思議な洞穴です。

石段を登った先にある弘法の七不思議その七「眼形石(めかたいし)」。人の眼の形をした石で、手を触れてお祈りすれば、眼の病が治るという伝承があります。石の上には十一面観音菩薩が安置されており、お賽銭も置かれています。

登山道は大山ケーブルがくぐるトンネルの上へと進んでいきます。このあたりから石段の傾斜は急になり、鎖や手すりが設置されています。

石段を登り切った場所で男坂が合流し、阿夫利神社下社へと進んでいきます。

石段を登っていくと大山公衆トイレ(チップ制)、さらに大山ケーブル阿夫利神社駅への入口があります。

さらに登った広場には、ルーメソ(ラーメン)の暖簾が目印のお休み処 さくらやがあり、その先の石段を登れば阿夫利神社下社に到着です。
セクション②:阿夫利神社下社〜16丁目(65分)

最初のセクションは阿夫利神社下社を経て表参道を登ります。登山道は洗堀(せんぼり)という溝状の地形沿いに続き、岩場が連続します。

堂々たる阿夫利神社下社の拝殿。ここでまずは参拝して、山頂の前社・本社・奥社をめざすことになります。

下社境内からも、江ノ島や三浦半島、伊豆諸島などを一望することができます。2015年に発刊されたミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」改訂第6版(フランス語)でも、この眺望が2つ星を獲得しました。

阿夫利神社下社・拝殿の地下は巡拝路となっており、「雨降(あふり)山」の別名を持つ大山のシンボルともいえる神水・大山名水が湧き出しています。

境内左にある天満宮の奥が、表参道の入口です。

表参道の入口・登拝門です。大山詣りが流行した江戸時代、大山山頂への登拝は夏の約20日間のみ許されていました。その期間は門の両扉が開かれ、それ以外は両扉とも閉ざされていたのです。
現在は片扉だけ開いた状態がおなじみですが、今も7月下旬から8月中旬の約20日間は門の両扉が開かれます。

登拝門をくぐるといきなり急な階段が始まります。階段の途中には「二丁目」と書かれた標識が。現在は住所でおなじみの丁目ですが、実は長さを表す単位で一丁目は約109mとなります。大山の表参道は登拝門からの距離を丁目標識で示しており、二十八丁目が山頂直下の前社前に建つ鳥居となります。

急階段が終わると登山道は一旦なだらかになりますが、四丁目付近からは不規則な石段が続くやや歩きにくい道となります。

五丁目付近の登山道。この付近も不規則な石段が続いています。

六丁目付近は千本杉と呼ばれ、登山道の特に左側には杉の巨木が林立しています。

七丁目の先にある巨木が夫婦杉です。左右で同じような高さと形の杉が仲良く並んでそびえており、縁起の良い御神木として信仰されています。

十一丁目あたりから、登山道は洗堀(せんぼり)地形特有の溝状になり足元は岩場が続きます。洗堀は多くの人間が通行することによる踏圧で裸地化した斜面が霜柱の融解によって泥濘化、さらにそこを雨水や雪解け水が流れ削られることで形成されます。

十二丁目先は洗堀地形が特に顕著な区間です。自然本来の山の植生維持や景観という観点では洗堀化は望ましいとはいえない状態ですが、この表参道を古くから数多の人々が歩いてきた証ともいえるでしょう。

十四丁目にある牡丹(ぼたん)岩。木の根元など足元にある球体の岩がぼたんの花に見えることから名付けられたそうです。

十五丁目にあるのが天狗の鼻突き岩です。岩に拳が入るくらいの穴が空いており、これは天狗が鼻を突いて空けたという伝承が残っています。

蓑毛バス停や浅間山(679m)方面からの稜線と合流する場所が十六丁目です。休憩にも好適で、ベンチが設置されています。
セクション③:16丁目〜大山山頂(60分)

このセクションでは、稜線上を大山に向かって登ります。特に二十丁目の富士見台から先は、西側(進行方向左側)の随所から、富士山や丹沢の山々を眺望することができます。

一六丁目から十七丁目付近は傾斜が緩やかになり、木道や木製階段が設けられた歩きやすい登山道です。

十八丁目付近からは、ふたたび岩場の登山道となります。

江戸時代には茶屋もあったという二十丁目の富士見台からは、地名通り西側に富士山を眺望することができます。

二十一丁目付近から先は、これまでの杉林から植生が変わって灌木帯に。落葉広葉樹であるため、晩秋〜冬には明るい雰囲気の登山道です。

二十二丁目の天狗沢展望台。ベンチも設置されており、東方向の眺望がよい休憩に適した場所です。

二十三丁目から二十四丁目にかけては、歩きやすい木製階段が整備されています。

二十五丁目でヤビツ峠からのイタツミ尾根コースが合流します。ここから山頂までは約0.3km、最後のがんばりどころです。

二十六丁目付近も洗堀地形の中の岩場や階段が続く登山道。その先にはシカによる食害を防ぐ柵と、蹄を持つシカなどが通過しにくい格子状の路面をつなげたグレーチング階段があり、これを渡ります。

二十七丁目には鳥居が建っており、いよいよ信仰の山・大山へ近づいている実感がわいてきます。

続いて二十八丁目の鳥居をくぐります。奥に鎮座しているのは阿夫利神社前社の社殿です。

ここまで来れば山頂は目前。階段を登った先に阿夫利神社本社が鎮座しており、参道を挟んだ左側には大山山頂茶屋があります。

本社の裏手をわずかに登ると、大山山頂の広場です。こちらには阿夫利神社奥社(大山山頂奥の院)が鎮座しており、大山登拝のゴールとなっています。

同じ広場には大山山頂標識も。東方向に展望が開けており、湘南海岸と江ノ島や横浜・東京の高層ビル群を眺望することができます。

大山山頂からは富士山も……と思いがちですが、この山頂広場からは見えません。山頂広場から左へ進み、山頂トイレ(冬季閉鎖)や電波塔を経て、山頂直下西側の広場へ進みます。

こちらからは西側の展望が開けており、丹沢山塊の名峰を前景に左奥に富士山を眺望することができます。
セクション④:大山山頂〜見晴台(75分)

このセクションでは、見晴台へ向けての下りとなります。木製階段が設置されている箇所が多いものの濡れている時は滑りやすく、斜度も急な場所があるので注意が必要です。

大山山頂東側の広場から、この木製階段を下ります。その先にも、グレーチング階段が一箇所設置されています。

木製階段が設置された、ジグザグの下りが連続する区間です。前方の関東平野や右手の相模灘などの眺望もありますが、気を取られすぎず足元をしっかり確認して進みましょう。

ジグザグの下りが終わると、しばらく平坦な稜線となり木道が設置されています。

やや急な木製階段を下りますが、その先には平坦な木道が伸びています。

木道から緩やかに登り返した場所が、大山の肩と呼ばれるピークです。この先は木製階段をつづら折り下っていきます。

左へ不動尻への道が分岐する場所です。今回は見晴台の表示にしたがって直進します。

分岐から先には平坦な木道が続いていますが、すぐにこのようなつづら折りの木製階段の連続へと変わります。

登山道がややなだらかになってくると、左手に小さなベンチが設置されています。この先にはふたたびジグザグの急な下りが待っているので、ひと呼吸ついて足を休ませるのもよいでしょう。

急斜面をジグザグに下る区間の始まりです。しっかりと木製階段が設置されていますが、谷側への転落に注意しましょう。

登山道沿いには写真のような緑の標識が点在しています。こちらはケガやトラブルで救助要請を行う際に、記載されている通報番号を伝えることで、捜索・救助関係者が通報者の現在地を把握するのに役立ちます。

この場所は斜面の崩落がかなり進行しています。鎖も設置されていますが、滑落に注意して通過してください。

ジグザグの下りが終わると、しばし平坦な稜線となります。しかし木の根や岩が露出しているので、転倒に注意して進みましょう。

谷側が板と土のうで補強されたやや急な木製階段。本格的な下りは、ここが最後になります。

あとはこの先をゆるやかに登り返していけば、見晴台は目前です。

たくさんのベンチ・テーブルや東屋が設置された見晴台に到着です。北から東方向が開けており、振り返ると大山が存在感抜群にそびえています。
セクション⑤:見晴台〜八大坊上屋敷跡(55分)

このセクションでは大山南東の斜面をトラバース(横断)するように進みます。ほぼ平坦なので登山終盤の体力的にも嬉しい区間です。

見晴台からは直進せず、右手の森の中へと続いている階段を下ります。

このセクションの代表的な景観であるトラバース道です。左手の谷側には、ほぼ全区間に転落を防ぐ柵が設置されています。

右手の山側はかなりの急斜面で、落石注意の看板が点在しています。写真のように落石防止ネットなどで対策してあるものの、大雨の時などは注意が必要です。

大きな沢をまたぐ部分には橋が設置されています。

右斜面にしめ縄が巻かれた御神木を見ながら進むと、斜面をつづら折に下る区間があります。

この橋を渡ると、二重滝とその手前にある二重社の社殿が見えてきます。

古くから修行者が身を浄める禊(みそぎ)の儀式を行ったという二重滝。龍神様が現れたという伝承も残っています。

砂防堰堤を横切って、奥に見える階段を登ります。なお、その先は谷側の柵が設置されていません。平坦で道幅も広いものの、注意しましょう。

このお社と鳥居が見えたら、ケーブルカー阿夫利神社駅は目前です。

下社へ向かう参道に出ました。こちらを左に進み、男坂・女坂の分岐を左に、男坂方向に進みます。

大山を治めていた別当(長官)の住居であり、西落院(さいらくいん)の別名もある八大坊上屋敷跡です。今は広場となっており、ベンチ・テーブルも設置されています。
セクション⑥:八大坊上屋敷跡〜男坂〜大山ケーブルバス停(40分)

このセクションでは男坂を下ります。傾斜が急な階段が連続するので、足元にはくれぐれも気をつけて。女坂と合流したら、こま参道を通って、大山ケーブルバス停に戻ります。

男坂はこのような石段が続きます。ロングコースの終盤には足にきつい区間ですが、石を切り出し規則正しく階段状に並べたいにしえの人々への畏敬の念も湧く道です。

石段はまっすぐなものだけでなく、写真のように曲がりくねった区間にも設けられています。

男坂の途中からは、大山ケーブルの中間駅・大山寺駅を木々の間から見下ろすことができる場所もあります。

傾斜が緩やかな区間でも、このように岩肌が露出している場所もあるので、スリップに注意しましょう。

眼下に山麓の大山ケーブル駅が見ながら最後の階段を降り、女坂と合流します。

大山ケーブル駅を左に見ながら、前方の橋を通って鈴川を渡ります。

こま参道まで戻ってきました。362段の階段の下りも、男坂に比べればほとんど平坦に感じるはずです。

沿道の土産物屋や茶店は夕方早い時間に閉店するところも多いので、下山が遅くなるとややさびしい雰囲気となります。

こま参道が終わり、舗装路まで戻ってきました。ゆるやかに下っていけば、大山ケーブルバス停は間近です。
大山の天気と地図をチェック
比較的手軽に登れる大山ですが、前述の通り標高1000mを超える山です。特に登りで利用する表参道は、濡れると滑りやすい岩場の登山道が続くため、事前に天気をチェックしましょう。また、地図も用意して計画した登山ルートをしっかり確認してください。
大山のふもと(伊勢原市)の10日間天気
日付 | 03月25日 (火) | 03月26日 (水) | 03月27日 (木) | 03月28日 (金) | 03月29日 (土) | 03月30日 (日) | 03月31日 (月) | 04月01日 (火) | 04月02日 (水) | 04月03日 (木) |
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天気 | ![]() 晴 | ![]() 晴時々曇 | ![]() 晴のち曇 | ![]() 雨のち曇 | ![]() 雨時々曇 | ![]() 曇 | ![]() 曇 | ![]() 曇時々雨 | ![]() 曇 | ![]() 曇時々晴 |
気温 (℃) | 25 7 | 28 14 | 23 11 | 26 17 | 11 11 | 12 8 | 12 5 | 13 7 | 16 8 | 17 8 |
降水 確率 | 0% | 20% | 40% | 80% | 80% | 40% | 40% | 70% | 40% | 40% |
データ提供元:日本気象協会
大山の登山指数
日付 | 03月26日 (水) | 03月27日 (木) | 03月28日 (金) | 03月29日 (土) | 03月30日 (日) |
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登山 指数 |
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登山指数の留意点
登山をするための快適さを、山頂や山麓の気象条件から、気象学的知見を用いて登山指数A~Cで表現をしています。降水量、風速、雲量などを総合的に考慮し、気象条件を独自計算したものです。
ただし、以下のリスクは含まれておりません。
- 雷の発生の可能性
- 前日の天気による道のぬかるみ
- 局地的大雨
- 土砂災害の発生の可能性
- 雪崩の発生の可能性
- 噴火の可能性
- 積雪の有無
- 濃霧
- 低温または高温
- 虫やヒルなどの発生状況
山の天気は大きく変わりやすいため、登山指数はあくまで目安としてご利用頂き、最新の気象データや天気図、各登山道情報をご確認ください。
なお、本情報に基づいた行為において発生したいかなる人物の負傷・死亡、所有物の損失・損害に対する全ての求償の責は負いかねます。ご了承下さい。
データ提供元:日本気象株式会社
大山周辺の山と高原地図
信仰の山・大山を満喫しよう

登山のアクセスは大山ケーブルバス停となりますが、山岳信仰の名残りはさらに山麓にも点在しています。大山詣りの人々が水垢離(みずごり)と称して身を浄めた良辨滝・愛宕滝や、伝統芸能・大山能狂言を披露するための大山阿夫利神社社務所の能楽殿など見どころはたくさん。
宿坊に宿泊するなどして時間的にゆとりをもって、登山の前後にこれらを巡るのもおすすめです。
※この記事内の情報は特記がない限り公開初出時のものとなります。登山道の状況や交通アクセス、駐車場ならびに関連施設などの情報に関しては、最新情報をご確認のうえお出かけください。