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山でも街でもヘビロテ級!マウンテンカラーパンツの魅力を徹底レビュー

山でも街でもヘビロテ級!マウンテンカラーパンツの魅力を徹底レビュー

「山でも街でも両方使えるパンツが欲しい……!」そんな人に人気なのがザ・ノース・フェイスの「マウンテンカラーパンツ」です。でも本当に山で使えるのか……?街でも違和感なくはけるのか……?疑問点を検証すべく、実際に山と街、そしてランニングで使用してみました!

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目次

アイキャッチ撮影:筆者

山と街をシームレスに繋ぐマウンテンカラーパンツ

マウンテンカラーパンツのコーディネート例
提供:Goldwin Online Store

山でも街でも、場所を選ばす使えると人気なのがザ・ノース・フェイスの「マウンテンカラーパンツ」

激しい登山でも使える性能を持ちつつ、日常でも違和感なく使えるとの噂。本当であれば魅力的ですが、実際のところはどうなのか気になるところ。

まずはその詳細を見ていきましょう!

シルエット|着こなしやすいテーパードシェイプ

マウンテンカラーパンツ フロント
撮影:筆者(身長180cm 体重60kg Lサイズ着用)

一番の特徴といえば、このゆったりとしたシルエット。

もも部分はゆったりとしている一方で、裾はタイトな「テーパードシェイプ」を採用しています。このデザインにより、リラックス感を保ちながらも、山歩きでは重要な「足さばき」を妨げることなく快適に動くことができるんです。

<前・後・横からはこちら>

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撮影:筆者

ザ・ノース・フェイスの代表的なパンツと比較してみても、シルエットの違いは明らか。スリムなアルパインライトパンツ、レギュラーフィットのバーブパンツと比べてみると、かなりリラックスしたシルエットであることがわかります。

ザ・ノース・フェイスのパンツ比較
撮影:筆者

リラックスフィットの良いところはスタイルをカバーしてくれるところ。私はO脚であるため、アルパインライトパンツの様なスリムパンツだとラインがくっきり出てしまいますが、マウンテンカラーパンツならその心配もなし。太ももやふくらはぎが発達していて気になっている人にもおすすめです。

素材感|ドライタッチなストレッチ素材

マウンテンカラーパンツ素材感
撮影:筆者

素材感はバーブパンツやアルパインライトパンツと比較すると、ややドライな肌触り。
汗をかいても張り付くことがなく、汗離れの良い素材感です。

マウンテンカラーパンツ_ストレッチ感
撮影:筆者

伸縮性が高い素材が使われており、上下左右とどの方向にもよく伸びます。足を大きく広げても引っかかる感覚はなく、これなら山でも街でも快適に過ごせそうです。

マウンテンカラーパンツ_撥水性
撮影:筆者

ちなみに撥水加工もされているため、多少の雨なら弾きます

厚み・軽さ|軽量性の高いやや薄手モデル

ザ・ノースフェイスパンツ_重さ
撮影:筆者

厚みは中厚手のバーブパンツやアルパインライトパンツと比べると少し薄めな印象。

その分軽いのも特徴で、バーブパンツが約450g、アルパインライトパンツが約385gある一方で、マウンテンカラーパンツは約295g(※)と約100g以上軽くなっています。耐久性や保温性は前の2つのパンツより劣るかもしれませんが、軽さや涼しさを重視したいときに重宝しそうなアイテムです。

シルエットに余裕がある分、保温性が欲しいときは下にタイツを重ねることもできるでしょう。

※全てメンズLサイズの比較です。

ディテール|利便性の高いデザイン

ポケット|2つのファスナー付きも含めた計4つ

マウンテンカラーパンツ_サイドポケット
撮影:筆者

ポケットは左右に2つと、

マウンテンカラーパンツ_ヒップポケット
撮影:筆者

後ろは便利なファスナー付きポケットを搭載

マウンテンカラーパンツ_左サイドポケット
撮影:筆者

さらに左サイドもファスナー付きポケットが配置されています。このポケットは縦長のため、山では地図やコンパスの収納に、街中ではスマホや財布の収納に便利なサイズ感になっています。

ウエストまわり|紐で調整可能

マウンテンカラーパンツ_ウェスト
撮影:筆者

ウエストはゴム仕様のウエストバンドにより、ある程度の遊びを持たせつつ、内側の調整用の紐によって自由にサイズ調整が可能です。

ロゴ|多様なシーンで使いやすい控えめな配置

マウンテンカラーパンツ_ロゴ_メンズ
撮影:筆者

ロゴはメンズモデルでは左ひざあたりに刺繍で配置されています。パンツカラーと同系色で控えめなデザインのため、主張が少なくより自然に馴染みます。

レディースのマウンテンカラーパンツのロゴ
撮影:YAMA HACK編集部

ちなみにウィメンズモデルは右後ろ腰あたりに配置。より目立ちにくくなっているため、街着を含めた様々なシーンで着用しやすいデザインです。

カラー|豊富なバリエーション

マウンテンカラーパンツのカラーラインナップ
画像提供:Goldwin Online Storeメンズ / レディース) 図作成:YAMA HACK編集部(2024年秋冬モデルのカラーラインナップ)

メンズ、レディースともに豊富なカラーバリエーションが用意されているのもマウンテンカラーパンツの魅力の一つ。一本のみならず、他のカラーもつい欲しくなってしまいます。

※画像は2024年秋冬モデルのカラー一覧です。変更となる可能性があるため、詳細は公式サイトを御覧ください。

フィールドテスト|山・街・ランでの使用感はいかに?

マウンテンカラーパンツ_フィールドテスト
撮影:筆者

マウンテンカラーパンツの特徴がわかってきたところで、実際のフィールドで使用感を確認しました。検証のフィールドは「山」「街」「ラン」の3つ。結論から言ってしまうと下記の通りです。

・【山:◯〜◎】低山や比較的歩きやすいルートでは大活躍。ただ岩場が多い難所や風が強い日の使用は注意が必要なことも。
・【街:◎】快適性・ファッション性ともに高く、4シーズンヘビロテ可能。
・【ラン:△〜◯】軽いジョギング用としては◯。ただハイスピードランだとややバタつきあり。

下記詳細をまとめていきます。

山での使用感【◯〜◎】

まずは山での使用感をチェックします。

マウンテンカラーパンツ_ストレッチ性
撮影:筆者

登山では頻繁に足を大きく上げるため、パンツの伸縮性は重要なポイントです。その点、マウンテンカラーパンツは4方向にしっかり伸びてくれるため、ストレスを感じることなく動くことができました。特にもも周りに余裕があるため、通常のパンツ以上に足の上げやすさがあります。

マウンテンカラーパンツ_軽量性
撮影:筆者

パンツ自体が軽量なのも大きなメリット。急登でも一歩一歩が軽く感じます。

マウンテンカラーパンツ_足さばきしやすさ
撮影:筆者

「足さばきのしやすさ」についても、問題なし。テーパードデザインで裾周りがスッキリしているため、足同士が引っかかることなく、スムーズに歩くことができました

マウンテンカラーパンツ_左サイドポケット
撮影:筆者

もも周りのジッパー付きポケットはやっぱり便利。山と高原地図がシンデレラフィットするため、地図を多用したい方にはより便利そうです
ただスマホの収納場所としては△。登山中だと大きく揺れてしまうため、軽めなもののほうが良さそうだと感じました。

マウンテンカラーパンツ_強風時1
撮影:筆者

一方で気になったポイントは風が強いとパンツがバタつくこと。この日は風が特に強かったこともあり、パンツが大きく膨らんだり張り付いたりしました。その影響で若干あおられたり、足元が見えづらくなるなど、歩行がしにくくなることも。

マウンテンカラーパンツ_強風時2
撮影:筆者

今回は特に難所はないコースであったため問題はありませんでしたが、高所の岩場や稜線など、慎重な足さばきが求められる場所ではやや不安に感じる可能性がありそうだと感じました。

とはいえ、全般的には山で求めたいパンツの機能を十分備えており、総じて快適な着用感となりました。比較的コンパクトになるため、予備として持って行く判断もしやすそうです。

難所を含むルートでの登山では、もう少しタイトめな別のパンツをメインとして使用しつつ、マウンテンカラーパンツは通常ルートで使ったり、宿泊地でのリラックスウェアにしたりすると良さそうです。下山後に温泉に入った後の着替えとしても活躍してくれるでしょう。

街での使用感【◎】

続いて街での使用感をチェック。

マウンテンカラーパンツ_街中1
撮影:筆者

一番気になっていたのは街で違和感がないかどうか。

Tシャツがよく合うことは山行でもわかっていたため、今回は白のストライプシャツを合わせてみましたが、結果全く問題なし

今らしいゆったりとしたシルエットを出せるため、いい意味で登山向けのパンツとは感じさせません。O脚である私の足のラインもしっかりカバーしてくれました。

マウンテンカラーパンツ_街中2
撮影:筆者

そして改めて感じたメリットが「軽さ」です。ビッグシルエットのパンツは重くなりがちですが、マウンテンカラーパンツは軽量なため、はいていて疲れません。キャンプなどのアウトドアや旅行先でも頼りになる一本だと感じました。

春・夏・秋はこれ一本で快適に過ごせ、冬もレギンスを合わせれば一年中活躍してくれそうです。

ファッション性、快適性、そして実用性のバランスが非常に優れており、他のパンツをさしおいてついヘビロテしてはいてしまうような、そんな高い満足感をもたらしてくれるパンツであると感じました。

ランニングでの使用感【△〜◯】

続いてランニングでの使用感をチェック。

マウンテンカラーパンツ_ランニング1
撮影:筆者

まずは軽めのジョギングペースで走ってみましたが、大きな問題はなし。さらりとした素材感のお陰で、汗をかいても張り付きません

タイトなパンツと比べると、ややパンツ同士が擦れやすくはありましたが、気になるほどシャカシャカ感はなく、日常のジョギング用として十分使えると感じました

マウンテンカラーパンツ_ランニング2
撮影:筆者

一方で、ペースを上げて1kmを4~5分ほどで走った際にはやや足元がバタつく感覚が。風の影響を受けやすいため、向かい風のときはやや走りづらさを感じることもありました。また、先程気にならなかったパンツ同士が擦れるシャカシャカ音もやや気になります。

スピードランというよりは、1km6分以上のゆっくりとしたジョギングペースで使うのが相性が良いと感じました

もしくは、ヨガやストレッチ、ウォーキングなど、激しい動きを想定しない運動であれば、ゆったりとしたシルエットが動きやすさにつながるため相性は良さそうです。

また、ジョギング後は着替えずとも、そのままスーパーに寄ったり、ちょっと一杯飲みに行ったりできるのも大きな魅力。街に馴染むデザインのおかげで浮きません。

まさにフィールドでも街でも、シームレスにはけるパンツだと思いました。

【結論】マウンテンカラーパンツはこんな人におすすめ

それぞれのフィールドでのテスト結果を踏まえて「おすすめな人」と「おすすめできない人」をまとめます。

<おすすめな人>

・山でも街でも兼用で使えるパンツが欲しい人
・登山では難ルートでの使用を想定しない
ジョギングや軽い運動でも使えるパンツを探している人
スタイルをカバーしてくれるパンツを探している人

<おすすめできない人>

・岩場など難ルートでも使いたい
・稜線など強風が想定されるルートで使いたい人
本格的なランニングでも使いたい人

ケア方法|自宅洗濯機でOK、乾燥は日陰干しで

マウンテンカラーパンツ_洗濯
撮影:筆者

洗濯は通常の衣類と同じく普通の自宅の洗濯機でOK。下記ポイントに注意しながらケアをしましょう。

①中性洗剤で洗う
②30度くらいのぬるま湯がベスト
③乾燥機は使わず、風通しの良い日陰で干す
④あて布をしてアイロンすると撥水力が復活

マウンテンカラーパンツでシームレスな山行体験を!

マウンテンカラーパンツ_着用イメージ
撮影:筆者

以上、マウンテンカラーパンツをご紹介しました。2本目以降の登山用パンツを探しているベテランの方はもちろん、登山に限らず、ランニングやウォーキングなどのスポーツ、更には旅行、キャンプ、日常生活など、様々なシーンで使いたいと思っている人にピッタリのアイテムです。1本で2度以上おいしい万能パンツとして、是非試してみてください。

ご紹介したアイテム

    ザ・ノース・フェイス マウンテンカラーパンツ(メンズ)

    素材Ripstop Recycled Nylon Active Stretch(ナイロン86%、ポリウレタン14%)
    サイズS、M、L、XL
    重さ約295g(Lサイズ)
    カラーエターナルパープル、モスグリーン、ミッドナイトペトロール、ケルプタン、ヒューズボックスグレー

      ザ・ノース・フェイス マウンテンカラーパンツ(レディース)

      素材Ripstop Recycled Nylon Active Stretch(ナイロン86%、ポリウレタン14%)
      サイズS、M、L、XL
      重さ約255g(Lサイズ)
      カラーオキシダイズドブロンズ、エターナルパープル、モスグリーン、ケルプタン、ヒューズボックスグレー

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